食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
すっかり秋の陽気ですね。急に…っ!
雨でなくても、風よけになり、暖かいカッパが大活躍です!
皆様、体調管理にお気をつけて下さいませ★


さて、いつも土曜日に栄養指導をしているクリニックさんでのお話です。
2ヶ月前から通院いただいている糖尿病のI様ご夫婦。
I様は奈良県にお住まいの方ですが、糖尿病の治療を行うにあたって、Kクリニックさんが良いと聞き、長い時間をかけて月1回通院いただいています。
奥様はインスリン・旦那様は服薬です。糖尿病=生活習慣病とも言われるくらいに、同じ食生活をしていると、同じようにご疾患が悪化してしまいます。
同じ食生活の中でも、旦那様は働いておられ、昼間は外食のため、野菜不足・偏食が目立ったり、奥様は1食を食べる時間が短かったり、1人1人気をつけていただきたい点は異なります。
でも、一緒に食事療養を進めていける方が身近におられるって、大変効果的です!

また、その2週間後に通院いただいている糖尿病のM様ご夫婦。
M様は大阪府にお住まいの方です。こちらも奥様はインスリン・旦那様は服薬です。
野菜中心の食生活へと変更され、1ヵ月後には体重も4kg近く減少され、HbA1cも急激に減少されました。
ただ、2ヶ月後に通院された時には、検査結果は維持されていましたが、少し気が緩んでおられるようでした。
食生活がガラッと変って、少しストレスにも感じたようです。
まだまだ長いお付き合いになるのだから、食事療養は継続することに意味があることを再度お伝えし、また食事療養への意欲を取り戻していただきました!

実はM様は、I様の同級生です。I様からのご紹介で通院されるようになりました。
当初は通院日が異なっていましたが、最近は通院日を同じ日にされ、1ヶ月に1回の再会を楽しんでおられます♪
みんなで一緒に病状改善を目指しましょう!!
少しの力ながら、お手伝いさせていただきますので、よろしくお願いいたします☆


100919_125211.jpg  100926_175120.jpg
先日、小・中学校時代の友達が結婚しました★どうやら第1ピークが来ているようですっ。
右は旦那様が山形県出身の大工さんということで、手作りのスタンドをいただきました。白い紐はこの先にブーケがあるはずだったんですけど、私の手元には届きませんでした、残念…。
幸せパワーをいっぱいもらえて、更にちょっとした同窓会気分も味わえ、頑張る力になりました!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
涼しくなりましたね。外を走るのが気持ちよい季節です。

さて、先日、退院後の食事療養の為に、はーとの配食を考えておられる方のところへ、訪問してきました。
糖尿病を患っておられ、血糖コントロール目的で教育入院中です。

今現在、はーとのお食事を利用されているご友人からのご紹介でした。
ご友人よりお聞きすればご入院中の闘病仲間とのこと。
「とにかくパンフか何か持って行ってあげて」。

この方は現在まだご入院中なので、外出時にご自宅に、ご試食を持って伺うことになりました。ご友人からのご紹介の為、ご本人はあまり配食を使った食事療養に乗り気というわけではありません。

S様。30歳台、男性。お独り暮らし。
3年前に目が見えにくくなり、糖尿病だと分かったようです(合併症の網膜症が出て気付かれました)。

それ以来入退院を繰り返す生活。インスリンは1日に4回、100単位以上を打たれます。
血糖は300~500mg/dl、ヘモグロビンA1cは9.5%。

コントロールはかなり乱れています。
ご本人もそれはよく分かっておられます。

S様、「わざわざありがとう、まぁ入って入って」と、とても気さくで明るい方です。
外出中にはーとの食事を試食することは、看護師さんにも断ってこられていました。

いろいろお話をお聞きしていくと、普段の食生活は、ほとんど外食。
または、スーパーのお惣菜。
朝はめんどうで抜くことも。その結果インスリンを打たないことも。
お腹がすいてどかっと食べる時もあれば、全く食べない時もあり。

「今回の入院で血糖はある程度安定されると思いますので、退院後は今までより気をつけましょうね…!」と私。

「ダメって分かってはいるけどね~~!病院で栄養士さんの話?聞いたような気もするかな~~?」
とS様。あっけらかんとされています。

病識、かなり薄いです。

合併症についても話しましたが、「うんうん、もう知っているよ」といった様子。
実際網膜症で、身をもって恐ろしさを感じておられます。
でも、まだ、30歳台なんです。

退院後は、私が担当の管理栄養士になるので、まず週に1回でも配食を利用していただくよう、話がつき、ご訪問を終えました。

なんで、こんなに、明るくされているのか、どう、食事療養にやる気になってもらうか、悩みます。

ご友人にご紹介のお礼のお電話をした時にも、「あいつあのままじゃ、良くないから、なんとかせなあかんから」と、とても心配されていました。

退院後、どうにか食事療養を継続してもらわねば、と強く感じました。

退院は10月半ば予定。

どきどきしながら、待っています。

はーとの管理栄養士として、しっかり、家での食事療養のサポートをしなければ。
この気持ちははーとでお仕事させていただいている管理栄養士でしか感じ得ない緊張感だと思います。

まだまだ私たちを必要とされている方がいるはずです。
だから走ります、待っています!

先日、辻本さんと東山区の泉涌寺に行ってきました。
きれいなお庭を見て、癒されてきました♪


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
「暑さ寒さも彼岸まで・・」とは言いますが、
この暑さはいつまで続くのやら・・と思っていたところ・・
ようやく雨を境に気温が下がるようです。

急激な温度変化で体調崩されぬようお過ごし下さいませ。

さてさて、8月の末から配食がスタートした
茨木市在住のTさま宅へ訪問してきました。
70歳代 女性です。

糖尿病から糖尿性腎症へ、そして今回のご入院で
透析が始まりました。

介護認定が申請中だったため、
とりあえず、週3日のヘルパーさんが来て食事の用意をする
日以外の週4日の昼・夕食をご用意することになりました。

今回の訪問は
スタート時から透析通院にも慣れ、体力的にも回復すれば配食の回数を減らす
方向だったこともあり、介護認定が決まり、ヘルパーさんの利用回数を増やすことが可能になったことも重なり、今後の配食利用頻度を決めるための集合となったのです。
集合と言っても
担当ケアマネージャーさんとヘルパーのサービス提供者Yさんと私の3人なんですけどね(^^;

Tさまは体調も良いようで、表情も良好☆
お届けする食事にも満足して召し上がって頂いています。

ヘルパーさんが調理したおかずを
配食のお弁当に使っている、おかずやご飯を入れている容器を
使い、食べる量の目安にしているというTさま。

「あれ(容器)に入れると、量がよう解るのよ。」

なんとも上手に再利用して頂いています☆
その場に居たケアマネージャーさんもYさんも感心☆

「しばらくは今まで通り、持ってきて欲しいわ。」

結局、利用頻度を減らすことなく、
もう少しお元気になるまではお届けさせて頂くことになりました。

Yさんにも、ご本人さまにも
カリウム制限の話やエネルギー確保の具体的な話
をさせてもらって終了。

ヘルパーさんにとっても、
食事作りのちょっとした疑問や相談、具体的な話は
喜んでもらえます。

お届けする食事だけでなく、
担当栄養士も、さらに容器までも
余すことなく上手に使って頂けると幸いです☆


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」