辻本実希のブログの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
急に涼しくなり、風邪をひいたりしていませんか?
寝冷えに注意の季節ですね。


さて先日、ヘルパーさん向けに勉強会を行ってきました。

「毎日の食事に一工夫 ~簡単・おいしい調理のポイント~」をテーマに、
・規則正しくバランス良く
・時間短縮して調理
・定番メニューで一工夫
・療養が必要な場合の一工夫(1日例)
について、食事の基礎から応用と、幅広くお話してきました。
最近は療養食を調理されることも多くなられている中、どんな食事を作るべきなのか?とお悩みの声がたくさんありました。

一般的な講義内容になりましたが、健常者の方・糖尿病の方・腎臓病の方向けに、
同じ食材でも分量を変えるだけ!
調理方法を変えるだけ!
同じドレッシングやジャムでも、病状によって適したものは違う!
これは良いと思っていたけど、こっちの方が良いんだ!
などなどの発見もあったことと思います。

介護報酬改訂により、ヘルパーさんの介入時間が減少したのに反し、課される役割は大きいもののようです。
業務内容は変わらないのに、業務時間が減少してしまっている現状・・・、
なかなかヘルパーさんだけでまかなえない部分があったり、最近は療養食に携わる方も多くなってきておられるようですね。

作り手が不安な状態であれば、食べていただく方の不安は取り除けません。
ヘルパーさん自身が知識をつけていただくことで自信を持った調理ができたり、選択ができることと思います。
時間がない中でも、必要な療養ポイントだけでも覚えておいていただくと、完璧な療養とはいかなくても、利用者様に必要な療養に少しでも近付けられますよ。

でも、それでも不安・・・。そんな時はどうすれば良いのか?
ヘルパーさんだけでなく、他機関と連携する必要があると思います。
利用者様に適した健康のサポートを行う、チーム一丸になることです。
栄養のことがわからない。でもどこに聞いたら良いのかわからない・・・。
栄養のことは管理栄養士に聞けば良いんです!
身近に管理栄養士がいなければ、連携できる対策を考えてみるのが良いと思います。
お届け可能地域であれば、“はーと&はあと”の管理栄養士がその役割をします!ぜひご相談下さい★

お届けするお食事で利用者様に必要な目安量や味付けを参考にしながら、お届けのない日の食事について、ご相談いただけます。

今回の勉強会は京都府が対象であったため、「もっと具体的に伝えたい!」そんな思いでしたが、お届けできない地域がほとんどで、“はーと&はあと”の管理栄養士の介入が困難なことが、大変歯痒い思いでした。
1人1人の病状・生活習慣や背景によって、療養の違いがあります。
ブログや改善事例紹介などに何か少しでも参考にしていただけることがあるかもしれません。
このホームページが、必要な知識の構築に活用していただければ幸いです★


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先日食べた、「いちじくと紅茶のパフェ」
甘い物の食べすぎには注意ですが・・・。
おいしかったので、久々に写真をのせてみました♪


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
急な雨降りが多かったですが、少し空も落ち着いてきたのでしょうか?
地域によっては災害でお困りの所もあります。予測できないだけに、予防策を立てておかないといけませんね。


さて先日、U様からお手紙をいただきました。
4年ほど前から、奥様の介護負担軽減のため、ご利用いただいています。
几帳面で神経質なU様。奥様は糖尿病のため、使用食材は「たくさんのものを少しずつ・・・」とバランス良く食事準備されていました。
しかし、奥様はアルツハイマー型の認知症・パーキンソン病などでもあるため、介護の方が大変で、食事準備に時間を費やすことが難しくなってきたようでした。
U様は現在80歳ですが、確か60歳代に奥様とご結婚され、ご病気を患われてからは、ずっと介護されているとお聞きしています。

現在、奥様は入所されましたが、良くお顔を見に行っておられるため、U様のみ食事利用は継続していただいています。
配送員にも奥様の様子をお話し下さることが多く、先日は「月刊誌に載るんです!」と伝えて下さっていました。

