島田天心のブログの最近のブログ記事

謹賀新年。北摂管理栄養士の島田です。

ゆっくりとした年始の休みも終わり
(前回ブログで今年もあと数回のブログと書いておきながら)
気がつけば辰年がスタートしていました。
今年一年、昇り龍のように成長できるよう
社会人といて恥ずかしくない仕事をしていきたいと思います。

早速ですが今年1年のメインテーマの一つに『交流』を掲げます。
昨年一年はどちらかといけば、既存のお客様や関係機関の方との
交流は変わらず継続できたつもりですが
新しい出会いや、初めてお会いした方との関係性や連携の構築には
若干力を発揮できず、満足のいく一年ではありませんでした
(阪神タイガースも優勝できず)

今年はこれまで以上にいろんな方とお会いし交流を深め
食事療養をサポートするブランドしてよりよい会社・管理栄養士・社員に
なるにはどうしたらいいかを真剣に考えながら
ひとつひとつの相談・症例に真摯に向き合っていきたいと思います。

今年一年も皆様にとってすばらしい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは。北摂の栄養士の島田です。

今年のブログもあと数回、また1年が終わろうとしていますね。
かわらずバタバタした1年だったようにも感じますが
いい締めくくりを目指して最後のラストスパート中です。

さて、秋から新たに高槻の方の相談も担当をさせていただくことになり
先日ご挨拶兼ね訪問に伺いました。

前任のそのまた前任のことから、はーとをご利用のK様
インスリンを打ちながら血糖管理をされもう数年以上になります。
最近はなかなか血糖が落ちつかないようで
先生からも「180だったらO.K」とやや高めの
設定で療養されています。
夕食だけ配食をとられ、昼は自炊しているようですが何を食べているのでしょうか?

伺った日は、あまり体調がよくなかったようで
外出の予定をキャンセルされ部屋でゆっくり横になっていました。

雑談しながら最近の血糖の具合を聞いてみると
200を超えることもままあり、大変と・・・
夕食とっているのに、なぜか夕食前が高くなってしまって
せっかくとっているのにねぇ、とこぼされ
(Kさん、それは昼食に問題があるからです。夕食関係ないよ。昼何食べてんの?)
するとK様
「それに最近、血糖値がうすくなってきて読みづらくて測るのも億劫なのよ」といわれ
「ちょっと、機械みてくれへん」と
血糖測定器を直して欲しいといきなりのむちゃぶり。

(え!測定器のことはちょっとわかりませんよ、、、
 病院でみてもらったほうがいいのでは)と思いつつ
 わかる範囲でちょっと見ましょか。と見せてもらうと
画面がうすくなっていて、非常に読みづらい状態でした
「Kさん、これ電池がなくなってきてるんじゃないですか?
 結構長く使われてますこの測定器、電池交換されたことあります?」と聞くと
「去年か今年の始めから使ってると思うけど電池なんか交換したことない、
 電池が原因なん」といわれ奥から単3を8個、単4を2個持ってこられました。
これ、単4なんで、この2個でちょっと交換してみましょうか。
と、交換してみたところ、はっきり・くっきり写るようになりました。

「わ~はっきり見えるわ。ありがとう。よかった~
 もう、ずっと見えづらくて計りにくかったから、
 測定器の交換だけにまた病院いかなあかんかと思ってたわ。助かったわ」と、
とても喜んでいただき恐縮です。(電池交換しただけですが)

もちろん、そのあと昼にうどんや菓子パンなどを食べている時を聞き出し
乱れた食生活を直してもらうようお願いして訪問終了となりました。

食事だけじゃなくて機械の不具合で療養への不都合が生じる場合も
あるんですね!(レアなケースでしょうが)
きれいに見れるようになった測定器でいい結果がでるよう
フォローしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、北摂栄養士の島田です。

先日、冬の寒さ&節電対策に部屋着をひとつ買いました
スポーツDEPOでかった1900のフリース
めちゃくちゃ暖かいです!
最近の衣料の技術進歩は素晴らしいですね
こんなにあったかい服でもかさ張らず、ごわごわ感なし
アンダーシャツの上に着るだけでちょっとの外出でもO.K
暖房も必要ないほど、部屋ではぬくぬくしています。
(寒い冬は、このまま冬眠したいと願う毎日です)

