大都宏子のブログの最近のブログ記事

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
すっかり朝・晩は肌寒くなりました。
今年は春がなかったように秋も駆け足で過ぎて
あっと言う間に冬が来るのではないかと
心配します・・・

さて、先日
高槻市のある事業所さんからの依頼で
ヘルパーさん向けの料理教室の講師をして欲しいとの依頼がありました。

普段は在宅の食事療養のお手伝いという
カタチでヘルパーさんへの勉強会はしてきました。
料理教室も在宅での食事療養のお手伝いの一環かと
二つ返事でお受けすることに(^^;
午前、午後の二回講演でしたが・・

タイトルは『減塩について』

糖尿病の合併症予防のために
高血圧症治療のために
血圧管理のために減塩は重要なポイントです。

在宅での食事作りをされているヘルパーさんに
減塩についての講義と
実習を通して減塩食の味付けの目安を覚えてもらいます。

実習の献立は
鯖の味噌煮、野菜の煮物、ひじきの煮物、キャベツサラダ
4品で塩分は2g

講義では減塩のポイントを少し話をし
いざ実習へ!

午前の生徒さんは6名
午後からの生徒さんは12名
普段、料理に慣れている生徒さん達ですが
材料や調味料を計量することは無いようで(^^;
電子秤の前に悪戦苦闘(^^;

少ない醤油や砂糖の量に驚きながら
ワイワイと実習が進みました。

実際作って食べてもらうと
思いのほか、味がついているという感想が多く、
普段、いかに考えず?に調味料を入れているかと
反省しました、という声も。

計量している時は
こんな少しの量で味つくの?みたいな・・ね(^^)v

味噌を入れるタイミングや煮含ませると味はちゃんと
つくのです☆

皆さんに喜んでもらえて良かった☆

今後の現場でお役に立てば幸いです(^^)ノ

食事療養のお手伝い・・
ご利用者ご本人に、ご家族さんに
もちろんヘルパーさんに、必要であればデイサービスのスタッフに、
ケアマネージャーさんにも
食事の大切さをお伝えできる機会があれば
どこへでも駆けつけますよ。

お気軽にご相談くださいませ☆

これが
当日つくった4品です☆
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はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
すっかり秋ですね☆
この夏は酷暑だったので心配していましたが
ちゃんと10月に入ってからキンモクセイの香りが♪
自然ってスゴイですね。

毎年書いていますが、
このキンモクセイの香りが大好きです♪

さて、今日はちょっといつもと違う話を・・

栄養指導でも新規訪問やフォローの訪問時でも
具体的な調理の話をすることが多々あります。

塩分を控えるために・・
だしはその都度とることは大変ですよね、一度に多くとって
製氷機で凍らせましょう。

煮魚を作る時は薄味に仕上げて、水溶き片栗粉を加えて
とろみを少しつけた煮汁をかけると薄味でも食べやすいですよ。

特に、腎臓が悪くなると色々制限がかかります。
塩分制限に蛋白質制限、カリウム制限、おまけに必要エネルギーの確保・・

となると、野菜は茹でてから調理をして下さいだの
水にさらして下さいだの、
薄味を心がけましょう
油を使う料理をしましょう・・・
手間隙かかる調理が必要になります。

指導中、当のご主人はお気楽?に聞いていますが
調理をしないといけない奥様は不安顔・・
という場面もあります。

そんな奥様には、ちょっとでも具体的な
調理方法をお伝えしないといけません。

その都度茹でるのは大変。
多めに茹でて、タッパーに入れておけば
2、3日は持ちますよ。
魚は1回の調理で多めに片栗粉をまぶして多めの油で焼いて
ムニエルに、南蛮漬けに、揚げ煮風に、
アレンジすれば3回分に。冷凍も可能ですよ。

ちょっとでも手間隙かかる下準備がストレスにならないよう
毎日の食事作りがストレスにならないように
具体的なアドバイスができるよう
普段から料理本や雑誌で研究してます(^^;