以前にも紙面に載られた際、男性の介護者のつどいなどもあるようで、奥様がご自身のことを理解されていなかったり、介護の辛さ・苦しみ、その中の少しの喜び・・・、そういった内容が書き記されていました。

今回は「施設入所させたことがよかった」という内容で載っていました。
当時の心身の疲れが溜まっておられる様子は、配送時にも感じとれていました。
1人で支えようと思うとしんどいですが、周りを見渡せば心強い仲間がたくさんいます。介護とは、皆さんに支え・支えられての日々なのだろうと感じた内容でした。

私たちも担当者会議の参加に声かけしていただくことが多く、利用者様の健康をサポートする仲間として参加しています。
食事を届けている会社で担当者会議に参加することは滅多にない、“はーと&はあと”の特徴だと思います。
参加することで、情報共有に繋がり、利用者様に一番適したサポートをみんな仲間で考える場に成り得るのだろうと思います!

今後も、お声かけ、お待ちしております☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
まだまだ暑いですが、空の様子や、影の出方が違うものだなぁと感じています。
秋はもう、すぐそこまで来ているのでしょうか??


さて先日から、週1回の昼食利用がスタートした、T様。
配食の利用は初めての、94歳・男性です。
難聴であるためか、コミュニケーションも上手く取れないところがあるようです。
配食は金額がかかるけど、遠くから毎日足を運ぶのは大変なんです。それに、やっぱり父が1人でいる時間が長いのは不安な面もあって…、と少し離れたところにお住まいのお嫁様。
ご新規の訪問時には、そんな相談を受けながら、お届けの頻度や食事内容を決めていきました。
T様・お嫁様の試食も一緒にお届けし、一度試してから考えます、とのお返事。
当日は登録はご遠慮され、申込書は利用を決められてから、後日に送付していただくことになりました。

その後の様子が気になり、1週間後に電話してみると、ちょうど今日他社を試してみるところなんです、と。
利用する予定ですが、頻度を考えていて、なかなか連絡できなくて…、と。

返事は急ぎません、ゆっくり考えて下さいね。と電話を終えて、1週間後。
お嫁様から電話がありました!

「週1回ですが、利用を決めました。明日からお願いします!」

よく聞くと、週2回は他社・週1回ははーとに決めて下さったようです。
値段は他社より高いけど、管理栄養士がいる安心感と、娘様の目と耳の代わりになる安否確認・コミュニケーションなどを重視していただけたようです。

週1回でも配食の意味はあるのです。
自分で選んだり調理したりすると偏りがちな食事も、バランス良く、苦手な食材も配食なら、と食べられる方もおられます。
見栄えや味が異なると、普段の食事の飽きを防ぐことに繋がります。
食事をすることに楽しみを感じていただけます。
食事が届くと、食べないといけない!という意識に繋がりやすく、食事量の確保に繋がります。
これらの様々な繋がりがもたらしてくれるのは、QOL(生活の質)の向上!

はーと&はあとならではの方法で、それらを感じていただけたら、大変嬉しいです☆
T様も週1回の配食に慣れていただき、継続いただくことでQOL(生活の質)の向上に繋げていただければ、と思います。


先日、約6年ぶりに学生時代の友達と再会しました♪
久しぶりでしたが、お互い相変わらずでっ。何だかそれが嬉しかったです!
昔に戻った気分で、懐かし話に花が咲きました♪


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
最近髪の毛をバッサリ切りました♪
関係機関に足を運ぶと、結構皆さんも髪型が変わっていたりして。
髪型を変えるだけでも、少し気分が変わりますよね★


さてさて、今回は私たち管理栄養士が関係機関を走り回っている役割を、少し。
介護機関では、居宅介護支援事業所や地域包括支援センター(高齢サポート)を中心に、
また医療機関では、病院やクリニックを中心に訪問しています。

管理栄養士それぞれで担当地域があり、関係機関への訪問回数や訪問内容も様々です。
担当の利用者様の最近の状況を伝えたり、パンフレットの補充やお知らせを持っていったり、“はーと&はあと”を必要とされている方がおられないかどうかなど、お聞きしています。

