糖尿病の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
いよいよ梅雨にはいりましたね。
雨が降るたびに緑が濃くなります。
最近ハーブを買いました。
雨を浴びてどんどん大きくなっています。

植物が雨で生き生きするのはとってもいいのですが、自分が降られるのはちょっと勘弁!
と、思いながら今日もカッパで走っています。



さて今回は1年ぶりの再会の話です。
1年半程前に、新規で訪問させていただいた方です。
半年ほど続けられ、1回やめて、半年後もう一度やろう、と再開され、やっぱり食事療養が続かず、またやめてしまわれました。
ご利用当時は何度か訪問してお話もしていたのですが、
“食事療養を続けたい!”と思っていただけるように話す私の言葉も届かず、
力至らず、と気になっていた方です。

今回数値があがり、またはーとを利用したいと、お電話を下さりました。
3度目の配食です。
うれしいことに、私のことを覚えていてくださりました。

早速ご訪問しました。
F様、70歳台の女性の方です。お1人暮らしです。
小柄でおしゃれな、(20歳台の私が言うのも失礼かもしれませんが)かわいらしい方です。
社交的な方なので、友人と一緒にお出かけしたりカラオケに行ったりして、外食も頻繁です。

長いこと糖尿病を患っておられ、何度も教育入院を繰り返しておられます。
最近のヘモグロビンA1cは10.5%。
かなり高く危険な状態です。ご自分でも、このままの数値では危ないと感じられました。

栄養指導は何度も受けておられて、食事療養の基本は知っておられます。
高血糖が続くと、合併症で透析になったり、目が見えなくなったりするのも知っておられます。

「分かっているけど、できひんの。」
「そうしたらいいんだけどねぇ、できひんのよ。」
「ひとりやし、家にいててもしょうがないし。」
「でも透析は絶対嫌!」
彼女はよくこう言います。今回の訪問時も言われました。

でも、何か変えないと、このままじゃ腎機能も低下してきます。
できることはどんなことでしょう。
ご本人と相談し、
まずは、外食を減らし、夕食を栄養コントロール食にし、バナナは食べないことを約束しました。
次の検査まで様子をみることになりました。

「まぁやってみるわぁ。」とご本人。

私の中ではリベンジです。

これで数値が下がり、ご本人のやる気を継続できれば、あとは軌道にのせられると思うのですが!
またお電話くださり、頼ってくださり、とてもうれしく感じました。
結果いい結果を出せるよう、サポートさせていただき、F様の喜ぶお顔が見たいと思います。
3度目のチャレンジ是非成功させたいです★


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
今年は早く梅雨入りしましたね~
少し朝夕は涼しかったりもしますが、この時季から水分摂取にはご注意くださいね。

さて、先日来られたクリニックの患者様。
50歳代、女性、糖尿病、高血圧、脂質異常症ありのI様。
栄養指導に来られて、1年3ヶ月になります。
今まで1ヶ月に1回のペースで受診されていましたが、次回から2ヶ月に1回になりました。
その理由は血糖コントロールが良好だからです。

1年半前に糖尿病が発覚。
その当初は、HbA1cが10%。
初回の栄養指導時に、「自分が糖尿病になるなんて思っていなくて・・・どうしたいいですか!?」とおっしゃっていたのを覚えています。
それが、今では、服薬なしで食事療養、運動療養でHbA1cが5.7%になりました。
もちろん、血圧やコレステロール、中性脂肪なども全てクリアです。
体重も13kg減量されました。もちろん急激に減ったわけではありません。
この1年3ヶ月をかけて少しずつ減量されました。

そんなI様、5月の半ばに10日間ほど入院されました。
耳の鼓膜の手術を何十年も前に受けておられ、その再手術のためです。
入院中、自分が糖尿病であることをちゃんと伝え、糖尿病食にしてもらったそうです。
その感想は・・・
「自分でも今までちゃんとしていたつもりだったけど、味や量について勉強になった。
あそこまで完璧には無理だけど、意識が高まりましたわ。」と。

そうですね、頭では、理屈では、わかっていても、その通りにいかなかったり、できないことあります。
また、できていると思っても、微妙に違っていたり。
そんな時に、目で見て、食べてみて初めて分かる事があります。それが体験学習ですね。
I様は入院することで、体験学習をされました。
でも、なかなか入院する機会はないですよね。入院を拒まれる方も多いです。
そんな時は、是非はーとにご連絡ください。
指示量に合わせたお食事を体験していただくことができます。
週に1回でも短期間でも大丈夫ですよ。
食事療養のお助け役になれれば嬉しいです。

I様は、2ヶ月に1回の受診になり、
「今までは1ヶ月に1回診てもらわないと不安もありましたが、これからは2ヶ月間自分で管理できるよう頑張ってきます。」とモチベーション高く帰って行かれました。

I様には、この調子で少しずつ自己管理を上げていってもらいたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
暑くなったと思ったら雨が降って急に寒くなったりと、安定しない天気が続きますね。
片付けた毛布をまた引っ張り出してきてしまいました。
風邪をひいている方も多いので体調には気をつけないといけませんね!

さて、私たちはーとの管理栄養士は、何件かの医院さんで栄養指導をさせていただいています。
患者様のほとんどが糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドロームです。

メタボリックシンドロームは、症状がないので栄養指導でやる気になってもらうには、なかなか難しいと感じます。
はーとの栄コン利用者様に対してもそうですが、、、

やる気になっていただく為に、30分ほどのお話しの中で、その方の弱点というか響くポイント、(例えばお孫さんがいる方ならお孫さんのこと、ペットを大事にされている方ならペットのこと等)をいつも必死で探します。

もちろん合併症の恐ろしさや、食事療養の大切さもお話ししますが、そのあとが大切です。
うまくポイント、その方の琴線に触れることができればこっちのものなんですが!

そうすれば、あとは実行していただくのみです。
実行後、数値は下がる方もいれば変わらない方ももちろんいますが、やる気になってもらうまでが難しいと感じます。

その中で、12月から1~2か月に1回のペースで栄養指導に来ていただいている方で半年でかなり順調に血糖を下げてこられている方がおられました。

50代、女性の方です。
検診で昨年秋頃に高血糖を指摘され糖尿病が判明しました。
HbA1cは昨年10月10.9%!!
その後、11月10.3%→12月9.9%→今年1月8.8%→2月8.7%→3月7.9%→4月7.2%!!

平日はお仕事をしながらお一人暮らしのお母様の介護をされています。
なので忙しく、ご自分の食事は簡単にお惣菜、天ぷらうどん。朝食からカップラーメン。

血糖が上がるのは当然。

このままだと合併症がおき、入院、お母様の介護ができず、お母様はお一人になってしまう可能性が。
休みの日にご主人とゆっくり趣味を楽しむ時間もとれなくなってしまう可能性も。

この辺りがおそらくポイントだったのでしょうか。
栄養指導当初より、やる気になられ、お薬の効果もあり、順調に数値を下げられました。

お惣菜は揚げ物は選ばすサラダと煮物に変え、カップラーメンはおにぎりと野菜ジュースに変えられました。

数値が下がり喜んでおられました。
よかったよかった。

でもまだ下げないと危険な数値の域ではあります。
これからも続けてお話しをお聞きしていきたいと思います。


栄養指導の患者様でも、在宅の利用者様への相談でも、まずは話をお聞きすることが大切だと感じます。
私が未熟という点もありますが、話を聞くのにいつも必死です。

ただ聞くだけじゃダメで、その方に伝わるポイントを見つけないといけません。
経験を積んでもっといい相談ができるよう、数値を改善するお手伝いができるよう、
がんばらねばと思います★


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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