糖尿病の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。
暑い日が続いていて、食欲不振な方も多いようです。何とか、この暑い長い夏を乗り越えたいですね・・・

先日、1年ぶり位にお電話くださった利用者様。
48歳、女性、糖尿病、アルコール依存症、ヘビースモーカー、お母様と同居、性格温厚。

初めてお電話を頂いたのは2006年。糖尿病で血糖値が高くなってきて、ヘモグロビンA1Cが6.8%になったのでどうしたらいいか?とご相談のお電話がきっかけです。
それから、ヘモグロビンA1Cは6.4%⇒6.0%⇒5.8%まで下がり、1年後、5.2%になり維持できていました。アルコールは飲まなくなり、煙草もなしに!すごい!

私も必死でフォローしたというよりは、一緒に、何をすべきかを考えました。
間食が止められそうにない時は、ゴミ袋持参で、お菓子類を回収する勢いで会いに行ってました。
『何とかしたい』という思いは通じます。
いつも一番大事しているのはその方の背景や生活そのものです。あまり、本に書いてあるような、制限すべき事はいいません。
むしろ、聴き役です。せっかく出会えた方、その方の人生そのものにすごく興味があります。人生の先輩ですので。そう思い接するとすごく学ぶ事が多く、その方を知ることができ、お互い距離がぐっと縮まります。
食事療養を実行するのは本人なので、いかに『やろう』と思ってもらえるかです。
そう思ってもらえる事ができれば、あとは、一見遠回し(笑)かつ超具体的な事をお伝えするかです。
はーとの管理栄養士の一番重要な仕事で、私達の喜びでもあります。

この女性は、本当にがんばってられました。なので4年間利用後、1年前に一旦、はーとの食事をお届けするのは、ストップしてました。
が、この女性の食事療養が終了したわけではありません。私との信頼関係が終ったわけでもありません。
数値がよくなって、食事を届けなくなった方にはいつも言います。数値が悪化してきたり、食事療養に不安がでたら、また、何か悩みができたら絶対お電話くださいね。
また、一緒に考えましょう、何かお役に立てる事があるかもしれません!とお伝えしてます。
この女性が、先日私あてにお電話をくださったのは、ヘモグロビンA1Cが5.2%で維持できていたのが、7.2%まで上がってしまって、また相談したいということでした。

食事もまたお届けしています。
糖尿病なのでもちろん病院に通ってられ、栄養指導も受けてられるのですが、本当に困ったら私を頼ってくださったことがとても嬉しいです☆この仕事をやっている醍醐味です☆
長い人生、数値が改善したり、悪化したり、当然です。が病状が重症化して入院になるような事は避けたいです。
弁当屋ではないので、食事をたくさん注文して頂くこと
が目的では全くありません。
末長~~く1人でも多くの方の食事療養と共に歩いていく事が壮大なテーマであり、私のやりがいです。
やはり、もう一度会いたい人、もう一度、話したい人になれるよう腕を磨き続けることが仕事だと確信してます。

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 7/16祇園祭り宵山にいってきました。
祭り好き家族なので毎年いってます♪すごい人の多さでした。娘があてもので当てた、今人気の花かっぱが、私には妙に邪魔(娘に怒られそう)です!

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。めでぃ京都の藤本です。
暑いですね~。
毎日この暑さで、体力がどんどん奪われていっています。
こんな時には、しっかり食べて、しっかり休む!
睡眠時間もちゃんととらなきゃな~と思っています。
暑さですぐに目が覚めちゃったりするんですけどね・・・。

この時期の京都といえば祇園祭。
四条界隈にはいくつもの鉾がたてられています。
あ~夏だな!!と感じます☆

さて、先日お電話があったN様。
糖尿病で栄養コントロール食をお届けの方です。
電話の内容は「今の食事は食べられてないし、普通食はないの?」

もちろん、普通食(弊社では健康バランス食といいます)はあります。
でも・・・「普通食ありますよ。じゃあ変更しますね。」なんて簡単には言いません!

