食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。管理栄養士の宮川です。
先週末、実家に帰省してきました。
友人に赤ちゃんが生まれ(しばらくたっているのですが)、お祝いに行ってきたのです。
かわいいものですね~★
懐かしい友人にも会え、充実の週末でした。

さて、寒くなってきました。
もう12月、冬です。
冬の果物といえばみかんです。みなさんは食べましたか?
実家では作っているので家のそこらじゅうにありました・・笑

その、みかん。
先日の栄養指導の時、問題の原因になりました。

その患者さんは、糖尿病。
継続して栄養指導に来てくれています。

Y様。60歳代の男性で、お母様の介護があり、夏からちょっと生活が乱れ、
血糖が上がってきています。
危ない数値にかかっています。

もともと甘いもの好き。
ご自分でも「口卑しいからつい・・」と、なんやかんや間食の多い方です。
9月に栄養指導をした時は、アイスクリームが原因で、血糖が上がっていました。

「このままだと、合併症で、目が見えなくなったり、腎臓病で透析になったりと大変なことになりますよ!」

何回も、繰り返し言っているのですが、
「そーや、うん、怖い。自分でもわかってるんや」と同じ答えを言われ、その時は気をつけるのですが、すぐに戻ってしまいます。
ゼロカロリーのゼリー等、市販で買えるものも紹介してみますが、
「おいしない」と・・。且つ、野菜嫌い。

来てくださるだけ意識はあるので、なんとか今まで維持はできてるのですが・・

それでこの前の栄養指導。11月の末でした。
さらに数値が上がっていました。

「あれー、なんでや?」とY様。
がんばったつもりなのに・・

寒くなってきましたよね?なんで??!
アイスまだ食べているんですか??!
もしくは前に食べていた夜食のラーメンをまた最近食べていますか?!

「いやーなんやろ・・」
ここ最近何かよく食べていますか?

「そういえば、みかん食べてるわ~」とY様。
何個くらい?の質問に、「1日5個はすぐ食べてるなぁ~」。

いやーー!!それが原因ですよ!!
「え?!みかんはいいと思ってたくさん食べてたわ。わしは野菜食われへんしなぁ。」

そういえば、去年も、Y様はみかんを食べ過ぎて、血糖が上がりました。
みかんは野菜じゃないですよ!果物です。

まだ11月と思って、注意を怠っていました。
11月末頃から、みかんはスーパーに出回っています。

2個にして下さい。1日2個まで!絶対数値下がりますから!
「そうします」とY様。

去年も同じ事を、Y様に言いました。
Y様、私の話、ちゃんと聞いてくれているようで、ぬけています。

この件で、Y様の場合は、季節を先回りして、アドバイスをしないと!と思っています。
次は1月になるのですが、お餅やチョコレートに注意かな。

一人一人の性格や嗜好まで考えて、相談にのれるようにしないと。

まだまだレベルアップが必要です。

はーと&はあと 管理栄養士 宮川 曜子

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。
毎年、あっという間にやってくる12月。一番嫌いな月かもしれません(苦笑)
クリスマスや忘年会、お正月が迫ってくるので楽しいはずですが・・・
主婦には、気忙しい季節です~
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私は週1回、クリニックの栄養指導にもいってます。
60歳代、男性、脂質異常症、性格温厚。
栄養指導に来て頂く頻度も、患者さんに合わせ、私が決めています。
この男性は、続けて毎月1回を3ヵ月間継続し、一緒に考えた目標も達成できており、
意識変容⇒行動変容ができていて、コレステロール値も下がってきていました。
ので、おもいきって『次回は6ヶ月後にお会いしましょう!』と言い、6ヵ月後に
来られました。
半年前に約束したことはほぼ守って生活できていた。
コレステロールも基準値内に入り、『薬が減ったよ、ありがとう!あなたと話したしやな・・・』
と、半年振りにお会いすると、嬉しいお言葉。
減薬できたのは、本人さんが、生活行動、食生活行動を変えられた、努力された
賜物です。
私は、きっかけ作りをお手伝いしたに過ぎません。
でも、一緒に考えることで、病状改善できるなら、すごくやりがいがあります。

が、なかなか、改善できないケースもあるのでまだまだ、きっかけを作る私達の
勉強が必要だなーと感じています。

       はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、北摂栄養士の島田です。

先日、冬の寒さ&節電対策に部屋着をひとつ買いました
スポーツDEPOでかった1900のフリース
めちゃくちゃ暖かいです!
最近の衣料の技術進歩は素晴らしいですね
こんなにあったかい服でもかさ張らず、ごわごわ感なし
アンダーシャツの上に着るだけでちょっとの外出でもO.K
暖房も必要ないほど、部屋ではぬくぬくしています。
(寒い冬は、このまま冬眠したいと願う毎日です)

さて、ちょっと前にはーと&はあとから自立して
(うちの社長は卒業という言葉を使っていますが)
療養をスタートされた方がおられます。

その方O様、高血糖を指摘されとある豊中の病院に教育入院され
そちらで食事指導を受け、退院後は配食を利用して血糖管理をされていました。

自宅でも食事を作られているO様。
最初にお伺いしたときも、自炊と併用しながら配食を
利用されることをご提案しましたが
「血糖が高かったし、自炊でどこまで病院と同じようにできるか心配だから
 当面はよくなるまで昼・夕とも配食でお願いします」
と毎日の食事を配食で療養されることに

最近ではめずらしいでしょうか、O様宅は三世帯の大家族です。
ご家族と一緒に食事されるのが日常ですが血糖を安定させるため
毎日の食事を配食で管理する決断をされ
僕からは朝食のアドバイスと、特に本人も気をつけなければと
意識されていたお菓子と果物の量をしっかり守ってもらうよう
お伝えさせていただきました。

食事制限に慣れない方は、病院で食べていたのと同じカロリー
味付けとは言え、昼夕はストレスがかかるものですが
O様は最初の意欲を継続され、配送員にも
「野菜から食べるようにして、おかずはしっかり食べているよ」
とお返事いただきながら、二ヶ月目には数値の低下が見られ
先生からも「このまま続けていけばいいよ」と励まされ
気がつけば、三ヶ月がすぎました。
「そろそろ、結果にはっきりとした変化出てきた頃じゃないですか?」
と、フォローをしてみると
「今度診察があるので、その時また先生に聞いてみます」といわれ
「6月末で8.7あったHbA1c(ヘモグロビンエーワンシーが)
 11月の検査で6.3まで下がりました。量も体が覚えたし
 これからは自分で用意しながら療養してみます」と
うれしく、はーと&はあとのサービスが自立していかれました。

しっかり食べ込んだので、結果が出やすいといえば出やすいのかも
しれませんが、良くなられて止められて行かれる方の声は
皆さん非常に元気でこちらも幸せな気持ちでお別れすることが
できました。

また、糖尿の状態が悪くなられたり、療養に困ったときは
サポートさせていただきますが、そのようなことがないことを
お祈りしております。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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9人の管理栄養士プロフィール

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