日々の活動報告の最近のブログ記事

こんにちは、京都の管理栄養士の藤本です。

先日滋賀・信楽に行ったのですが、
もみじが少しだけ色づいていました。
所々でコスモスも見かけますし、秋らしくなりましたね☆

さて、今回は健康バランス食の利用者のお話です。
今日新規の訪問に行ったばかりの80歳の女性です。
ケアマネージャーからの紹介ではーとにお電話いただきました。

訪問の約束の時間の5分前に到着した私はインターホンを鳴らし待っていました。
しばらくして応答があり、玄関を開けていただきご挨拶。
すると腰の骨折で痛みがひどく、立っているのも一苦労の様子。
約束の時間までもう少しあると思ってたから横になってたのよ、時間がかかってごめんなさいね、と言ってくださりました。
いえいえ、こちらが少し早く来てしまったんです、すみません。とお話しながら、お部屋の中へ。

とにかく腰が痛くて、こんなことは初めてで、もうどうしていいのかわからないとのこと。
少し横になっていただきながらお話スタートです。

私がいちばん気にかかったのが受け渡しの方法。
かなりお辛い様子なので無理はしていただきたくない。
しかし、この利用者様のお宅はオートロックのマンションなので、どうしてもお届け時に動いていただかなくてはなりません。
配達の都合上、時間指定はお受けできかねますし、いつもぴったり同じ時間というのも難しい。
本人様にも焦って急いで動いていただきたくない。

そこで私から提案。
配達の5分程前に、配達員からお電話をいれさせていただいて、ゆっくり準備をしていただくのはいかがでしょうか。
それだったら横になっていても5分あれば動けるわと喜んでいただけました。
あとは実際にやってみて、無理が生じるようであればその都度相談していきましょう!

今日の方のように腰や足が痛くて動きにくい、という方はたくさんいらっしゃると思います。
そんな方はぜひご相談くださいね!
ご本人様の様子を実際にお伺いし、ご自宅の様子も見ながら、
何にお困りなのかを話し合いさせていただくために、
私たちは利用の前に訪問させていただいているのですから☆

不安なことはいつでも言ってくださいね(^^)
私たち管理栄養士も、カスタマーセンターのメンバーも、配送員も、
はーと&はあとのみんなで、利用者様をサポートしていきたいと思っています!!

はーと&はあと  管理栄養士  藤本祥代

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

過ごしやすくなってきましたね。
夏が終わってもまだ熱中症のニュースを
目にしますが体調管理には気をつけたいところです。
在宅訪問の道中、小学校の近くを通ると
運動会の練習でしょうか。先生・生徒が校庭で音楽に
併せて踊っている風景を季節がらよく目にします。
自分が小学校のころは、ドラゴンボールや
踊るポンポコリンなどアニメの主題歌が選曲されていたのを
記憶していますが、
最近は【嵐のHappiness】や【エグザイルのRising sun】が
流れていました。時代の差を感じます
(最近の先生はたいへんだ・・・)

さて、先日新しくご相談訪問に伺いましたSさま(女性)のお話を。
若いころに腎臓を患い、それ以降家族の協力を支えに
ご自身でも食事管理・健康管理に心がけ療養を40年以上続けて
こられていました。

ご主人が亡くなられてからは日中は息子様が御様子を見に来られるなどして
お元気に過ごされていたのですが、先月ご主人の三回忌がおわったころに
ふとした気の緩みと今年の暑さの影響でしょうか。まったく食事が
のどをとおらなくなり、体力・気力とも減少し毎食の自炊が困難に。