最近の血液検査の結果や、配食以外の食生活もしっかり見せていただいてから、食種変更を考えましょう、とさっそくN様のお宅へ。

いちばん新しい検査結果はなくしておられてわからなかったのですが、
血糖値は下がってない、変わりない、とN様。
配食は(火~金)の夕食のみです。
それ以外の食事は?と確認すると、お惣菜を買ってこられたり、外食したり、とのこと。
「揚げ物類は控えているけどね」とのことですが、
以前からあんまり・・・と言っておられた野菜のおかずはやっぱり少なめのようです。
それから、間食のジュース。
私が訪問したときにも、「ちょうど作ったとこやから、飲んで」と出してくださったのですが、
「バナナ1本、りんご半分、ヨーグルト大さじ3杯、牛乳は目分量」をミキサーにかけたお手製のジュースです。
あれ??たしか5月の検査結果を見せてもらったときに、お医者様からこのジュースをやめるように言われたっておっしゃっていましたよね?
「そうやったけ??」
あれ?私、なんでやめるように言われたのか、お伝えしましたよね?
「そうやったけ??果物とヨーグルトとかやし身体にいいと思って」

ちゃんとお伝えできてなかったのですね。反省です。
果物も乳製品も、決して身体に悪いものではありません。
でも、適正量以上になると、血糖値をあげるもとにもなります。
果物の適正量の資料を見ながら説明。
もう一度、このジュース、やめていただくようお伝えしました。

さてさて、元をたどれば、「普通食に変えたい」というご希望でした。
とにかく栄コンは味も頼りなく、ほとんど食べない時もあるようです。
「せっかくとってるのに食べへんかったらもったいないしな」とN様。
それはごもっともです。
「一回、普通食を試してみたい」と。

今お届けしている栄コンとの違い(健バラでは今のものよりもカロリー・塩分が多くなります)、
カロリーがあがるということは、糖尿病への影響もでてくることをお伝えした上で、
健バラへ変更をしました。
その代わりに、と私からのお願い☆
「ジュースはやめてくださいね!!」
「検査結果を見ながら、健バラで大丈夫か、私もチェックしていきます。」


辻本さんのブログにもありましたが、
普段関わることの多い糖尿病ですが、まだまだ知識不足だったり、一面からしか見ておらず、気付けていない部分もたくさんあったりすると思います。

でも、今の私の頭をフル回転させて、N様をサポートしたいと思います。
なんとか、食事療養を前向きに取り組んでいただけるように。
きっと血液検査という目に見える形で結果がでてきたらN様もやる気になるはず、そのためには何ができるのか、どうしたらいいのか。
考えて、N様と一緒に取り組んでいきたいです。

まずは、次回検査まで。
ジュースをやめていただいて、野菜もたっぷりとってくださいね☆


先日、父と母と、近江八幡のクラブハリエに行ってきました。
  

焼きたてバームクーヘン♪

美味しかった~(>_<)☆☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは!めでぃ京都の寺田です。
毎日暑いですね~!
今日バイクに乗っていると『四葉のクローバのヤサカタクシー』を見かけました♪
これに乗ると幸せが訪れる…というジンクスがあるらしいですね!
見かけたのも初めてだったので、なんだか幸せな気分になりました☆

さて、今回は、フォロー訪問に伺った56歳の男性、Ⅱ型糖尿病の方のお話しです。

約20年程前に糖尿病が発覚してたのですが放置。
約4年ほど前に別の病気で通院したとき、
主治医の先生からのすすめではーとをご利用しておられます。
4年前はHbA1c7.0.しかし、現在は10.2!!
状態は悪くなってられました。
なんといっても、この方はまだ56歳とまだお若い。
合併症にならないかが心配になります。
合併症についてご理解されているのかどうかお伺いしてみると、
『合併症って怖いっていいますよね。でもなんだかぴんと来なくって…。今は何ともないですしね』
と、まるで他人事のよう。

糖尿病の合併症は、発症から10年ほどたったころから発症するといわれています。
この方は、HbA1cも高く、糖尿病と診断されてから約20年経過。
「このままの食生活を続けると、透析、失明、足切断・・・」などと、合併症についてお話しをさせていただきました.

