日々の活動報告の最近のブログ記事

こんにちは。
カスタマーセンターの山村です。

週一回、クリニックの栄養指導にもいってます。


70歳代、女性、職業農業、二世帯住宅で暮らす。ご主人は20年前に他界。
今回、市の健康診断であまりにも数値が悪く、クリニックへ。
今までも健康診断は受けていたが、数値が基準からはみ出ていたものの、そんなに
気にせず、仕事も忙しいし・・・

今回、血圧150/100、コレステロール260mg/dl、中性脂肪700mg/dl 、ヘモグロビンA1C5.6%。
降圧剤は出たものの、Drからとにかく、薬は出せるけどまだ出さない、
まず、「栄養士さんの話を聞きに行きなさい!」と言われきましたと。

出番です。
今まで、散々健康診断の結果を放置してきたことは責めません。
今日せっかく出会えたので、今後の話し(今後の見通し)をしっかり、目をむきながら(これが怖いと思われる)伝えます。

やっぱり、質問したり話すうちにこんな数値悪化した原因がどんどん出てきます。
本人もやっぱりそうですか・・・と。
なんとなく分かってはいたものの、痛くも痒くもない。
そこが怖い事も今日、お会いでき解かって頂けたと思います。
まず、その方がどんな状況にあり(重症なのか、否か)どうしていくべきなのか、すごく、大くくりで話をします。
細かい事は、ものすごい量の伝えるべき点があります。
が、初対面では、一緒に今後を考え、何をするか?(どう生きるか?)を話合う場だと思ってます。
病状、重症でも軽症でも、やる気スイッチを押してもらえるようにする事が一番の仕事です。重症の場合、かなり脅し文句も間に挟みながら、必死です!
とっても、やりがいのある瞬間です。
やる気スイッチを押していただきさえすれば、次回、血液検査、数値改善しています。
びっくりするぐらい頑張られ、数値改善もあります。
嬉しい限りです。
初対面で、意識を変えるのをとおり越し、今日から行動を変えて頂くよう、話しまくってます(笑)

今日来られた、他の60歳女性で、糖尿病、ヘモグロビンA!Cが9%台から過去、一向に
下がらなかったのですが、脅しが効き、初めてヘモグロビンA!Cが7%台にさがり、Drに
褒められたそうです。

私が強制的にこれを絶対しなさいということはあまりありません。
自らの実行力が数値改善に繋がります。
食事療養されるのは本人で私達は重要なサポート役です☆

この女性からも、今、生きがいは海外旅行に行くことで、本当に自分の身体のために
必死でやります。このまま、元気に動きたいです、力を貸してください。とおっしゃってました。

クリニックで初診の栄養指導に来られる方も、めでぃはあとに半信半疑でお電話くださり、訪問する時も同じです。
いかに、「このままだとダメ!一緒にやりましょ!」やる気になってもらえるかだけだと痛感してます。

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今朝、出勤前に友人と5km程、ランニングしました。
心身ともタフでいられるよう鍛えてます♪写真は、あまりきれいでありませんが、走っている川沿いです。


はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
先日まで少し暑さが和らぎ、からっとしたお天気だったのに、
今週に入って舞い戻ってきたジメジメとした気候…。
やっぱりこの暑さ、体力を奪われます(>_<)
しっかり水分補給&きちんと食べて栄養補給!!ですね。


今日、ケアマネさんの事業所に訪問したときのことです。
さっき訪問してこられた方がお医者様から貧血と言われ、薬も飲んでるけど、食事も大切と言われた、とのこと。
「あんまり食事のことを考えてない方やから、藤本さんから食事の大切さを伝えてもらえませんか」と。

ぜひぜひ、一緒に訪問します、とお伝えし、一度その利用者様に連絡してからまた日程調整しましょう、と退出させていただきました。

すると、1時間後くらいにケアマネさんからお電話をいただきました。
「ちょうどこれからお昼ご飯って言っておられるので、一緒にいって一度どんな食生活なのか見てもらえませんか?」と。
そのあと、ケアマネさんと合流し、さっそく一緒に伺わせていただくことに。

T様。男性の方でした。
奥様が入院中で現在は独居状態。
さっそくこれからお昼は何を食べるのか聞いてみると、ご飯と塩昆布、との返答。
う~ん…。
では、今朝は何を食べましたか?と聞くと、食パンとコーヒー、あとはチーズ。
スーパーで買い物するときはもっぱらお刺身で、野菜のおかずはほとんど買わない、お肉もしばらく食べてないなぁ、とのことでした。
また朝起きるのが遅いと朝昼兼用になったり、
そんなにお腹がすかないとのことで、あまり食べておられない様子です。

