食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
いよいよ8月!夏本番がきました。今年も半分以上きたんですね。早いものです。
暑いのは寒いより好きなのですが、こたえます。
特に熱中症には要注意です。
担当の利用者様の中にも、締め切った部屋で様子がおかしく、ケアマネージャー様といっしょに救急車を呼ばせていただき、熱中症と診断された方がおられました。
幸い大事には至らなかったのですが、部屋を涼しくしてくださいね、水分補給してくださいね、等の声かけや普段と違うという少しの気付きが、一つの命を救うほど重要であると感じています。

先日京都府栄養士会の講座に寺田さんと参加してきました。
テーマは「高齢者がいつまでもおいしく食べられる食事のコツ」です。
まさに私達の仕事に直結するテーマ名!と思い参加しましたが、本当に為になることばかりでした。

その内容を少し・・。
高齢者の栄養管理にあたる食事の基本は、
①生命維持に必要な栄養・水の補給
②加齢にともなう疾患治療への貢献 です。食べられなくなったら命はつきます。
それに付加価値の、
①おいしい
②楽しみ・喜び 食事にこれが加わることで人間らしく生きることができます。

付加価値である、「おいしい」や「うれしい」の気持ちは、一人一人異なります。
疾患により食事制限がある方もおられます。
なので一人一人の価値観を支援し、最期まで口から食べてもらえるように寄り添うのが、
私達管理栄養士の役目になります。
医食同源と言われるように、病気を予防するのも「食」、病気を引き起こすのも「食」なので、食事ってほんとに大切です。

はーとの管理栄養士は一人一人とお話して、相談にのれる立場にいますので、もっとがんばらねばと思いました!

前半は講義だったのですが、後半はなんと調理実習でした。
その内容を少し・・。
さて、ここは1人暮らしの高齢者のお宅。
冷蔵庫には、冷ごはん、卵、鮭フレーク、鯖缶、人参、たまねぎ、じゃがいも、があります。
あなたはヘルパーさんに、どんなメニューを提案しますか??

このお題でグループで案を出し合いました。
鯖じゃが、鯖カレー、卵焼き、・・他に何かある・・?

自分では思いつかなかったメニューも他の方の意見にあり、経験の違いを感じました。
グラタン、散らし寿司、オムレツ、ポテトサラダ・・

グループワークのあと、この食材を使って調理実習を行いました。
塩分も控えめのレシピです。

大学の調理室で行い、私はこれやります、じゃあ私は片づけします、
いろんな職域の人と協力して調理し最後にみんなで試食をしました。

調理実習なんて学生の頃以来です。
偶然知っている病院の栄養士さんにお会いできたり、学生の頃お世話になった先生も参加していたりと、楽しくできました。
減塩でもおいしく驚きでした。寿司飯にも塩を入れていないのですが、いけました。

こんなにたくさん作りました★



いろいろな人と話せて、勉強になりました。
今回の講座の内容を日々の業務にも活かして生きたいと思います♪

はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

こんにちは、カスタマーの大都です。

8月になりました。
本社へ異動になり京都駅で乗り換えるようになったので
夏休みに入り、大きな旅行鞄をゴロゴロ転がしながら歩いている人々を
よく目にします。
ちょっと羨ましい・・(^^;

先日、非常事態?で入院中の北摂の利用者さまの退院に向けての担当者会議に参加することになりました。どうにも、北摂ではスケジュールが合わず、私が参加することになったのです。
ちょうど同じ日、これまた
この日しか娘さまの都合が合わない・・という新規訪問にも行くことになりました。

3か月ぶりの新規訪問と担当者会議。

内勤になり人様に会わなくなったため、
ジャケットを着て、ヒールのある靴を履くというシャッキとした恰好をすることがなくなった
ので、久々のジャケットとヒールです(^^;

どんな話をしようかと考えながら、程よく背筋が伸びる緊張感を持って

玄関まで歩く時間が私は好きでした。

この日の訪問先は淀川区のMさま。

狭心症で入院し、退院となったMさま、女性です。

Mさまの向かいに座った私の目の隅に止まった、「五目ごはんのおにぎり」たくわんも添えて・・

入院前は浮腫みでパンパンだったようで、入院中に10kg以上も減量したようです。
思わず、聞き返してしまった(^^;
そんなMさまですから、病院からは体重管理と減塩指示。