最近、『検査数値をみて判断する能力に長けるが料理ができない管理栄養士が増えている』
という言葉を聞く事がありました。

もちろん、検査数値を読み取る力も必要ですが
主婦歴で言えばず~っと先輩にあたる
奥様方に調理についてのお話するのですから
やっぱり栄養士は料理ができないとね(^^;

そう思うと調理実習と実験に明け暮れていた学生生活に感謝です。

鯵の三枚卸しに大根の桂むきに卵焼きの試験を思い出しました。

そんな私のもっぱらのテーマは『帰宅後いかに早く夕飯ができるか』です(^^;

仕事の手は抜かず、料理は上手に手を抜いて(^^)v


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これは先日衝動買いした(一応、売り場で5分は考えたかな) お鍋です(^^;
フィスラー社のサーブパン♪
無水料理ができるって聞いて思わず買ってしまった(^^;
このままオーブンにもOKなんですって☆

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
「暑さ寒さも彼岸まで・・」とは言いますが、
この暑さはいつまで続くのやら・・と思っていたところ・・
ようやく雨を境に気温が下がるようです。

急激な温度変化で体調崩されぬようお過ごし下さいませ。

さてさて、8月の末から配食がスタートした
茨木市在住のTさま宅へ訪問してきました。
70歳代 女性です。

糖尿病から糖尿性腎症へ、そして今回のご入院で
透析が始まりました。

介護認定が申請中だったため、
とりあえず、週3日のヘルパーさんが来て食事の用意をする
日以外の週4日の昼・夕食をご用意することになりました。

今回の訪問は
スタート時から透析通院にも慣れ、体力的にも回復すれば配食の回数を減らす
方向だったこともあり、介護認定が決まり、ヘルパーさんの利用回数を増やすことが可能になったことも重なり、今後の配食利用頻度を決めるための集合となったのです。
集合と言っても
担当ケアマネージャーさんとヘルパーのサービス提供者Yさんと私の3人なんですけどね(^^;

Tさまは体調も良いようで、表情も良好☆
お届けする食事にも満足して召し上がって頂いています。

ヘルパーさんが調理したおかずを
配食のお弁当に使っている、おかずやご飯を入れている容器を
使い、食べる量の目安にしているというTさま。

「あれ(容器)に入れると、量がよう解るのよ。」

なんとも上手に再利用して頂いています☆
その場に居たケアマネージャーさんもYさんも感心☆

「しばらくは今まで通り、持ってきて欲しいわ。」

結局、利用頻度を減らすことなく、
もう少しお元気になるまではお届けさせて頂くことになりました。

Yさんにも、ご本人さまにも
カリウム制限の話やエネルギー確保の具体的な話
をさせてもらって終了。

ヘルパーさんにとっても、
食事作りのちょっとした疑問や相談、具体的な話は
喜んでもらえます。

お届けする食事だけでなく、
担当栄養士も、さらに容器までも
余すことなく上手に使って頂けると幸いです☆


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

先日の台風がやって来て、少し夜の温度が下がったかなと感じています。
ちょうど夏の疲れが出る頃です。お気をつけ下さいませ。

さて、そろそろ配食をスタートして2ヶ月が経とうとしている
東淀川区のNさま。
70歳代 女性。慢性心不全の方です。
今までも何度も入退院を繰り返されています。

今回の退院に伴い、ご自宅を訪問される訪問看護師のMさんより紹介されました。
新規訪問時には同居の息子様も同席して下さいましたが、
息子様も
「今まで、家族が言っても言うこと聞かなかったし、今回もそう続かんやろ・・」
といった温度でのスタートとなりました。

ご本人様のそれまでの食生活と言えば・・
田舎の出身とのことで
塩辛いモノが大好き。なんでも醤油をジャバジャバかけ、
漬物、みそ汁は毎日。

お届けする食事には醤油などはかけないようお願いして帰りました。

お届けから数日後
味のことを伺うと
「もみない、もみない。」
味が無いという意味らしいです(^^;

