辻本実希のブログの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
寒さが急に厳しくなり始めましたね。
風邪・インフルエンザ…、マスク姿が増えてきました。注意が必要な季節ですね。


さて先日、最近私の担当地域で食事利用を再開して下さったS様・T様。
以前の利用から大分日にちが経っていたこともあり、訪問させていただき、再会です☆

4年前に利用していただいていたS様。
その時にも私が訪問させていただいていたのですが、すっかり忘れられていましたっ。
デイサービスに行った時に「食事の利用をしたいけど、どこが良いのかな?」と相談して下さったのが、現在利用中のO様。
O様から「ここの食事はおいしいよ!」とお聞きしてご連絡下さったようでした。

お1人暮らしで、以前お会いした時に比べて足腰が弱ってきてらっしゃる様子も見受けられたS様。
食事のおいしさも必要ですが、デイサービスからの帰宅後の食事準備の軽減や、ご健康の管理も含めてお届け再開です★


もう1名は、9年前に利用していただいていたT様。
9年前、ケアハウスへ入居されたため食事の利用は停止されました。
現在は週末になると自宅に戻られているようですが、その時の食事準備が大変なようです。

おばんざい屋さんから食事を届けてもらわれていましたが、味付けが濃いこと、休みが不定期で急なことがあることなどが利用しにくく感じられたようでした。
そんな時に思い返していただいたようで、「また頼もうかしら?」と考えていただいていたところに、ケアマネージャー様より「“はーと”を利用してみては?」と紹介して下さったようです。
偶然ですが、同じように“はーと&はあと”を思い浮かべていただいていたわけです。ありがたい☆

配送時間は早めにお届けする地域ですが、以前は外出されることもあり、煩わしいこともあったようですが、現在は自宅でゆっくりされているため問題のないとのことでした。
また、以前と配送員は異なりますが、配送員とのコミュニケーションなども楽しみの1つにしていただければと思っています。

T様は年末年始やお盆も安心して自宅に帰りたいと考えておられたため、年中無休の点も再開のポイントだったようです★

食事利用を再開される際、日にちが経っていたり、病状に変化などがあれば、再度訪問しています。
身体の状況は日々変化していきます。再会時にしっかりキャッチしていきたいと思います!


また、“はーと&はあと”では、年中無休で昼食・夕食をお届けしております。
T様のように、自宅で安心して年末年始を過ごしたいとお考えの方のお役に立てれば幸いです。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
赤・黄・緑の葉がキレイな季節になりましたね。
少しずつ散っているのが残念ですが、今から街はイルミネーションが多くなる季節でしょうか♪


さて先日、いつも土曜日に栄養指導しているクリニックの会員の会に参加してきました。
会員で何度か参加している方、初めて参加される方、奥様が糖尿病で旦那様が同席される方、などなど30名ほど参加される中、私も初参加です。

その中、実は緊張のひと時でした。
参加する皆さんは糖尿病患者さんです。
通常の食事提供であれば、もちろんカロリーオーバー!今回は調節して下さるホテルでの開催だったため、ご協力を得て献立を立てました。
料理名・ある程度の材料名や分量をお聞きし、糖尿病患者さんでもしっかり食べていただける『ハレの日の食事』に調節するのは、少し難しいものがありました。
栄養価だけを気にして楽しめないものでもいけないし、頭の中で想像している分量や味付け、見栄えの華やかさがなくならないだろうかと心配になりながら当日を向かえました。

皆さんの反応はどうだろう?と緊張しながらでしたが、
『大』まではつかないようでしたが、何とか『満足』いただけたご様子でした。
反省点などもありましたが、糖尿病患者さんでも楽しめるコース料理の献立を考える、貴重な機会になりました。

患者さんから「糖尿病だし、何にも食べられない」という言葉をよく聞くことがあります。
もちろん、前後での調節は必要になりますが、糖尿病の方でも好きなものを食べたり、外食などもして良いんです!
今回はタンパク質が少し多い料理となったので、夕食のおかず量を少なめにして調節したり、いつも知らず知らずしている間食を控えていただくようにお伝えしました。
次の日にも、あっさりめの食事内容にしたり、腹八分目を心がけたりされると、更に良いです。

おいしいものを少しずつでも長く楽しむこと、そのために他の日に少しセーブすること、その『少し』の積み重ねが食事療養を無理なく長く続けられるコツなんだと思います。
特に在宅で行う療養の場合はそうなんだと!