久々に栄養指導です。
昼食はご自身で用意をされるというので
「お寿司や炊き込みご飯は週に1回までですよ。」

「えっ?! お寿司はヘルシーやからいいんと違うの・・・?」

「寿司飯には、ご存じのように酢と砂糖とお塩を入れて作りますよね・・」

「鯵のひらきや味醂干し、塩サバや塩鮭も買わないようにね・・」

「冷たい麺類も控えてくださいね・・」

もう病院には帰りたくないですもんね・・と、毎日体重計に乗ることと、以上のことを約束して帰りました。


残念ながらカスタマーセンターになって
このような話をする機会がなくなりました。

もっと、もっと気軽に相談してくださいな。

しゃべりたくてウズウズしてますから(^^;

管理栄養士  大都 宏子

こんにちは。
カスタマーセンターの山村です。

週一回、クリニックの栄養指導にもいってます。


70歳代、女性、職業農業、二世帯住宅で暮らす。ご主人は20年前に他界。
今回、市の健康診断であまりにも数値が悪く、クリニックへ。
今までも健康診断は受けていたが、数値が基準からはみ出ていたものの、そんなに
気にせず、仕事も忙しいし・・・

今回、血圧150/100、コレステロール260mg/dl、中性脂肪700mg/dl 、ヘモグロビンA1C5.6%。
降圧剤は出たものの、Drからとにかく、薬は出せるけどまだ出さない、
まず、「栄養士さんの話を聞きに行きなさい!」と言われきましたと。

出番です。
今まで、散々健康診断の結果を放置してきたことは責めません。
今日せっかく出会えたので、今後の話し(今後の見通し)をしっかり、目をむきながら(これが怖いと思われる)伝えます。

やっぱり、質問したり話すうちにこんな数値悪化した原因がどんどん出てきます。
本人もやっぱりそうですか・・・と。
なんとなく分かってはいたものの、痛くも痒くもない。
そこが怖い事も今日、お会いでき解かって頂けたと思います。
まず、その方がどんな状況にあり(重症なのか、否か)どうしていくべきなのか、すごく、大くくりで話をします。
細かい事は、ものすごい量の伝えるべき点があります。
が、初対面では、一緒に今後を考え、何をするか?(どう生きるか?)を話合う場だと思ってます。
病状、重症でも軽症でも、やる気スイッチを押してもらえるようにする事が一番の仕事です。重症の場合、かなり脅し文句も間に挟みながら、必死です!
とっても、やりがいのある瞬間です。
やる気スイッチを押していただきさえすれば、次回、血液検査、数値改善しています。
びっくりするぐらい頑張られ、数値改善もあります。
嬉しい限りです。
初対面で、意識を変えるのをとおり越し、今日から行動を変えて頂くよう、話しまくってます(笑)

今日来られた、他の60歳女性で、糖尿病、ヘモグロビンA!Cが9%台から過去、一向に
下がらなかったのですが、脅しが効き、初めてヘモグロビンA!Cが7%台にさがり、Drに
褒められたそうです。

私が強制的にこれを絶対しなさいということはあまりありません。
自らの実行力が数値改善に繋がります。
食事療養されるのは本人で私達は重要なサポート役です☆

この女性からも、今、生きがいは海外旅行に行くことで、本当に自分の身体のために
必死でやります。このまま、元気に動きたいです、力を貸してください。とおっしゃってました。

クリニックで初診の栄養指導に来られる方も、めでぃはあとに半信半疑でお電話くださり、訪問する時も同じです。
いかに、「このままだとダメ!一緒にやりましょ!」やる気になってもらえるかだけだと痛感してます。

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今朝、出勤前に友人と5km程、ランニングしました。
心身ともタフでいられるよう鍛えてます♪写真は、あまりきれいでありませんが、走っている川沿いです。


はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

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