食事療養のサポートを現場から発信

こんにんちは。カスタマーセンターの大都です。
稲刈りもすすみ、あちこちで秋の風景が見られます。

先日、ちょっと試してみたいと来客がありました。
最近HbA1cが少々上昇してきた(9月で6.9)とのこと。

薬もまだ飲んでいないため、食事でなんとかしたいとの希望でした。


早速、普段の食習慣をヒアリングすると・・

夜中にアイスクリームやアンパンなどを食べていたと。
おっと!
さすがに、既に止めておられましたが(^^;

朝食を朝4時に食べ、また就寝し、6時に豆乳とチーズを食べて・・と。
朝食を2回(というのか、間食というのか)食べておられました。

昼食、夕食の喫食時間もまちまち・・と。

この日も、来社前(11時ごろ)にパンを食べて来たと・・

この食習慣がHbA1cの上昇の原因かな。
HbA1cが上る原因を説明。


配食を利用し、食事量の目安にしてもらうように、とお伝えし、
ご本人様とは
『朝食は6時にまとめること』
『昼食・夕食はなるべく時間を決めて、欠食はしないこと』
『夜中に食べないこと。』
と約束。

次回の血液検査は12月。
それまで約2ヶ月。
約束を忘れないよう、食事量が増えないよう、週数回の利用をお奨めし、
これからのフォローは担当者がさせてもらいますのでとお伝えし、事務所をあとにしてもらいました。

帰り際、
『次回の血液検査の結果、楽しみにしてますね。』と声をかけた私に
親指を立てて、笑顔で『了解』と。

ちょっとでも長く、継続していただきたいものです。


久々の新規受付。
つい食事のアドバイスすることに力を費やしてしまい
介護度や通院先等を聞くことを忘れてしまった(^^;


管理栄養士 大都宏子

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。

最近はさわやかな秋晴れが続きますね。私は四季の中で秋が一番好きです。
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写真はコスモスと秋に咲く朝顔(友人による)です。
漂ってくる匂いはきんもくせい♪いいにおい~


私は週1回クリニックの栄養指導にもいってます。
指導というよりは、『病状としっかり向き合い、悪化させず、改善に向かうよう
一緒にやるべき事を考える時間』としています。

嬉しい出来事がありました。

50歳代、女性。脂質異常症。性格、やや神経質。
1年前に初めてお会いし、LDLコレステロールが基準よりだいぶ超え、Drの指示で
栄養指導室へこられました。
この女性の、療養へのこだわりは『投薬なし』です。
薬に頼らず、なんとかしたいので、がんばります!と。
食事面や運動面、生活全般を変更してもらいました。
1ヵ月程、当社の栄養コントロール食もお届け。あの手、この手で私も必死です。
それから、アドバイスした事をしっかり行動に移し、LDLコレステロールは基準値内へ。
投薬なしで維持されています。
1年ぶりに、来られたのは、悪化したわけではないが、また見直したいとおっしゃってました。
びっくりしたのが、栄養指導にこられていた頃は体重が60kgだったのが
52kgになって登場☆☆☆

思わず、私。「めちゃめちゃきれいになられましたよね~~」
女性「ニヤッ。あれから、言ってもらったことをコツコツ地道にやって
たら、8kg痩せれたわ、ありがとう。特に無理はしてないよ・・・」


この女性と信頼関係を築き、やるべき事を明確にした事がよかったです。

が、食事療養をしなければならない方は、食事ももちろんですが、生活
そのものを変えなければならない事が多く、なかなか行動に移せない・・・
が普通です。

『やるきスイッチ』を押しにいくのが管理栄養士の仕事です。
押してもらえるよう、小引き出しを増やし続けるのが私の仕事です☆

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小学6年生の娘が、コロコロドーナツを作ってくれました。
食べ過ぎました。即効、体重増加(怒)          

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

秋になり、夜が涼しくなってきました。
秋は読書の秋でしょうか。そう思いながらも
夏前から読みかけている「図書館戦争」がまだ読破できず
前に進めていません。それなのにまた新しい本を買って
未読の本の山ができている本達とそろそろ格闘しようと思う夜長です。

さて、先日、塩分調整食をご利用いただている方から
実践語録を頂戴しました。

血管疾患の療養のため塩分調整食をご利用いただている方は多いですが
塩分管理の療養を継続されるための目標設定には難儀します。

糖尿病なら血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)
脂質異常症ならコレステロールや中性脂肪
腎臓病ならクレアチニンなどその療養の安定度を測る指標がありますが
血管疾患の方は主に血圧管理と水分管理ぐらいで
先生からも特別こうしなさいという指示がでないこともままあります。
さらに、最近はいい降圧剤が多いのか塩分管理を指導されたかたも
血圧は130ぐらいと特段高いこともなく、安定されていることが
多く、血圧は安定しているから大丈夫なのに
塩分は抑えて、こんな薄い味の食事を食べないといけないの?と
不満を持たれている方もおられます。


塩分管理が必要な方には、まず1日に摂取量を守れるよう
味の濃い料理や塩蔵品を控えてもらい
塩分を多く含む食品や調理もポイントなどを伝えますが
実際どの程度塩分をとられているかは正確には把握しきれません。
「配食の味に慣れてもらう」ことからスタートされる方も多いです。

そんななか、長年塩分調整食をご利用の方に定期相談に伺ったところ
はーと&はあとのお食事は週1回ご利用の方から
「週1回だけど、薄味の食事を持ってきてくれるので参考になり
 助かっている。やはり基準の味付けがないと不安にあるので
 ありがたい」とおっしゃっていただき、
また、週2回だけご利用の方からは
「血圧が安定しているので気が緩み、つい味の濃い食事にしてしまう。
 配食の味との違いに気づき、薄味にしないとと反省して
 自宅でも薄味になるよう注意している。」との声いただきました。

配食のお食事だけに頼るのではなく、自宅で療養してもらうための
ツールとして配食を利用されている、このような方々の実際の声は
担当管理栄養士としては勇気をもらいます。
(ああ、ちゃんと自分でブレを修正されていているなあ)と感じ
自己修正ができる食事療養をサポートできるよう
同じ塩分制限でお困りの方には、この語録を伝えていこうと思います。

はーとはあと 管理栄養士 島田天心

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