最近特に実感しています。
管理栄養士は何もできない…、もどかしいなぁと。
行動を起こすのは患者さん本人。患者さんがどうしたいのか、どうなりたいのか、そうなるにはどうしたらよいのか…、
そんなことを一緒に考え、療養に前向きになれるようなきっかけ作りができていけれれば良いなぁと思ってます。
まだ十分にできていないので、今は『思っています』ですが、いつか『します』と言えるように★

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先日、お休みをいただき、夢の国へ~♪
8年振りくらいにディズニーランド・シーへ行ってきました☆
ひと足先にクリスマスを楽しんできました。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
インフルエンザの予防注射が始まっていますね。まずは予防からです!


さて、53歳・糖尿病男性のT様。
今年の9月の中旬から入院され、食事利用は停止となっていました。入院が1ヶ月を超え、今回の入院は少し長引かれることかなぁと心配していました。
するとご家族様より連絡があり、「…亡くなりました」と。
外出していて、ご家族様からの連絡を直接には受けられなかったのですが、「大変お世話になって」とお言葉をいただいたようです。

T様は2007年から食事を利用いただき、当初は糖尿病でした。
詳しい数値は不明でしたが、インスリンをしていても血糖コントロールは不良。
その頃はまだお仕事をされていながら療養中で、糖尿病の方の食事である“カロリー調整食”を利用、その後一旦入院された後は、塩分の制限も加わり、“塩分調整食”を利用されていました。

入退院の繰り返しの中、途中から担当させていただくこととなったのですが、T様から病状のことを話して下さることはなく、栄養相談をさせていただくことも少ない方でした。
しばらくは今までと同じ食事で利用されていましたが、2011年の3月に腎機能の低下していることをお母様から連絡いただき、自宅へ訪問させていただきました。
糖尿病と糖尿病性腎症の療養の異なりなどを伝え、“カロリー・塩分・蛋白質調整食”を利用しながら、透析にならないようにと、T様の意識の中で、療養に前向きになられたように感じました。
その後も血糖値の上下があったり、ガンが発見されたり、いろんな疾患を兼ね合わせながら、2012年の7月に透析されることになり、“塩分・蛋白質調整食”を利用されていました。

その矢先の入院、ご逝去。
担当ケアマネージャー様から、「T様はがんばられていましたよ。療養にもすごく前向きに捉えられるようになられ、本来であれば透析ももっと早くにされていたでしょうし、ガンも発見されてあと少ししか生きられないと言われながら、ここまで生きてこられたことはよかったと思います。よく頑張りましたよ、T様。」
「同じように、辻本さんも頑張ってくれました。一緒にサポートできてよかったです」と。
何だか、学校の先生に昔『よく頑張りました』とハンコを押してもらっていたことを思い出し、嬉しく感じました★

どれだけT様の頑張りをサポートできたかはわかりません。
どれだけ透析までの期間を延ばせたかはわかりません。
でも、T様が在宅で過ごすに辺り、担当管理栄養士は私だけでした。
今ご利用中の他利用者様やこれから出会っていく利用者様に関しても、きっとそうです。
自信を持ってサポートできるよう、『よく頑張りました』をもらえるよう、今後も日々努力して行きます!!


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少し前ですが♪
皆さんはどんなハロウィンを過ごされましたか??


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
雨が降るたびに寒くなっていきますねぇ。
日陰より日向を探して、走っている今日この頃です。


さて先日、ケアマネージャーのY様の事業所へちょうどお昼頃の時間に訪問し、利用者様の状況を報告。
Y様からも近況などお聞きし、今後は「ここにポイントを当てて療養していきましょう」など、情報を共有!

