島田天心のブログの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

暑くなってきましたね~深緑の季節です。
先日京都にいったときも鴨川で多くの親子さんや
学生さんが水遊びをしている光景を目にしてとても気持ちよさそうでした。

さて、もう二年以上配食を利用いただいている豊中のK様
かなり昔にブログにも登場していただきましたが大きな進展がありました。

ついに病院にいかれて検査をされたのです!!!
(え!それがなに?)と思われるかもしれませんが
このK様かなり変わり者で
腎臓病を患っているのに病院にいかず市民検診もされないため
どれぐらい機能が落ちているのか、療養がうまくいっているのかが不明でした。
ただ、とても元気な方で配送さんとも仲良しです。
毎日のご利用のため配達時の見守りを行ないつつ定期的な相談訪問では毎回のように
「病院行ってみてもらってください。検査してもらってくださいね」とお願いしていました。
でも、本人ががんとして病院は当てにならないと通院を拒否されていたのですが・・・

今年2月あたりから朝方のふらつきが頻発され、貧血かと思い、町医者に
相談に行かれたところ高血圧(上が200ぐらいあったそうで)と診断され
降圧剤を内服することに。そのときと5月に血液検査をされ腎臓の状態を
ついに知ることができました。
【状態はよろしくない】
 まあ、腎臓ですからよろしくなることはあまりないですが
 すぐに透析!という危険レベルではありませんでした。
K様はいまは降圧剤を内服することになり非常に残念がっているのですが
「腎臓の方は安定血圧は上が130の下が80以下に管理しておくのがいいんですよ
 今、毎日計られている値で上が140ぐらいですから、しっかり管理するためにも
 お薬はちゃんと飲んでくださいね」とお願いしました。

先日訪問したときはお世話に来ていた妹さまも一緒に話を聞いてくれて
やっとアセスメントに基づく相談ができるようになり、より細かくアドバイスできました。

これを期に定期的な検査・診察のため通院を継続してくれるとうれしいのですが
変わり者のK様ですから、上手に誘導していきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

GWすべて晴れのすがすがしい連休でしたね。
(連休中も出勤の皆々様、お疲れ様でした。
 年中無休で配達してくれる配送員さん、いつもありがとうございます。)
連休をいただける身の僕は、めずらしく実家に帰りのんびりさせていただきました。
春の木漏れ日の下、縁側でカーネギーの本を通読して過ごしてました。
(カーネギーの本といっても、完全版ではなく、いま巷で売れ筋ベスト上位の
 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらです)

さて、今日は県外からはーとの食事を注文されている方のお話です。
以前にもブログでお話ししたことがあったかもしれませんが
現在は兵庫県のある有料老人ホームにお住まいのNさま。
まだ、北摂が2食配送していたころにご利用いただいていた方で
昨年短期間だけ膵臓の食事療養のため脂質制限食を利用されていました。

そのときは、
「施設での食事では脂質が多く体調があまり芳しくなく
 お宅の食事を食べたいからまた利用したい」とお電話を頂き
ただ、「兵庫県まではお届けできなんですけど、どうしましょう?」とお伝えしたところ
「お宅の食事で療養してみたいから、週に数回豊中の自宅に帰るようにするので
そのときだけもってきてほしい」と懇願され
わざわざ食事を食べるために県外にお住まいのところを豊中のご自宅
(ご自宅も売りにだそうとされていた感じで家具などほとんどなく)
に帰ってこられる生活をされていました。

再開にあたっては施設で食べられている食事の相談を含め
間食などを上手にとりいれて脂質が取れない分
しっかりエネルギーを確保していただくことをご提案しました。

ただ、そんな生活も長くは続かず、一ヶ月ほど利用されてところで停止となってしまったのですが
昨日また相談の電話があり
「膵臓は比較的安定してきたのだが、今後は腎臓が悪くなってきたとDrに言われたので
 また、お宅にお願いしたい。今回は豊中の自宅で生活できる環境を
 作っておくので、自宅でどうしたらいいか教えてほしい」とのこと。

「え~!!!そうなんですか。膵臓と腎臓をケアできる食事ですか・・・。」
(ひぇ~膵臓と腎臓をケアしながら食事療養するとなると大変だなぁ。
 食種ひとつ決めるのも慎重に選択しないと。なにをどうしようなぁ~と思いつつ)

「わかりました。じゃ、また相談にお伺いします。しっかりプランを決めて
 それに合わせて食事内容を決めて療養しましょう」とお伝えし
Nさまがこちらにこられる今後の木曜に訪問することに。

実際の訪問はまだですが。、それまでに用意できる資料は準備し
Nさんに納得して安心して療養していただける方法を提案できるよう
精一杯知恵を絞って訪問に望みたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回はなが~くお付き合いしだした方のお話しです。