T様、詳しい検査結果はわかりませんが貧血なのと、毎朝通院してブドウ糖とビタミンの点滴をされているそうです。

とにかくケアマネさんから依頼を受けていた「食事の大切さ」を伝えなければ!といろいろとお話しさせていただきました。
本当なら3食の食事からとっていただかないといけない栄養が足りてないから点滴をしていること。
立ちくらみ、フラフラすることもある、と言っておられましたが貧血だとそういう症状もでること。
ご飯だけ、刺身だけ、になっていると、栄養バランスが偏り、だんだんと身体の調子が崩れてくること。
なるべく具体的にお話ししました。

時々、うんうん、と頷きながら隣で話を聞いていてくださったケアマネさんからこんな言葉が。
「今お母さん入院中やけど、家に帰って来られたら誰が介護するの?お父さんでしょ?」
「だったらお父さんが元気でいてくれないと、お母さんも困るよ?」

なるほど!それであれば尚更、奥様のためにも、
しっかり食べて、この暑い夏を乗り切っていただきたいです!!
まずは昼食を毎日お届けすることになりましたので、
お届けした食事をお昼に全部食べていただくこと、
自分でスーパーに買い物に行かれる時も、
お刺身だけじゃなくて、野菜のお惣菜も買っていただくこと、
なるべくいろんな種類の食品を食べていただくことをお伝えしました。

点滴で栄養を補わなくてもすむようになっていただきたいと心から願っています。
どれくらい食べておられるのか、
配食以外のお食事はどうされているのか、
時々またご様子を伺って、ケアマネさんとも連携をとりながら、
T様にはこの暑い夏を元気に乗り切っていただきたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは、めでぃ北摂の島田です。

暑い夏になってきました。遠距離バイクは体力を消耗しますが
毎日僕の後ろをついて走っているデビューしたての新人
小山さんの体力低下も気になる炎天下です。
(こまめな給水と休憩が必要ですね)

さて、小山さんが北摂メンバーとなり
担当することになったお客様のところに
挨拶と相談を兼ね同行訪問している日々です。

以前担当していた茨木市のお客様で1年以上ぶりに
お会いする方や、初めてお会いしてお話する機会が得られた方
担当でないとわかりづらい在宅での御様子も
訪問すると新しい発見があるのが楽しみでもあります。

しかし、一番印象深い訪問は再会訪問した
茨木市のHさま
むか~し、むか~し中村さんという管理栄養士が
担当されていたころから配食を利用されていて
僕に担当が変わり、大都さんに引き継ぎ
また小山さんにバトンタッチされるにあたり
先月訪問してきました。

いろんな栄養士が関わりながらなんとか
在宅で食事療養を続けておられるHさま
難病をいくつも抱えながらも、食事に少しばかりの不満も
抱えながらも、訪問したときはゆっくりと楽しくお話をしてくださり
(まあ、ぼちぼちがんばって行きましょうか)的な雰囲気が
場に流れて、次回お逢いするまで療養に取り組まれています。

腎不全の数値も決して良好ではありませんが
なんとか在宅での生活を維持できる範囲に収まっている
正確には収まってくれているといった感じです。

Hさまには当面小山さんと二人で相談を担当しながら
ゆくゆくは小山さんにバトンを渡すことになると思いますが
先月訪問したさいに、Hさまに
「いろんな方を見てきましたがHさまが一番・最高級にむずかしい方だと
 思っています。Hさまの食事療養がしっかり1人で見れるように
 なれば一人前だね、と小山さんには言っていますんで
 これまでの歴代の栄養士同様いろいろ相談お受けさせて
 いただきますね」と伝え
「は、は、は、まあよろしく頼みますわ」とお返事をいただき退室しました。

同じケースなどないのが医療・介護・在宅の特徴ではありますが
難解なケースをしっかりフォローできると自信がつきますよね。

少しでも早くHさまをパスできるよう指導・教育していきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。

先日、私も認知症あんしんサポーター養成講座を受講してきました。
認知症について改めて勉強することで、考え、そして、反省する部分がありました。
認知症の方でも感情は同じです。
その方のことをしっかりと理解して接していかないといけません。
私達、相談員、カスタマーセンター、配送員が担う役割の大切さについて改めて再認識しました。