そこで、お昼だけでもお食事をお届けしてもらって、しっかり食べることから
生活を立て直して欲しいとケアマネジャーさんから相談をお受けしました。

お伺いした頃には、一時の落ち込みからは少し回復され
「自分でもびっくりだけど、気がついたら部屋の隅にずっと座り込んで
 何時間も自分の部屋を眺めていたこともあって
 こんなにうちの家って広かったっけ?て、感慨にふけっていたの。
 先生から鬱の初期症状だから、それではダメだといわれて
 はっとしたわ」などど、お話ししていただきました。
腎機能が低下された状態ではもちろんあるのですが、先生からも
「まずは、食事を食べるところから直してくれればよいから
 塩分制限の食事でお願いします」とオーダーを受け
塩分調整食で昼のみご利用頂いています。

食事が食べられなかった頃の話をお聞きしていると
「テレビ見てたら、若い人たちはものすごい量を食べているのね
 観てたら次から次と注文してあの人達、あんなに食べて大丈夫なの
 かしらって思っちゃって。毎日あんなに食べているのかしら」
と、ぼそっと言われ。私も同席していたケアマネジャーも
最初は?だったのですが、よくよく聞くと
帰れま10の番組の出演者を心配されてのコメントだとわかり
「あ~、あれはバラエティーですからね。きっとあの人たちも
 翌日は量を少なくして調整されていると思いますよ
 自分だったらあれだけ食べたら翌日は一日欠食しますね」
「Sさんも、まずは1食しっかり食べる事から食事バランスを
 元に戻していきましょう」とお伝えさせていただきました。

継続して利用頂いているS様。最近では十三まで買い物に
いけるようにまで体力が回復してきました。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、カスタマーセンター 小山です。

先日、お客様のご家族様より退院するのでまた食事お願いしますとお電話がありました。
約3ヶ月ぶりにおうちに帰ってこられるとのこと。

後日、ケアマネージャーさんにお食事再開のお知らせをしました。
運よく、担当のケアマネージャーさんがいらっしゃり直接お伝えすることができました。
さらに、再開初回の配食を終えて、訪問されていたヘルパーさんがケアマネージャーさんへ喫食状況を報告されており、
「今日の食事は半分くらい食べれたみたいです。退院初日としてはまずまずですね」との報告もいただけました。
ご入院前は、半分も食べれていなかったとのことで、ひとまずは一安心。
でも、このままの食事量が続くと、このままの食事量で大丈夫かな・・・と心配にもなります。
このお客様は、90歳超とはいうものの、食欲は健康のバロメーター、引き続き見守りが必要です。
ただし、半分の食事量でも体重・体調・検査に問題なければ、
このお客様にとっては、お届け量が多いのかもしれません。

残念ながら、当社では一人ひとりに丁度いいお食事をおもちすることはできませんが、
当社の食事内容でお客様に合った食事を提案することはできます。
不安・不都合を感じられたらいつでもご相談ください。
わたしたちはーと&はあとの管理栄養士がサポートさせていただきます。
お客様の気軽な相談窓口となれるよう、がんばります★


はーと&はあと管理栄養士 小山 祐子

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
急に涼しくなり、風邪をひいたりしていませんか?
寝冷えに注意の季節ですね。


さて先日、ヘルパーさん向けに勉強会を行ってきました。

「毎日の食事に一工夫 ~簡単・おいしい調理のポイント~」をテーマに、
・規則正しくバランス良く
・時間短縮して調理
・定番メニューで一工夫
・療養が必要な場合の一工夫(1日例)
について、食事の基礎から応用と、幅広くお話してきました。
最近は療養食を調理されることも多くなられている中、どんな食事を作るべきなのか?とお悩みの声がたくさんありました。

一般的な講義内容になりましたが、健常者の方・糖尿病の方・腎臓病の方向けに、
同じ食材でも分量を変えるだけ!
調理方法を変えるだけ!
同じドレッシングやジャムでも、病状によって適したものは違う!
これは良いと思っていたけど、こっちの方が良いんだ!
などなどの発見もあったことと思います。

介護報酬改訂により、ヘルパーさんの介入時間が減少したのに反し、課される役割は大きいもののようです。
業務内容は変わらないのに、業務時間が減少してしまっている現状・・・、
なかなかヘルパーさんだけでまかなえない部分があったり、最近は療養食に携わる方も多くなってきておられるようですね。