そうは言っても心臓に負担かけないよう
薄味が大事ですからね、
頑張って食べてくださいね、しばらくしたら慣れますよ・・

私の声かけには
「そや、そや。塩がアカンねんな。」
と納得顔。
だったんですが、ウチの中では「味ない、味ない・・」と全量摂取はできていなかったようです。

そして半月経過。なんとか心臓は悪くならず維持できていると主治医からも言われたようでしたが
ご本人様は「味がない、味がない・・」
まったく慣れることなく・・
看護師のMさんに食べられないとの訴えがありました。

そこで看護師のMさま、担当のケアマネージャーさんと相談した結果・・
食事の塩分を上げるのではなく、今のままの食事をお届けすることになりました。
夕食以外は自宅で用意をされていることも考え、
また、味がないと言ってこられることを想像し私達が出した結論は
『ご本人さまには塩分を少し上げた食事に変えてみたよ。どうしても食べられない時だけ、ポン酢をかけて食べてね』とウソをつくことに。
塩分を上げてとウソをつくことになりますが、ご本人の心臓のため。
少し味が濃くなった食事だと思って食べて頂ければ、
食べられるかも・・
息子様にはことの次第をご説明してご了承頂きました。

あれから、1ヵ月。
入院することなく在宅で過ごして頂けています(^^)
ウソをついてしまいましたが、結果は良かったです。

ご本人様にとってツライ食事制限を
継続してもらうには、周囲の協力も必要です。

これからも家族様やケアマネージャーさん、訪問看護師、在宅生活をサポートするスタッフの方達と
一緒になって在宅での生活をサポートしていきたいものです。

それには、今回みたいにちょっと「ウソ」をつくこともあるかもしれませんね(^^;


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

「毎日暑いですね・・」
挨拶代わりの言葉になっております。
いったいいつになったら過ごしやすくなるのでしょうか・・

夏の疲れが出る頃です。しっかり睡眠をとるようになさって下さい。

さて、先日から社内の勉強会に参加しております。
お題は『嚥下について』
言語聴覚士の方から
嚥下のメカニズム、嚥下障害とは?
嚥下障害のチェック方法など、スライドや詳しい話を聞かせて頂きました。
そのあと、施設の方で食事介助の実習、やわらか食やとろみ食の試食と栄養士さんから話も聞かせて頂きました。
そして、在宅で嚥下障害のある方の実習。
ヘルパーさんの在宅での食事介助に同行させて頂きました。
私にとっては、恥ずかしながら、食事介助は初めての経験。
7年も病院勤務していたのですが、実際の介助することがなかったのです。

言語聴覚士の方からの講義の中で
『胃ろう』は元気になるために早期にしておく方が良い。
『胃ろう』をしても経口摂取が可能であること。
これにはホント驚きました。
『胃ろう』は経口摂取ができなくなった時の最終手段とばかり
思っていてたのです。
目からウロコでした。

次の食事介助。
さすがに食事介助を見ることは初めてではなかったのですが、
いざ介助するとなると、大変。
どこまでスプーンを入れたらよいのか、
ちゃんと飲み込めているのか、
全部食べてもらうのに1時間20分程度かかりました。
途中でお粥がシャバシャバになりどこからこの水分はやってきたのだろう?

以前、病院でもありました。提供時はしかっり全粥だったのに
食べている最中を見るとシャバシャバになっていることが多く、不思議だったのですが
「唾液と混じると、シャバシャバになるのよ。」
とスタッフの方に教わり、謎が解けました。
唾液の消化力のすごさに改めて感心。

そして、在宅でのヘルパーさんの食事介助の同行。
食事介助はすばやく終わりましたが、その後の口腔ケアを実際に見せてもらいました。
3本のブラシを使っての口腔ケア。
介護をされている娘さんやヘルパーさんの生の声を聞くことができました。

短い時間でしたが、貴重な経験をさせて頂きよかったです。

在宅での食生活をサポートする意味では
やはり嚥下障害の方のサポートも必要になると思います。
そんな方々へ、何ができるのか?
そんなことをしっかり考えていきたいと思います。


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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