食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃ京都東川です。

10月になり涼しくなり、退院される方が増えているようです。
「やっと退院できることになった。」と喜んでおられる半面で、退院後のことが心配でと利用になる方がいらっしゃいます。

先日訪問した利用者様です。
入院中の病院に訪問しました。
80歳代、女性、独居、胃を全部切除され、1ヶ月余り入院されています。
家に戻れることは嬉しいが、家に帰ってから自分がどこまでできるかが心配だと。
今までは自分一人で何もかもしてきたからと不安そうにおっしゃいました。
この入院でご自分の体力の低下を自覚されているのでしょう。
その上、お食事について制限が出てしまったので、さらに不安だと。
少しずつは食べることができるようになってこられているようですが、まだまだ食事量が少ないです。

もともとこってりと濃い味のものが好きだったようです。
胃を切除されて間もないため、一度にたくさん食べることができません。
この方も食べるとムカつきが起こります。
食べたいのに食べれない・・・そのもどかしさからもさらに不安が募っているようです。
食事は、胃を切除された方用のお食事を毎日お持ちします。
退院後、落ち着くまでは、2階のお部屋までお食事をお持ちすることになっています。
少しずつ在宅での生活に慣れられれば、受け渡し方法も変更していってもらうつもりです。

もう一人、退院後の不安がありご相談いただいた方がおられます。
ご家族様と同居の80歳代、女性の方です。
自宅の階段から転倒され入院されていました。
やっとリハビリも終わり退院になる方です。
この方は、お昼間はお家族様が仕事のため不在です。

ご家族様が帰宅後に倒れておられたお母様のことを発見されたこともあり、お昼間に一人にさせることがとても心配とのこと。
ご本人様もです。
そのため、お食事の確保はもちろんですが、安否確認をとても重視されています。
安心して在宅生活を送っていただけるようにサポートしていきます。

はーとをご利用される方、お一人、お一人が、それぞれ色々なご不安を抱えておられます。
その方のご不安に答えることができるよう、頑張っていきます。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
先週あたりから急に涼しくなりましたね。朝晩は肌寒いくらい。
でも過ごしやすい気候になったのでお出かけするにはぴったりですよね。
私は先日の3連休に父と母と京都のいくつかのお寺に行ってきました。
その中でも東福寺がいちばん印象的。
自分の担当区なので近くをバイクで走ることはあっても行ったことはなかったのですが、
本当に素敵なところですね。
紅葉が色づく頃にもう一度行きたいな~と思っています。

さて、担当させていただいているかたで月に1回訪問している方がいらっしゃいます。
H様。糖尿病の方です。
以前から間食がやめられない、ついつい食べてしまう…と手を伸ばしてしまうH様。
担当者会議に参加させていいただいた際、
菓子パンはやめる、食べたいときはトマトなどちょっとした野菜をとることを提案していました。
また、コロッケが大好きな方で、何個か入っているお総菜のコロッケを買うとつい1個にとどまらず食べ過ぎてしまうこともH様が話してくださりました。
でも揚げ物はなるべく控えていただきたい!
コロッケは食べるなら1個と決めて食べていただくようお伝えしました。

その担当者会議のあと、しばらくして訪問すると、
間食はなるべく控えているとH様。食べるなら野菜にしてくださっていました。
大好きなコロッケもなるべく1個にしておられます。
すばらしい!!お伝えしたことをきちんと意識していただいていました。

そして先日、またお会いしてきたのですが、
菓子パンはやめて、小腹が空いたら野菜や豆腐を食べてます。コロッケも気をつけてるけど、時々食べ過ぎてしまうから気をつけます、とH様。
好きなものを控えたりするのはなかなか継続するのが難しいことですが、意識して続けようと頑張っておられます。
また、最近早起きが課題だそうで、毎日7:30には頑張って起きているとのこと。
H様、やる気になっておられるようでした。

意識を高く持ち続けることはなかなかできないこと。
時にはくじけてしまうこともあるかもしれませんが、それでも頑張っておられるH様を見ていると、私も頑張らなくちゃと思います。
来月には血液検査。
結果を見て一緒に喜べるはず。H様の頑張りが反映されていることと思います。
これからもH様のそばで一緒に喜んだり、一緒に考えたりしながら、食事療養をサポートしていこうと思っています。
H様、また来月お伺いしますね!


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。めでぃ北摂の寺田です。
つい最近まで真夏の暑さが続いていたのに、ようやく秋の涼しさを感じるようになりました。
秋という季節はいつも寂しさを感じ、あまり好きではないのですが、
真夏が長かったせいか、待ってました~♪
と嬉しくなります!

さて、今日ご訪問させていただいたT様は30年前から糖尿病をお持ちでインスリン治療中の方。
HbA1cが以前は6.5前後だったのに、7.0に上昇したことがきっかけで配食をご検討されました。
…が、よく話をお伺いすると、何やら勘違いをされているご様子。

「真空で届けてくれるんでしょ?朝ご飯が欲しいのよ」

はーと&はあとのお食事は、冷蔵でお届けしますし、昼食と夕食のご用意をさせていただけますが・・・

何やらはーと&はあとのパンフレットの間にはさまっていた他社さんのパンフレットをみてご連絡くださったよう。

でも!
これも何かのご縁ですね。

そのままT様とお話しさせていただきました。

なにやら糖尿病の合併症である網膜症と神経障害が進んでおられるよう。
「左目も見えなくなってきているし、手足もしびれているのよ…壊疽になってしまうかもしれない。
糖尿病ってほんといやね…」

T様は病気の怖さを実感してはいるものの、
今まで糖尿病の教育入院はいやだといって受けてこなかったり、
インスリンを自分の判断で増やしたり減らしたり、
朝起きるのが遅く、朝と昼ご飯が兼用のことが多く、1日2食になったり
さらには時々低血糖がおこることもあるそうで…
問題点はたくさん。
全然血糖の管理ができていないようです。


まずは、
朝食を食べること
夕食は食事時間を決めて食べること
そして昼食ははーとの食事をご利用いただくこと

から始めてみましょう!
とお話しさせていただきました。

朝食に関しては、ちょっと無理かな…といった反応ではありましたが、

「1か月後、HbA1cが7未満になることを目指して、がんばってみましょうね。」
とお伝えしたところ、

「ありがとうございます」と一言,笑顔を見せて下さいました。


T様はもともとはーと&はあとの食事をご利用されるつもりではなかったようですし、
もしかしたら今も半信半疑であるかもしれません。

でも、T様はカロリー調整食1600kcalを毎日昼食時にご利用されることを決めてくださいました。

きっかけは何であれ、
はーと&はあとで食事療養してみようかなと少しでも思っていただけたなら
ここからがスタートです。

訪問時に上手くお伝えできなかったこともたくさんありますし、
長くお付き合いができるよう、これからサポートさせていただきます!!


私事ですが・・・
この度地元北海道で結婚式を挙げさせていただきました。
今まで育ててくれた両親はもちろん、なかなか会うことができない祖父母、親戚、友人、そして新しく家族となる主人の家族…
皆様に見守られる中、幸せな時間を過ごすことができました。

長期のお休みをいただいた上、電報・お祝いをくださったはーと&はあとの皆様、
心よりお礼申し上げます。

お祝いでいただいた「Fisslerのお鍋3点セット+栗原はるみさんの調味料」です。
料理上手を目指して頑張ります♪
本当にありがとうございました!

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はーと&はあと 管理栄養士 寺田 満里子

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