そんな矢先、ある利用者様からお電話がありました。
80歳代女性、糖尿病、独居でお隣に息子様家族がお住みのT様。
介護認定は未申請です。
食事支度が大変ということで、近くの地域包括で聞いてくださり、利用になった方です。
訪問した時に気になったのは、薬の飲み忘れが多いこと。また、部屋が片付けられていないこと。
本人様は「ついつい」とおっしゃっていました。
お嫁様もそのことはご存知で、日々、薬を飲み忘れないように声掛けされています。
でも、あまり干渉されるのを好まれないT様のため、その対応にも注意を払っておられました。
ただ、ここ最近の飲み忘れがひどかったようで、その結果、血糖コントロールも悪くなっておられました。
お嫁様とも相談し、お届時に薬を飲んでいただくよう声掛けをすることになり、スタートして数ヶ月経ちます。

そんなT様から先日、「昨日の夕食が届いていないのだけど」とお電話がありました。
配送員に確認すると、確かにお届けし、本人様にも声掛けさせてもらったと。
そのことをお電話すると
「昨日の日付を書いた紙が張った、空箱があったわ。でも、中は空なのよ。これは、私が食べたということよね・・・わかりました。ありがとう」と言ってお電話を切られました。
ご本人様の困惑が伝わってきました。
「本日もお持ちしますね。」とお伝えしお電話を切りました。
毎日お食事をお届していますが、こういったことは初めてでした。

そのすぐ後にお嫁様にご連絡し、お電話の内容を説明しました。
すると「実は、朝から少し様子がおかしかったんです。でも、食べたことを忘れるなんて初めてです。こまめに様子を確認するようにしておきます」とお嫁様も困惑されていました。
今後も何か変わったことがあれば、ご連絡するようお伝えしました。

その後、配送員がお嫁様と話をすると
「あまりたくさんの声掛けをすると混乱して、頭が真っ白になる」と本人様がおっしゃっていたようです。
配達時の声掛けは、最小限にとどめ、家族様と連携をとっていくことになりました。
T様は、認知症の検査を受けられたわけではありません。
ただ、今までにない変わった様子がありました。
認知症サポーターとは、何か変わったことをするのでなく、その方の応援団になるということだそうです。
そう、私達にできることは、日頃からお客様を見守り、何かできにくく、思い出しにくくなっていることに対し、応援してあげることだと思いました。


はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
バイクで走っていると、橋の上の温度計が30度を超えているのが当たり前のようになってきました。
少しずつ、ジリジリと腕が焦げていくのがわかりますっ。


さてさてつい先日、寺田さんと栄養士会の勉強会に参加してきました。
今回は糖尿病に関する勉強会でした!

糖尿病患者様は、食事療法・運動療法が重要となってきます★
しかし、『食事療法は困難である』とも言われるくらいに、継続することは難しいものがあります。
1日、1週間、1ヶ月、1年…、そんな程度の頑張りではないんです。もっと、長~い付き合いになっていくわけです。
だから、糖尿病になる前に何とか食い止めることが大変重要なんです!

また5年以上糖尿病でいると…、3大合併症と言われる『網膜症』『腎症』『神経障害』になる可能性が高くなります。
恥ずかしながら勉強不足だったのですが、そのうちの神経障害について、胃の障害を起こすこともあるため、糖尿病患者様は胃の動きが悪い方が多いようです。

ふと先日、栄養指導にこられた糖尿病のI様が言われていたことを思い出しました。
「胃の検査を受けるため、前日の夕食以降は何も食べなかったのに、全然食べ物が消化してなかったことがあって…」と。
その時には脂っこい食事内容だとかが原因だったのではないか、と話していましたが、I様は胃の動きが遅くなっておられるのだろうということがわかりました。
I様、勉強不足で先日の栄養指導の時にはしっかりお答えできずに、すみません!
原因がわかるだけでも安心されることでしょう。次回の時にはしっかりお伝えしますね!

また、胃の動きが遅くなるということは、通常は血糖値の上昇のピークが食後1~2時間と言われていますが、食後3~4時間ほどがピークになるため、低血糖も起きやすいようです。

糖尿病って、普段接することが多い中、まだまだ奥が深いなぁ…と実感した勉強会でした。
また最後に栄養指導のロールプレイングを見て、自分自身に足りないものがたくさんあることも実感し、今後に活かしていかねばっ!と寺田さんと気合をいれて帰りました。

お1人お1人、病状も異なれば、性格も全く異なります。
その中で、その患者様に合った栄養指導方法ってなかなか難しいものがありますが、『食事療法は困難である』のであれば、『簡単に・継続しやすい・安心できる栄養指導』を心がけていきたいと思いました☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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