実は以前にブログにも登場していただいたことのある
箕面市お住まいのTさま。

糖尿をお持ちですが、好き勝手してきたせいで
脳卒中、心疾患などを患っておられ
焼肉・ラーメン大好きを我慢して食事バランス改善のため
サービスを利用されています。

以前のブログでは、停止から一年後に再開の連絡をいただき
覚えていてくれたこと、サービスが大きく改善され喜んでいただけたことを
書きました。

それ以降も、入院での停止はあったものの、週3回の利用を継続いただいておりました。

いまでは糖尿病の食品交換表を冷蔵庫に張って
1日の摂取カロリーを1600kcalに設定して
何をどれだけ食べても大丈夫を目算しながら食事をされていました。

また、訪問リハビリで体を動かして食事だけではなく生活全般も
なんとか改善できるよう実践されていました。

ところが、先日停止の連絡が・・・

(また、入院してしまわれたのかなぁ)と思い電話してみると

「おお!元気やで、入院ちゃうちゃう。
 また、ちょっと休むわ。
 頼むときは電話するしな。よろしく!」
と、あっけらかんと不安を払拭されてしまいました。

好きな料理だけではないはーとの食事を食べる大切さは理解しつつも
さすがに、そろそろストレスが貯まってきていたのかもしれません。

きっと、この方は、自宅で療養しつつ管理が甘くなってきたら
はーとを利用して、我慢が限界になる前にちょっと停止して
また再開する。そんな利用の方法を編み出したのではないでしょうか。

本来であれば、僕がもっともっと停止しても大丈夫な療養の方法を
ご提案するべきところ、ご自身で編み出されてしまいました。
これからは、長期の停止とちょっとの利用を繰り返しながら
上手に管理していただけるようフォローしていこうと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今日は、以前に書いた「そんなん勧めるなよ」のブログからの
後日談です(^^)

配食を利用しながらご自宅で節制され、ずっと血糖が安定していたSさんに、
他社のお弁当を勧められたケアマネジャーさんに会ってきました。
(結局は、他社の利用はなく今もはーとを利用いただいております)

ケアマネジャーさんとご本人様が話されていた内容を聞いてみると
ケアマネジャーさんの想い
(老後で一人暮らしであるし、月の料金負担を軽減させることはできないか)
と、本人様の
「ご飯は自宅で食べられるから、おかずのみがあったらいいなぁ」という
要望が重なり、他社でおかずだけ配食されている業者をお勧めされたようでした。

ケアマネジャーさんからは
「こういうのもあるけど・・・的な感じでお勧めしてみたけど、Sさんははーと&はあとのお食事がとても、気に入っているみたいね。
一人暮らしで寂しいから誰かと話したくて仕方がない方だし
配送さんとのおしゃべりも楽しみのひとつになっているのね。
本人が納得されて満足しているみたいだし、これからもよろしくお願いします」
と、おっしゃっていただきました。

たしかに、Sさまとても話し好きで僕が訪問したときも1時間ぐらいはつかまります。
配送さんからも、今日は長かった(^^)などの報告をうけることも。

相談+配食+コミュニケーションの相乗効果が満足度を高めていたことを
再確認しました。

Sさまのような方をたくさん増やせるよう、怒りは抑えて精進しようと思います。

※さらに後日、ケアマネジャーさんから、そんなにいいといわれる
 はーとの食事を試食いただき、ケアマネジャーさんからも
 合格の85点をいただきました。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
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こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

桜が満開ですね。京都でも北摂でもバイクの乗りながらでも
桜を楽しんでおります。
やっと暖かくなってきて楽になってきました。

万博公園の桜です。


さて、最近腎臓病関連の勉強会に連続で参加してきました。
ブログでもなんどか書いていますが、腎臓病の方が増えています。
そして、糖尿病から腎臓病を併発される方が増え
いまでは透析治療になる方の原因第一は糖尿病です。(以前は腎炎でした)

はーと&はあとの利用者さんにも、僕が担当している方にも
腎臓病をお持ちの方、ここ最近増えてきているのを実感します。

ちょっとむずかしい話しですが、腎臓病の進行を抑制するためには
1.塩分制限 2.水分制限 3.蛋白質制限 4.カリウム制限などなど
様々な栄養をお食事で制限・調整して療養していく必要があります。

しかし、療養していても少しずつ腎臓の働きを失ってしまい
最後は排泄ができなくなり、透析治療になってしまうのが現状です。

では、進行を抑えるのにもっとも効果的なことはなんなのか!
何をしたら、腎臓病の方を救えるのか!透析の方を減らすことができるのか!
その答えを見つけるべく、現在いろいろな医療機関、ドクター、透析クリニック、管理栄養士が
様々な療法を試みています。

が、まだまだこれだ!と言い切れるエビデンス(証拠・根拠)はないようです
(と、いうことを勉強会で聞いてきました)

でも、療養のベースとしてこれはしっかり管理しないといけないというポイントはあって
それは
1.塩分制限 2.血圧管理 です。

う~ん、やはりそれは外せない項目というか、必須なのですね。
(再認識、いやいや再々再認識です)

これを食事療養におとしこむと、薄味の食生活
薄味といっても、気持ち薄味ではなく、しっかりと1日の塩分量を6gとか5gとかに
守っていくことになります。

「こんな薄い食事食べられない。おいしくないから止めたい」なんて声は
塩分を抑えた食事を食べられている方からは日常茶飯事に聞きます。

でも、そのベースとなる塩分量で食生活を続けていくことが療養の最優先必須項目なんだ
ということを改めて認識しました。

つらい・いやだという気持ちには同調することはあっても、制限は緩めずに療養を続けさせる
それが利用者さんにとって一番の安心・安全・健康に繋がると信じて
これからの取り組んでいこうと感じた勉強会でした。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」