食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは!管理栄養士の柴田です。
新年あけましておめでとうございます!。
2013年はどんな年になるでしょうか?
楽しみです☆

さて、昨年から、やわらか食の開発を始めています。
手探りの中、失敗を重ねながら、徐々に完成に近づいてきました!
年末には、経済産業省の方がお見えになり、試食もしていただきながら
やわらか食開発の意義について説明させていただきました。

2月末までに25メニュー完成することを目標に突き進んで参ります!!

3月には、デイサービスがオープンします!
2013年は、はーと&はあとにとっては過渡期になることでしょう!
その中で、会社の成長に負けないよう、
自分もスキルアップしていきたいと思います!

今年もよろしくお願い致します!


年末年始も実家に帰省させていただきました。
大雪で、一晩で30cmくらいつもりました~!!

雪で道路がありません!

除雪車が入って、ようやく道路ができました~!

冬、満喫です☆

はーと&はあと 管理栄養士 柴田満里子

こんにちは。
京都の管理栄養士の宮川です。
クリスマスあたりから急に寒くなりましたね!
今年はまだほっかいろを使っていなかったのですが、もう出さないと。
去年買った分がたくさん残っているので・・。

さて、もう12月も末なので、大変お世話になった事業所の方々へ、年末の挨拶にまわっています。

とある事業所に挨拶に伺った時、ケアマネさんと、利用者のT様の話になりました。
T様は糖尿病です。退院後、はーとを利用してくださり、2か月ほどたっています。

耳が大変遠いので、栄養相談は娘さんにしています。
その娘さんからは、「最近血糖が上がっていて・・たぶん紅茶(紙パックの甘いもの)が好きでよく飲むからだと思うんです・・」と聞いていました。
自分で買いに行かれるので、止めようがないようです。娘さんも困っていました。
T様は少し、認知もあるよう。

そんな話をケアマネさんも聞いていて、このまま血糖があがると、再入院になってしまう、と困っておられました。

なんとそこへ、T様が帰ってこられました。
実はこの事業所、デイサービスとくっついているんです。
その日T様はデイの日で、ちょうどデイのスタッフとお買い物に行っておられたようです。

私・ケアマネさん 「あ!Tさん!ちょっとこっちに来て下さい、何を買ってきたんですか?」

T様の手の袋には・・紅茶、柿、みかん・・

「ちょっとここに座って下さい」と、T様に座っていただき、T様の耳元で、こんこんと2人で血糖があがるとどうなるか、話しました。
T様が普段何を買っているか聞き(衛生ボーロやかっぱえびせんもよく買っているようです・・)、ゼリーやヨーグルト等低カロリーのものに変えるよう話しました。
お届けした食事にプラスなのでかんぜんにカロリーオーバー。

「そうやなあ・・××みたいになりたくないしなあ・・」とT様。
(××は糖尿病らしい芸能人の名前。私もあまり知らなかったのですが)

T様は細かいところもあり、カロリー表示を見て購入されています。
ただカロリーが高いものを選んでらっしゃるのはよくない・・。
以前はカロリー計算もきちっとできていたようです。
それもあって娘さんもT様には言いにくいよう。

「それならT様、まず1日1600Kcalまでにしましょか。再入院は嫌ですしね。
 次の検査まで、ちょっとがんばってみて!」

「そやな・・」とT様。

ちょっと不安ですが、ケアマネさんと2人がかりで説得(?)にあたり、ちょっとは届いたようです。
その後、ケアマネさんに、T様のよく行くコンビニやドラックストアで購入できる低カロリーのおやつの資料を作成したものを渡してもらいました。

ケアマネさんは年明け、娘さんも交えて会議をするか検討して下さっています。
年明けの検査結果をまた聞かせてもらいます。

T様に直接伝えられてよかったです★

今年もこうやってたくさんの事業所の方と、利用者様を通じて相談したり、勉強させていただきました。嬉しい事もたくさんありました。はーとの皆にも助けられています。
もっと良い相談ができるよう精進していきます。
来年も宜しくお願いします(^^)


管理栄養士
宮川曜子

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ
毎日、ホントに寒いですね。今年の冬は長いようです・・

今年も残すところあと数日となりました。
今年も年末にかけてご退院が決まり、自宅へ戻ってからの食事が困る・・といった相談がありました。
その中のHさまのお話です。

Hさまは85歳。60歳の娘様とお二人で暮らしています。
心不全で入院し、肺にも心臓にも水がたまり、今回の退院は人工呼吸器をつけての退院となりました。

去年までは仕事をしている娘様の食事の用意もされていようです。

娘様曰く、「帰ったら(母が)食事の用意をしてくれていて、食べて寝るだけだったんです。」と。

そう、今回の退院で塩分制限の食事療養が必要と言われて一番困ったのがこの娘様です。
「私、ほんと料理らしいことできないんです。」

塩分制限って何をどうすれば良いのか?
栄養指導も受けて、病院の献立表も貰ったものの、検討がつかない・・
醤油の塩分を聞いても、それをどう使えば良いのか?
1日6g以下の塩分って、どうすれば良いのか?

娘様は大パニックです。不安いっぱいの表情です。

まずは、塩分の多い食材(干物や練り製品、ハムやベーコンなど)を伝え、それらをなるべく使わないこと、漬物や佃煮類は出さないことを伝えました。

そして、病院で頂いた献立表を見てもらい、使われている濃口醤油の「重さ」をみてもらいました。
使用する醤油は2gや1.2g・・
「g」で書いてあるので
濃口醤油の小さじ1杯が6gに値することを伝え、2gイコール小さじ1/3程度であることを伝え、

和え物や魚の照り焼きの調味料を確認してもらい、一人分を小さじ1/3程度で味付けをすれば良いと伝えました。3人分で小さじ1杯になりますね。

ようやく、「なるほど、なんとかできそうな気がします。」と笑顔になってもらえました。

しばらくは配食を使ってもらいますが、ちょっと調理に自信がついてこられたら頻度を少なくしてもらう予定です。

用意する方がガチガチに考えていたら、ストレスで続けてもらえません。
ちょっと肩の荷を降ろしてもられるよう、配食と私の「言葉」がお役に立てば嬉しいです。

今年もたくさんの人に出会い、別れもありました。

「ありがとう」と言ってもらえることを励みに、来年も「食べること」が「健康」に繋がることを
たくさんの人に伝えていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子


TS3X00110001.jpg
年に1回しか焼かない、スポンジケーキ(^^;
今年もクリスマスケーキに・・と焼きました☆
デコレーションはセンスが無いので、スポンジケーキをパシャ☆
焼き立てより2日後位に生地が落ち着いてしっとりフワフワの食感になります。

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」