食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
12月になりましたね。
街はクリスマスモードですね。

先日利用者様の担当者会議に参加しました。
認定更新があったためです。
80歳代、男性、要支援から要介護になりました。
夏場の食欲低下が原因で一時的に腎機能が低下し、入院となり、その後の食事確保のために9月に利用開始になられた方です。
入院前はとても元気だったそうですが、急に食事がとれなくなりました。
退院時は腎機能も回復し、制限の指示もなかったため、はーとの食事は健康バランス食で毎日昼食を利用されています。
はじめは残食もあり、全部食べることはできませんでした。
しかし、今では体力も回復してこられ、毎日の点滴もなくなり、食事も全部残さず食べることができています。
退院当社に比べ顔色もよく、家族様、関係機関の皆で喜んでいました。
しかし、話の中で気になることがありました。
家族様が「寒くなったので、脱水もないと思いますしね」と。
確かにこの方は夏場には水分もとれていませんでした。
しかし、冬場だからといって安心するのは大間違いです。
冬場でも脱水は起こります。
高齢者にとって、冬場の脱水は意外と多いです。
トイレが近くなるからといって水分を控える方も多いです。
また、汗をかかない分、喉の渇きを感じなくなり、意識しないと自然と水分の摂取量が減ってきます。
また風邪などによって発熱、下痢などが起こると脱水も起こります。
脱水が起こると、発熱、めまい、ボーッとするなどの症状があります。

よって、夏場と変わらず、十分水分補給は必要です。
その旨を家族様にもお伝えし、気をつけていただくようお願いしました。
夏場同様、「お茶やお水飲んでくださいね!」の声掛けは、うるさいぐらいしてくださいね。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、北摂管理栄養士の小山です。
12月になりました。
もみじや桜の葉もいよいよ落ち葉となり、寒い冬到来となりました。
寒さを和らげるために、加湿すると+3℃の効果があると言われています。
乾燥を防ぐためにも、省エネにもなりますし、お勧めです★

さて、北摂事務所では一人暮らしのかたでも使い勝手のよい「使い切りサイズ」の商品をアイテムとした買い物代行サービスを実験的に取り組み始めました。
普段のお買いものに不便を感じていらっしゃると思われる方に声かけをし、まずは実態調査をしました。
現在のところは、ヘルパーさんや、離れて暮らす家族が購入する、又はスーパーの宅配を利用しているなどし食材や日用品を確保されていました。
ホームヘルパーさんが実際に購入している商品はというと、「○○のお寿司」や「○○スーパーが特価なので買ってきて」、「○○スーパーの特売と△△スーパーの惣菜買ってきて」といったスーパーのハシゴをするなど指定商品もあるということを聞き、細やかな対応をされており驚きを感じました。

現場での対応はとても参考になります。買い物内容以外にも、普段どのように生活援助をされているかなどの実態を伺うことができ、ケアマネージャーさんやヘルパーさんのお話はいつも参考になります。
わたしも、関係機関の皆様に「へえ~」と言っていただけるような情報提供ができるよう、日々勉強しなくては・・・と思っています。

実際に介護保険を使用されている方は上記のようにヘルパーさんに購入してもらっているケースが多く、今後は介護保険を使っていない方の買い物実態を調査していこうと思います。

まだまだ始まったばかりのサービスですが、みなさんのお役に立てるよう努めてまいりたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

こんにちは。管理栄養士の藤本です。

ついに12月!
まったく実感がないですが。
12月と聞くと冬というイメージですが、私は先日紅葉を見に行ってきました。

滋賀県 金剛輪寺です!


さて、先日お伺いした利用者様、57歳の男性の方です。
なんか変やな~と思って病院へ行くと脳梗塞。
2週間ほど入院し、退院後はお姉様のところに同居しておられます。
(もともとはお一人暮らしです)
しばらくお姉様が食事準備しておられたのですが、塩分制限の食事が難しい!ということでご連絡いただきました。

色々とお話をして(内容は今回は省きます)、利用頻度の希望を聞くと、
毎日、お昼も夜もお願いします、とのこと。

わかりました!
では、朝食はこうしましょう、と提案して、訪問を終えたのですが…。
帰り道、バイクに乗りながらふと考えました。
本当に毎日、昼夕ともお持ちするのでよかったかな、と。

今回の利用者様はまだ57歳とお若い方。
さらに、今はお姉様のところにいらっしゃいますが、いずれは自宅に戻りたいとおっしゃっていました。

昼夕と配達するのは簡単ですが、もしかしたら今回の利用者様は昼だけ、夜だけ、などもう少し頻度を少なくして、
塩分制限の食事を自分で、もしくはお姉様に作っていただいたり、準備していただいたほうがよかったのかもしれません。
私は訪問の時に、お姉様がなぜ減塩食を準備するのが難しいと感じたのかをお聞きしませんでした。
その、なぜ難しいのか、何を困っているのか、を解決したら準備することができたのかもしれません。

私たちは、利用者様が何に困っているのか、またこれからどうしていきたいのか、をお聞きして、
その目標のためにはどうしていけばいいのか、をお伝えするのが仕事です。

今回の利用者様には、いずれは自分で減塩食を準備できるようにサポートするのがよかったのかもしれない。
そのために、利用頻度を減らして、準備していただく機会を作ることを提案してみたほうがよかったかもしれない。
同行していただいた東川さんも同じ意見でした。

今はまだ始まったばかり。
しばらくして、退院後の生活にも慣れ、薄味にも慣れてこられた頃に、
頻度を減らす提案や、家庭でも減塩食は作れますという提案をしてみようと思います。


利用者様、ひとりひとり、何に困っているのか、またこれからどうしていきたいのか、は違うはずです。
皆様が目標に向かって行くために私に何ができるのかを、しっかり考えていきたいです!


先日、出張の帰りに辻本さんと彦根城に行きました。
そうしたら、ちょうど ひこにゃん のショー(?)の時間!

次々にポーズをきめて、さぁ撮ってくださいと言わんばかりのひこにゃんでした。
自分を可愛く見せる術を知り尽くしてるとは、まさにこのこと☆
私も女子として見習わなくっちゃ!?笑


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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