Y様の担当の利用者様は2名。
O様は、2ヶ月ほど前から利用中です。糖尿病性腎症で、1人暮らしの男性です。
今まで糖尿病の時期が長かったこともあり、ご利用当初はなかなか療養の違いについていけない様子がありました。
調理に携わるヘルパーさんも、療養の違いがあることを知らず、糖尿病の時期の療養方法でお過ごしでした。
配食をご利用いただいてからは、療養方法を見直し、O様に適した食事内容で調えていただけるようになりました。
先日お電話してみたら、まだまだ見直しは必要な部分があるようでしたが、誤りがあればすぐに訂正できるのが“はーと&はあと”ならではです★

もう1名はM様。1ヶ月前から利用中の心疾患の女性です。
1回の食事量が少ないのですが、ご家族様の関与できる時間が少なく、インスタントやレトルトになることがほとんどのようです。
配食の頻度を増やしていただければ、サポートできる内容も異なると思いますが、まずは週に1回のお届けにより、1食に適した塩分量を知るところからのスタートです。
認知症もあり、ご家族様の知らないところで何度か食事している様子があるようなので、療養の難しさもありますが、在宅でできる範囲のサポートをさせていただくのが“はーと&はあと”ならではです★

ひと通り話を終え、失礼しようかと思ったところに、Y様から、
「今からお昼食べるの?雨降っているし、雨宿りも兼ねて食べていったらどう?」と。
Y様の事業所は老人施設と併設で、一般向けに昼食を提供されている食堂があるとのことでした。
ケアマネージャーの方と一緒にお昼ご飯を食べるというのは初めてのことで、30分程度の食事時間でしたが、何だかいつもとは違う緊張の時間を過ごしました。
更に思いもよらず、ごちそうになってしまいましたっ。
Y様、この場を借りて改めてありがとうございました!

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この日のメニューは・・・
ご飯・豆腐ハンバーグ・ほうれん草の和え物・コーンポタージュ☆
おいしくいただきました♪


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
一気に涼しくなってきましたね。これから雨が降る度にどんどん寒くなるようで…。
寒さに弱いので、早くも今後が思いやられますっ。


さて、いつもは週3回の夕食をお届けしているM様。
糖尿病性腎症のため、クレアチニン(Cr)や尿素窒素(BUN)の数値が悪化しないようにと、毎月ドキドキしながら通院されています。

そんなM様から先日電話があり、しばらくは毎日の夕食をお届けすることになりました。
検査表を確認させていただくと、ご病状が悪化傾向に…。
配食を参考にしながらM様なりに療養されているのですが、「なぜかなかなか下がらなくて。医院の先生より、しばらく毎日配食を利用してみてはどうか?と提案されたんです」と。
やはり、医師からの助言は強し!のようです。

透析にはなりたくない、という思いで日々療養中のM様。
配食の利用頻度が増えることで、M様が適した食事をされる日が増えます。
また、適した分量・味付けを目にすることが多くなることで、ご自身で調理する時にも今まで以上に注意されていくことと思います。
もちろん、M様の療養意識の維持へ向けて、私もサポートしていきます!
今までのM様なりの療養の中に、少し間違いや勘違いがあるのかもしれません。
一緒に探していきましょう。ぜひお手伝いさせて下さい!

在宅での療養において、検査数値にすぐ結果が現れます!
なんて一概に言い切れませんが、検査数値の維持や改善に繋がることを、M様以上に私も信じています★

実は、M様の友人のA様も一緒にお食事を利用いただき、療養中です。
A様は療養を断念しそうになられることがあるのですが、療養への意識の継続が大変重要です。
みんなで一緒に改善を目指していきましょうね!


さて、今回は珍しいものをいくつか発見しましたよっ♪
    
左から
昔の5,000円札…利用者様の集金時に。
生芸人(たむけん・スマイリー・藤崎マーケット)…休日の外出先にて偶然のイベント。
大根の入ったカレー…こちらも休日のカフェにて。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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