まだ数ヶ所の事業所にしかお知らせできていませんが、実は今、私の担当利用者様の改善事例がホームページにアップされているんです!
最近はその改善事例をお知らせに訪問しています。

まずは!と「ホームページ、見ていただいたことはありますか?」の質問をしてみましたが、
「いいえ」の答えはいくついただいたことだろうかというくらいに、たくさんの「いいえ」という返答が…。
パンフレットもありますから、他社様含め、なかなか配食会社のホームページを開く機会ってないようです。

でも、これが意外に充実していましてね◎
毎日更新中のブログだったり、ヘルシーメニューを実際調理していたり、…と話を進めていくと、
「今度ホームページ拝見してみようかしら」「またブログ見させてもらうわ」何て声も、少しばかりですがいただきました★

管理栄養士によって体験している内容は様々です。
いろんな改善事例や、その積み重ねでもあるこのブログたちも、関係機関のたくさんの方にも見ていただくことで、こんな時に配食が役立つんだなぁと参考にしていただけるものにもなることと思います。
私も勉強になっています。


配食会社はますます増えつつある中ですが、“はーと&はあと”は、ただのお弁当屋さんではないんですよ!
私たちは管理栄養士なんです!営業マン(ウーマン)やセールスマン(ウーマン)ではありません!
日々の流れに流されてしまうと、ふと忘れてしまいそうにもなっちゃいますが…、
そんな思いで走り回る日々です。

何名かのケアマネージャー様が、このブログも見ていただけていたら、嬉しいです☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
立秋を迎えましたが、まだまだ夏ですねっ!
モクモクの入道雲が青空に浮かんでいます。


さて1ヶ月前から配食利用が開始となったS様。
糖尿病・脂質異常症があり、土曜日のクリニックで栄養指導させていただいています。
先月の通院時にヘモグロビンA1cが9.8まで上昇!
ついに医師より、「次回の結果を見て服薬にしましょう」との言葉が…。
服薬に抵抗のあるS様は、その言葉が大変ショックだったようです。

医師の診察後に栄養指導室に入っていただいた時、S様から「どうしたら良いのかわからない。今までも食事内容に注意はしていたつもり。確かにつもりの部分は多いけど…」と。
それであれば!と提案したのが、はーとの配食★

「まず、1ヶ月間利用してみませんか?S様はできているつもりでも、もしかすると日々の食事量が少し多いかもしれません。
配食を利用することで、ご自身に適した食事量や味付けを知ってみませんか?
先生も1ヶ月は様子を見ると言って下さっているので、この1ヶ月間が、病状改善へのチャンスかもしれません!」
ということで始まった1ヶ月間。

最初は食べにくいと感じたこともあったようですが、実感したことも多かったようです。
いつもは配食よりも多い分量・味付けも濃いもので食べていたこと。
野菜が思ったほど食べれていなかったこと。
夕食後にちょっとだからとつまみ食いや、間食などの小さな積み重ね。
などなど…、何よりも危機感を感じながら過ごされた1ヶ月間。

でも、S様の努力はしっかり結果に繋がっていました★
先日は医師の診察前に栄養指導室に入っていただくこととなったため、私を目の前にドキドキと結果待ちのS様。実は私もかなりのドキドキでした!
結果は、ヘモグロビンA1cが8.9へと減少!1ヶ月で0.9%減少されました!!
無事服薬なしで、しばらく食事療養を中心に療養を進めることとなりました◎

いつもは意識『つもり』でしかなかったことが、配食を利用することで、しっかり行動『やる』へと移すことができておられたことが、今月の結果に繋がったのだと思います。
配食を利用するだけなのに、意識を行動へと移すきっかけとなるとは、素晴らしい◎

もう少し数値改善されるまで、頻度を落として利用継続いただけることになり、これからも配食を役立てていただけることとなりました。
今後もサポートいたします!



見て下さい!スゴイ瞬間じゃないですか??
ラッキーセブン☆★
どうやら、1ヶ月半ほどで1,000㎞走っているようです。
基準がわからないですが、多いのでしょうか?
まだまだ、走り回らなければ~!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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