食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。

今年も残すところ数日となりました。
管理栄養士のブログを読んで頂きありがとうございます。
来年も『在宅ならでは』でサポートしていきたいと思います。
何卒宜しくお願い致します☆

年末になり、ご退院直後で食事制限が出て困っている!という方のご自宅に訪問が多いです。

今日も、退院直後の男性のご自宅へ訪問してきました。
70歳代男性、腎不全、心疾患、カリウムの値がかなり高値↑(6.8)になったが今は安定。
性格、温厚。会社社長。夫婦同居。
今日の面談は本人様(カリウムを下げるゼリーを食べながら)、奥様、息子様。
息子様は仕事から抜けてきて頂き、私に聞きたい事を事前にメモってきていただいてました。
腎臓病の食事療養は本当に難しいと。
本人様の主治医の先生からの制限もかなり厳しいものでした。
塩分・たんぱく質・カリウム・エネルギーについてお伝えしました。
へ~!ほ~!は~!健康だと思ってる事の反対な事をするんですね!ほ~!!!と。
終始、びっくりされていました。冷蔵庫から、食べてもいいか、いいならどれくらい食べてもいいか?
と冷蔵庫から食品が出てくる、出てくる。
ここに在宅にお伺いする意味があります。もちろん私も、説明しやすいですし、
本人様から直接きけて『安心』と言っていただけています。

冷蔵庫の食品の確認が終った後、長く食事療養を継続する事が最も大切なことや、
腎臓を守るために1食1食がすごく重要な事。
必死で伝えてます。
これからの療養は私にお任せいただいています。
なんとか悪化しないようにするのが私の最大の仕事です。
来年からもパワーアップし療養のお手伝いをしていきたいです。

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

今年もあとわずか、毎年大変な1年を送っておりますが
皆様にとってはよい1年だったでしょうか。
僕個人としては同じところで足踏みをして
なかなか前進できなかった1年だったのではないかと反省です。

さて、自分にとってはそんな1年でも利用者さまにとっては
よい年末年始をお過ごしいただきたいと思い
年内最後の引き締め相談サポートを実施中です。

12月の相談の話題は例年かわらず
「年末年始の食べ過ぎ・飲みすぎ注意です」
ご年配の方で飲みすぎはあまりいらっしゃいませんが
痛風患者さまや男性の方は要注意です。

そして皆さんが一番気になるポイントは
「おもちは何個まで食べたらいいのか?」です。
しかし、皆さんすでに1回の量はご存知で
「小さいのだったら2個までよね」
「先生からのお持ちは元旦だけ食べるようにいわれているの」
「おいしいから食事とは別に食べてしまうからいけないのよね」
(そのとおりです。、正月にかかせないお餅も血糖管理の点からみれば
要注意食材です。)
と、目安量や食べてはいけない食べ方などは周知の事実
でも、食べてしまうのがお餅の魔力というか魅力なのでしょう。
お餅も穀類。ご飯の代わりにおかずと一緒に食べてもらうことで
食後の血糖上昇を抑えてもらいながら
間に2個3個とパクパク食べてしまうのを自粛してほしいものです。

あるデータによれば、血糖管理が良好な糖尿病患者でも
年末年始を挟むとHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が
0.5%は上昇するといわれるぐらい、血糖管理(広くは健康管理)には
一番気をつけないといけない時期。

乱れすぎないよう、事前準備、心の準備を整えて
皆様がよい新年を迎えられますようお祈り申し上げます。

H24年最後のブログ


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
今年最後のブログです。
今年も本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
この年末、私の担当している方で入院される方が多いです。
検査入院や少し体調を崩してなどの理由ですが、年明けには元気になられてお戻りになることをお待ちしております。

さて、先日訪問した利用者様。
「ついつい食べ過ぎたことを反省されている方がいるので相談に乗ってもらいたい」と地域包括のケアマネージャー様から連絡がありました。

実は数年前にご利用いただいたことがありました。
ご本人様は「そうだったかな!?」と覚えておられなかったのですが、私は、家に行くと直ぐに思い出しました。
80歳代、女性、糖尿病。
現在ご主人様が入院中のため、お一人暮らし。

どうも半年前にご主人様が入院されてから、血糖コントロールが乱れだしたようです。朝が遅めになり、昼は簡単に済ませたり、抜いたり。
そのためか間食は増える。そして、夜も野菜不足。
また果物が大好き。訪問時もけっこう大きなカゴに果物が沢山入っていました。
そう、この時期に果物の摂取量が増える方多いです。
一日量を説明しました。この方は、一回に三日分は食べていました。
色々と自分の食事が乱れていることは反省されていたので、どういう所に注意すると良いかを説明して帰りました。
この方は野菜を食べること、果物の量を守ること、3食の時間も守ることです。
しかし、スタートして一週間後にお電話で様子を伺うと、ちょっと物足りないから自分で作ったおかずを足していると。
はーとの食事は一回の食事の目安量になっているため、この量を目安に満足できるようにしていきましょうとお伝えしました。
果物の量もまだまだ一回量が多いので、引き続き声掛けしていきます。
今までの量が多かった方や自分に合った量が分からなかった方にとっては、直ぐに慣れないかもしれませんが、自分に合った量や味付けを知ることは、とても大切です。
はーとの食事をその目安量に使ってみてください。

食べすぎには注意して、よいお年をお過ごしください!

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

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9人の管理栄養士プロフィール

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