作り手が不安な状態であれば、食べていただく方の不安は取り除けません。
ヘルパーさん自身が知識をつけていただくことで自信を持った調理ができたり、選択ができることと思います。
時間がない中でも、必要な療養ポイントだけでも覚えておいていただくと、完璧な療養とはいかなくても、利用者様に必要な療養に少しでも近付けられますよ。

でも、それでも不安・・・。そんな時はどうすれば良いのか?
ヘルパーさんだけでなく、他機関と連携する必要があると思います。
利用者様に適した健康のサポートを行う、チーム一丸になることです。
栄養のことがわからない。でもどこに聞いたら良いのかわからない・・・。
栄養のことは管理栄養士に聞けば良いんです!
身近に管理栄養士がいなければ、連携できる対策を考えてみるのが良いと思います。
お届け可能地域であれば、“はーと&はあと”の管理栄養士がその役割をします!ぜひご相談下さい★

お届けするお食事で利用者様に必要な目安量や味付けを参考にしながら、お届けのない日の食事について、ご相談いただけます。

今回の勉強会は京都府が対象であったため、「もっと具体的に伝えたい!」そんな思いでしたが、お届けできない地域がほとんどで、“はーと&はあと”の管理栄養士の介入が困難なことが、大変歯痒い思いでした。
1人1人の病状・生活習慣や背景によって、療養の違いがあります。
ブログや改善事例紹介などに何か少しでも参考にしていただけることがあるかもしれません。
このホームページが、必要な知識の構築に活用していただければ幸いです★


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先日食べた、「いちじくと紅茶のパフェ」
甘い物の食べすぎには注意ですが・・・。
おいしかったので、久々に写真をのせてみました♪


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

日中は暑い日もありますが朝晩は過ごしやすくなってきました。
少し外出が楽です。
先日、駅のホームで乗り換え待ちにベンチに座っていると
気持のよい秋風をふわ~と感じました。
突然、隣に座っていた見ず知らずのおじいちゃんから
「最近、やっと季節にあった風が吹き始めましたなぁ~」と
声掛けられ
「そうですね~。今年は例年になく暑い夏で。
 なかなか秋を感じませんでしたが、ここ最近やっと少し
 季節の変化を感じますね」と返事をし
「まったくですな。」と夏を乗り切ったものどうし雑談してしまいました


さて、その残暑厳しいある日、病院での退院に向けてのカンファレンスに
参加してきました。

配食サービスを利用いただいていたM様
二ヶ月前に腸炎で入院され、このたび在宅復帰予定となりました
当初は腸炎と聞いていたのですが、どうも原因は便秘で
排便コントロールがうまくできていなかったようです。
自覚症状もあいまいで、排便の有無を聞いても
本人は「今日は出た」と申告されるようですが実は三日以上
排便がないこともあるようです。それ以外は問題ない様子。

在宅復帰の問題点は排便コントロールがうまくできるか!が課題です。

そこで、配食時にいままで行っていた食事のセッティングに加え
水分をとってもらえるよう声かけをさせていただくことになりました。
また、「水分とりましたか?」とお聞きしても
本人は飲んでいないのに「飲んだ」と答えることがあるとのことで
机の上に常備置いてある水筒の水分量をチェックして
減っていなければ、すぐケアマネジャーに報告することになりました。

その他、在宅では間食も多くなかなかコントロールできなかった体重も
入院中に5kgほど減ったようで、入院中の食事量にあわせて
食事内容も変更し体重増加がないよう併せて見守っていくことになりました。

配食時の見守りポイントがはっきりしていると日々の変化も気が付きやすく
連携もとりやすいですし
なにより、退院後に相談いただくより退院前に相談いただくことで
こちらからも色々とご提案できてよかったです。

あとはMさまが入院前よりよい状態での在宅生活が続けられるよう
サポートに取り組んでいきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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