食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
毎日寒い日が続きますね・・
悲しいけど、まだまだ冬真っ只中。
寒さ対策に翻弄されております(^^;

さて、今日は栄養指導先でのお話です。

その方は吹田市在住の女性、Mさま。60歳代です。
もう一年前から栄養指導には来られています。
脂質異常症と高血圧症です。

出合った頃のヒアリングでは

朝食は菓子パンに、砂糖入りのコーヒー牛乳
昼食は1人なので、適当に軽く済ませて・・
夕食はご主人と一緒に適当に・・
適当、適当と
料理が不得意なMさまはコロコロとよく笑ってごまかしていました。

朝食の菓子パンを止めること、散歩すること、野菜を摂ることをまずは目標に1ヵ月。
体重の変化は無かったものの、少し歩く習慣ができたようです。
ところが、食生活の方は・・と言えば
朝食の菓子パンは止めれたものの、お料理の苦手はMさまは野菜摂取が一向に増えず。

野菜って何がよいの?どうやって食べたらいいの?
といった質問が出ます(^^;

そんな方にこそ、はーとの食事を・・と勧めるのですが
ご主人に気を遣ってか、なかなか、踏ん切りがつかず。

運動習慣は身について頂けたものの、朝食も改善はされたものの
野菜摂取が増えず、体重も一向に減らず・・

ご主人が退職されたのも手伝って
「主人がね、砂糖入りのコーヒーを煎れてくれるの♪」とにっこり

あらあら・・
夫婦円満は良いのですが・・(^^;
二歩進んで、一歩下がるとでも言いましょうか。

勧めること約1年、ようやく重い腰を上げて
配食を週3日、1ヵ月食べて一食のおかずの量、味付けを体験することに☆

そして1ヵ月経過して迎えた先日の指導日
なんと、あれだけ減らなかった体重が1kg減ったのです!

開口一番
「私、食べ過ぎてました。と」にっこり。

1ヶ月配食を利用して、食べてよい量や味付けの目安が掴めたようです。

あとは継続ですね、と二ヶ月後の指導日を約束して部屋を後にして頂きました。

一目瞭然ではなく、『一食瞭然』
この言葉はあるケアマネージャーさんが作ってくれた言葉です。

写真ではなかなか量や味付けまで理解してもらいにくいものですが
1食食べてもらうと量も味も瞭然です。

届く食事は教材の一部です。
そこに私たち栄養士の相談窓口がついた
『はーと&はあとの食事療養サポート』

自宅で血糖コントロールや血圧コントロールが上手くいかない方
一度、試してみて下さいませ(^^)ノ


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。
週一回、クリニックの栄養指導にもいってます。

60歳代、女性、糖尿病、高血圧、夫婦同居、性格、少し気難しい。
昨年、8月から月1回こられています。
ヘモグロビンA1C、7月(8.4%)⇒9月(7.3%)⇒11月(6.6%)と2ヵ月に1回、検査を受けられ着実に数値は改善しています。
そして今日、1月中旬の検査結果が出てます。この女性も、年末年始があったので
気をつけていたけど、やはり心配な様子でした。
が、なんと、更にヘモグロビンA1Cは下がっていて6.2%でした。
大喜びでした!
夏から栄養指導にこられるようになってから、かなり努力されました。
食事のアドバイスもしっかり守ってられ、大好きな間食も控え、運動習慣がなかったのに、今は週4~5日、45分のウオーキング☆
雪などでウオーキングにいけなかったら、そわそわしてしまう、もう生活の一部になったわ~。歩かないと気持ち悪いぐらい・・・(笑)と。
いろいろなアドバイスや、どこに気持ちを集中させるか?や、目標の設定をサポートさせていただいてますが実行されるのはご自身なので、実行してもらえるように
工夫してます。やる気スイッチを押しにいくのが役割です。
数値が改善した時は本人様も私もとても達成感があります。がやっかいな糖尿病は油断をするとすぐ数値は悪化!ここから、いかに数値を維持できるかが、私の仕事です。

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先週末は京の台所である「錦市場」へ行きました。
市場としてはかなり遅めの時間でしたが、賑わってました。
普段のスーパーでの買い物と違い、大変楽しいです。

                はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

新年になっても、年度はかわらず2010年度もあと3ヶ月
書店なのでは2010年ベストセラー特集がされています。
1つぐらいは手をつけないと思いながら手が伸びない現状ですが
先日、ちょこちょこ購入している雑誌Numberが
興味を引く特集をしていたので買ってみました。

その特集は
「僕はこんなものを食べてきた」というもので
各界の一流スポーツ選手の食事へのこだわりと
独特の食生活スタイルを特集したものです。
イチロー、キングカズ、サッカー日本代表
高橋大輔、長谷川穂積、田中理恵、白鵬、王貞治などなど
各人または各チームが食をどのようにとらえ、どんなことに気をつけているのかを
事細かに特集されていました。

特におもしろかったのがサッカー日本代表を裏からささえられた
西芳照シェフの話で
南アフリカ大会に食糧をもっていくにあたり重量制限に苦心していたくだりです。
おもしろかったので抜粋させていただきます。

「まずは、事前合宿地のスイスを経由して南アフリカに持ち込む
 300kgの内訳を決めなくてはならない。
 機体の関係上、それ以上積むことはできなかったからだ。
 食材の選択について、西は協会から次のような大まかな
 リクエストを受けていた。
 ①全身に酸素を運搬する鉄分を多く含んだ食材
 ②体内栄養素の酸化を抑える抗酸化物質のビタミンEを含んだ食材
 ③疲労回復に役立つビタミンB1を含んだ食材
 これらの食材を過不足なく摂取することが、高地順化を図る上で
 大事なポイントとなるからだ。
 
 西が目をつけたのは魚だった。鉄分、ビタミンEを多く含むウナギ
 サンマを筆頭に西京焼き用に下ごしらえした銀ダラ、銀ムツ、赤魚の粕漬け
 ホッケなど、運んだ魚は80kgを超えた。
 そして魚以上の規模で持ち込んだ食材がある。それは 《ごはんのお供》。
 おにぎりの具になる梅干、のり、おかかで30kg以上。
 きゅうり、野沢菜などの漬物に、納豆、なめたけ、ふりかけなど合計で100kgを
 上回った。
 
 西はこの選択についてこう説明する。
 エネルギーになる炭水化物を、選手たちには多く摂ってもらわなければ
 なりません。重量制限もあるので、日本米を持っていくより
 おにぎりの具やご飯と一緒に食べるものを持っていったほうがいいと考えたんです。
 前の年の南アフリカ遠征に帯同した際、現地に住む日本人の方々の協力もあって
 肉や野菜、米も入手できた。だから、現地で調達できないものを中心に
 持って行きました。」
 
おもしろいですよね!制限があるなかで、一番パフォーマンスを発揮できる方法を
模索して、たどりついたのが
「米、魚、ご飯の友」という日本古来の三種の神器的食材。

たまたま今回の目的に合致していただけとは思えない。
日本人パワーの源はやはり、米、魚なのだということを
西シェフに教えていただいたような気がします。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」