『う~ん、やっぱり怖いですね、でもどうしたらよいのか、間食もなかなかやめられないし…』と難しい表情。

食生活についてお伺いすると、どうやらあま~い菓子パン、ポテトチップスなどが好き。
さらに夕食の後におなかがすくと、近くの外食店に行くこともよくあるとのことでした(昔よりは減ったかなと)。
さらには野菜はあまり食べない、朝はパンとコーヒーだけ。
いかにも糖尿病になりそうな食生活。
改善の余地、大有りでした。

ご自身では、何が変えられそうですかとお伺いしてみると、
『間食が多いのは悪いとはわかっているので・・・、
これから間食を減らしてみます!・・・できるだけ。』と宣言してくださいました。

最後に小さな声で『できるだけ』とつけ加えた発言に、自信のなさを感じてしまいましたが、ご自身でも間食が問題だとご理解はされているようでした。

「せめて夕食後の夜食を控えるだけで、カロリーを抑えることができますし、体重減少にもつながりますよ」とお伝えさせていただき、なるべく体重も細目に量るようお伝えしました。

最後に
『食事のこといろいろ話したけど、これを踏まえて配食の内容が何かかわるんですか?』と質問がありました。

いえ違うんです!
はーとのお食事は、この方にあったカロリー量とバランスの目安として35食種から選ばせていただきお届けしています。
こうしてお話しをお伺いすることで、配食以外でのお食事について、あなたに合ったアドバイスをさせていただいて、ご自身の力で食生活全般を見直していただくお手伝いができればとおもっているんですよ☆

このようには何度かお伝えしたつもりではあったのですが、心に刺さっていなかったようで反省です。

しかし、糖尿病を改善していくためには、
配食に頼るだけではなく自分が努力しなければならない
ということを改めて確認していただけたようでした。

まだまだ説明の仕方がへたくそです(><)
説明だけでなく、話を聞く力も、提案する力もまだまだです。
もっと良いアドバイス、伝え方を日々模索中です!
頑張ります☆

はーと&はあと 管理栄養士 寺田 満里子

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
梅雨真っ只中ですね。
昨日は、小山さんが研修の為、私と一緒に外をまわりました。(久しぶりの同行で、少し緊張しました!)
小山さんの雨女パワーと雨雲が重なり、ずっと雨が降り続いていました。
こんな日は滑りやすく、視界も悪いので、安全運転第一ですね。

さて、私が医院さんで栄養指導を担当している患者さんで、ちょっと癖のある方がおられます。
先月5月より栄養指導が始まったのですが、苦戦しています。
今日はその方の話です。

T様、70歳台、男性で糖尿病の方。
糖尿歴は30年来。

ここ何年かヘモグロビンA1cは6.0%前後というかなり良好な数値で推移されていました。

ところが、今年にはいってから、6.3、6.6、7.0%、、、と上がり始めています。
というわけで、Drより栄養指導を受けるよう言われ、初回指導に来られました。

最初のひとこと目が、「もうすぐ死にますよ」でした。
決して消極的な感じではなく、私に挑むような感じのおっしゃり方です。

どうやって話を進めようかと思いながら、
いやいや、まあちょっと話をしましょうと、栄養指導が始まりました。

「何でも質問してください。私はね、自分で気を付けているから。ほんとうに粗食ですよ。戦後の時代だから。何も贅沢なものは食べてない。」
もう糖尿病のことは知っていますし、実行もできていますよ、と、悠然と構えておられます。

でも、質問してください、と言われた割にご自分でどんどん話されるので、
どうやら話好きらしい、と思い、どう進めようか考えながら、話をお聞きしてみました。

すると、奥様はまだ仕事されているので昼は自分で考えて作っている、お菓子は高級な和三盆を使った○○をたまたま昨日は食べた、
ついこの間まで自転車に乗って外を走っていたけど今は家の中でマシンを買って運動している、等いろいろキーワードがでてきました。

お菓子は月に数回とのことなので量をまもれば大丈夫、運動はとってもいいしぜひ続けて、と相槌をうちながら、自分で作る時の昼食のバランスの話をしました。

もう知っているし、といった様子で話半分で聞かれ、
さらに休日は競馬に行っていてどの馬が強くていつのレースの何がなんちゃらうんちゃら・・・という別の話が始まったので、キリのいいところで切り上げました。

こうして、次回までの目標を決めて、初回の指導が終りました。

そして2回目の指導。
来てくれるか少し不安だったのですが、来てくれました。

目標は守れましたか?とお聞きすると、「は?」といった様子。

“昼食を自分で調理する時にも野菜をプラスする”という内容だったのですが全く気にされてなかったようです。
自分は好きなだけ話して、私の言った事は馬耳東風でしたか!