さて、ちょっと前にはーと&はあとから自立して
(うちの社長は卒業という言葉を使っていますが)
療養をスタートされた方がおられます。

その方O様、高血糖を指摘されとある豊中の病院に教育入院され
そちらで食事指導を受け、退院後は配食を利用して血糖管理をされていました。

自宅でも食事を作られているO様。
最初にお伺いしたときも、自炊と併用しながら配食を
利用されることをご提案しましたが
「血糖が高かったし、自炊でどこまで病院と同じようにできるか心配だから
 当面はよくなるまで昼・夕とも配食でお願いします」
と毎日の食事を配食で療養されることに

最近ではめずらしいでしょうか、O様宅は三世帯の大家族です。
ご家族と一緒に食事されるのが日常ですが血糖を安定させるため
毎日の食事を配食で管理する決断をされ
僕からは朝食のアドバイスと、特に本人も気をつけなければと
意識されていたお菓子と果物の量をしっかり守ってもらうよう
お伝えさせていただきました。

食事制限に慣れない方は、病院で食べていたのと同じカロリー
味付けとは言え、昼夕はストレスがかかるものですが
O様は最初の意欲を継続され、配送員にも
「野菜から食べるようにして、おかずはしっかり食べているよ」
とお返事いただきながら、二ヶ月目には数値の低下が見られ
先生からも「このまま続けていけばいいよ」と励まされ
気がつけば、三ヶ月がすぎました。
「そろそろ、結果にはっきりとした変化出てきた頃じゃないですか?」
と、フォローをしてみると
「今度診察があるので、その時また先生に聞いてみます」といわれ
「6月末で8.7あったHbA1c(ヘモグロビンエーワンシーが)
 11月の検査で6.3まで下がりました。量も体が覚えたし
 これからは自分で用意しながら療養してみます」と
うれしく、はーと&はあとのサービスが自立していかれました。

しっかり食べ込んだので、結果が出やすいといえば出やすいのかも
しれませんが、良くなられて止められて行かれる方の声は
皆さん非常に元気でこちらも幸せな気持ちでお別れすることが
できました。

また、糖尿の状態が悪くなられたり、療養に困ったときは
サポートさせていただきますが、そのようなことがないことを
お祈りしております。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

1点を争う日本シリーズも終わり見事ソフトバンクホークスが優勝しました。
おめでとうございます。悲願の優勝!
(優勝キャンペーンとかで携帯料金タダになってほしい)

7戦ともに、息の詰まる展開が多くファンならずとも
ストレスのかかる試合ばかりでしたがほんの少しの差で明暗分かれるものですね。
(スポーツの醍醐味です)

さて、今日は一ヶ月ちょっと前からご利用いただいている
I様夫妻のお話です。

ご主人が糖尿病性腎症でDrから
「そろそろ透析の準備をしないとだめだ」といわれ
なんとかそれは回避したいと申込みをいただきました。
訪問すると奥様も糖尿病で数値は夫婦ともに悪く
食事もそれまでは外食やお惣菜が多く、自炊をする回数は
めっきり少なくなっている状態でした。

朝が弱く10時ごろに起きられて食事をとり
1日2食+間食の食生活スタイル。これまで食事に
気をつけたことがなかったが、さすがに透析は・・・と腹をくくり
とりあえず一ヶ月間頑張ってみたいと意欲は非常に高かったI様です。

状態としてはご主人の腎機能低下のスピードが早く
クレアチニンが3月時点で2.25だったのが6月で2.85、9月で3.69
と上昇していました。(とても早いスピードで悪化している
これは間に合わないかも・・・と嫌な感じがしましたが)
なんとか抑えたいとのご希望とご本人達の生活状況も加味して
毎日の夕食を配食で、朝と間食を自炊と補食でまかなってもらい
経過をみていただくことになりました。

今後のこと(透析導入など)も考えて、できれば今の内に
一度腎臓専門の先生に診ていただくことをお勧めしましたが
なんでも
「昔から近所の町医者で診てもらっているから他で検査するのは
 失礼にあたるし、今は食事でなんとかしたい」といわれ受診には後ろ向きで
しかし、数年前からの検査結果を出してきては
「よく見ると前から数値は高かったのに指導はなかった
 もっと早くいってくれればよかったのに。
 いよいよ透析か!という手前まできてしまった」と非常に後悔も
こぼされていました。
もちろん、糖尿の奥様にも栄養コントロール食で療養していただきつつ
自宅での薄味を徹底してもらいました。

ただ、よくなる可能性は非常に低く、難しい状態であることは
担当の介護相談員さんにお伝えし、ご本人のご期待に沿えないかもしれないことを
ご了承いただきました。

結果悪い予感の方があたり、配食をスタートした2週間後の検査では4.3とさらに上昇
最新の結果では4.8まで上がりDrからも透析の説明を受けに行くように指導され
「気力がなくなった、どうしていいかわからない」と相談を受け
先日一ヶ月後の相談訪問に伺ってきました
(訪問で透析の必要性と準備のことや、他の透析治療中の方のお話をお伝えし
 少し気力が回復され元気になっていただけましたが、相談らしい相談は
 できず、慰めるのが精一杯でした)
ただ、一緒に利用いただいた奥様の方は血糖が非常に安定し
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)も7.8から6.9と下がっていました
奥様は療養がうまくいき、ご主人はうまくいかず
明暗を同時に見ることになり、非常に複雑な心境でした。

透析導入後も療養は続けていくといっていただき
現在も継続いただいているI様夫妻。
なにかの形でご主人にも明を示せる日を目指して
サポートに取り組んでいきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは。北摂の管理栄養士島田です。

最近社長からの紹介で読書メーターなるものを始めました。
自分が読んだ本、読みたい本、読んでいる本、積読本をネット上で
管理して、自分が月でどれくらいの読書量をこなしているかを
計れるサイトです。
一般本はもちろん、雑誌やコミックなども登録でるので
すべての読書量を計れ、さらに同じ本を読んでいる人が他にどんなジャンルの本を
読んでいるのを知ることもできとてもおもしろいです。
残念ながら、僕としては最近新たに登録できる読んだ本がなく
読み込みが足りないなぁと感じています。

さて、先日医院で腎臓病の方の指導を受けた際
ためしてがってんの話題になりました。
いろいろな最新情報を発信してくれるためしてがってん
僕も録画して見ていますが為になります。

近年増えてきている腎臓病の話題を特集していたそうで
ご自身が腎臓病と指摘され興味津々でみられたようです。

腎臓病から透析になられる方の割合が多かったある市の栄養士の
取り組みを放送されていて、在宅へ訪問・栄養指導することで
年間の透析導入患者が減った事例が紹介されていました。

数回栄養指導を受けられたあと、
クレアチニンは2.5~2.8あたりで横ばいなのですが
なかなかたんぱく質の量を把握するのが難しいようで
腎臓病食品交換表をお勧めしました。

腎臓病食品交換表は食品あたりどれぐらい食べるとたんぱく質3gを
とることになるのかがグラム表示されていて
ご自身で蛋白質の制限を実践するのに重宝する専門書です。
ただ、1人で読みこんで内容を理解して実践するのはなかなか難しく
また、すべてグラム表示のため、細かい計算ばかりに注意してしまうと
あれもダメ、これもこんだけしか食べられないと
食事療養への意欲すらなくしてしまいかねません
(高齢の方や素人には、やや読みづらいのも欠点)
管理栄養士のサポート力が試されます。

さいわいにも、この方はお知り合いに透析をされている方がおられ
「透析なんかなるものじゃないよ。食事でがんばって」とエールを
もらっていることもあり、食事療養への意欲は非常に高いです。

意欲を持続できるよう期待にこたえてしっかり
腎臓病のケアができるよう
僕ももう一度交換表を読み返して指導していきたいと思います。

※もちろん、読書メーターにも登録して読書量を足しておこう


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
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