でも、数値がこのまま上がり続けたら、競馬にもいけなくなります。
目が見えなくなったり、透析になったり、合併症の怖さもご存知ですよね?

「ところであなた、私昔はね、映画の仕事をしていたんですよ。」とまた別な話が。
昔はそうだったんですね~とお聞きしながら食事の話も交え、やっとこさ2回目も同じ目標を決めて終りました。

次回も来て下さい、と言うと、「また来んならんのかいな?」と。
口ではそういいながらも、来てくれそうな感じを受けましたが、この方のやる気を引き出すにはどうしたらいいのでしょうか?

もう少し打ち解けて私を信用してくれるようになってくれるまで、根気よく話をお聞きし、糸口を見つけていかないといけないのかなと思います。
来月は目標を覚えてくれているかな。

栄養指導もはーとの利用者様でも、食事療養のやる気を引き出して継続させられるようサポートするのって難しい・・!と感じます。
でもうまくいくと、本人も私も絶対にとってもうれしいので、なんとかうまくサポートしたいと思います。

他のメンバーにも相談してみようと思います。


先日、紫陽花で有名な三室戸寺に行ってきました♪
こんなに多くの紫陽花を見た事がなかったので、感動でした★



はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
6月も真ん中。雨の日もあったりと梅雨を感じます。
あっという間に夏がきますね。
寺田さんも書かれていましたが、そろそろ日焼け対策しないと!
本当は3月くらいから日焼け対策は必要だそうですが、日焼け止めがあまり好きでないアタシはついついサボりがち。
手の甲はすでに焼けています…(^_^;)

さて、日々栄コンの利用者様への訪問をしています。
ご病状の確認もしながら、お届けしている食事の変更は必要ないか、
配食以外での食事はどうしておられるのか、いろいろとお話ししています。
そんななかで、ひとつ嬉しい事がありました。
長い間糖尿病食を利用してくださっている方なんですが、15時のおやつが毎日の日課になっています。
配送員さんからも血糖値があがるから控えてくださいと声かけしていただいていたのですが、
なかなかやめられないのが現状。
そんななかで訪問して、血液検査の結果の話をしながら15時のおやつの話もしてみました。
「もらい物が多くて、ついつい食べてしまうんよ。」
だめなことはわかってる、でもやめられない。
食事療養の難しいところです。
でも、この方の血糖値は高い状態。
今は大丈夫でも、このままではこの先合併症のリスクは高まるばかりです。
お医者様からも聞いておられるとは思いますが、再度合併症の話をして、
こんな提案をしてみました。
「毎日のおやつではなくて、1日おきにしてみましょう」

そのあと、しばらくして、配送員さんからの嬉しい情報が届きました。
なんと、毎日だった15時のおやつを1日おきにしているとのこと。
配送員さんも、「今日は食べない日ですよね」と声かけしてくださっているようです。

この仕事を通して「食事療養」に携わるようになって1年。
最近思うのは、「自分のできる範囲で長く続けてもらうことが大切」ということ。
これまでの習慣を急に変えるのは、とっても難しいことです。
でも、このままだとこの先どうなるのか、を伝えて、
だから、今よりもちょっとでも改善してみませんか、と提案するのが私の役目なんだな、と思います。
例えば、味が濃いのがお好きな方が急に塩分6gの生活をするのは、きっと難しいです。
でも、毎日に3回飲んでるみそ汁を1杯にする、漬物の量を減らしてみる、
今すぐにでもできることは何かを一緒に考えて、
それを続けてもらえるようにサポートしていくことを第一に考えたいと思っています。

今回の利用者様のように、毎日のおやつが1日おきになるだけでも、すばらしいことだなと私は思います。
でも、それが今だけにならないように、声をかけて頑張っていただいて、
1日おきが新しい習慣になってきた頃には、また次の目標を一緒に考えていきましょう!!

こないだ実家に帰ったときに、バラ園に行ってきました。
 

ちょっとピークは過ぎてしまってるかな、という感じでしたが、
それでもすごくキレイでした☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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