食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

久しぶりの雨と思えるほど、雨の少ない夏
お客様と話していても、
「たまには雨も降ってくれないと、毎日庭の水やりするのは大変じゃ」と
雨の降らない夏の影響がいたるところで見られます。
多剤耐性菌とまではいかないまでも
暑寒耐性のある体が欲しいです。


さて、今日は訪問同行の話です。
今年北摂は新人管理栄養士の寺田さんが入社したのは周知のことですが
現在、新しいお客様の相談訪問に同行でお伺いしています。

配食を利用される方の状況・環境は様々で
お伺いするたびに新鮮な気持ちを得られる反面、難題な相談を受けることもしばしば。
新人一人では立ち回れない難局もあるだろうとのことから
ベテラン?が老婆心ながら同行しております。

最近は面談にも慣れ、さらに幾ばくか修羅場(^^)も経験したことから
同行しても口を挟む機会は減り、寺田さんが話ししている間
横でお茶をすすっていることがほとんどです。

が、
隣で一歩引いて耳を澄まして話しを聞いていると
単独で面談したときには見落としてしまうことも見えたり感じたりします。

対面で面談していると見えにくい、お客様の足のむくみを確認したり。
部屋に飾ってある絵や本棚の書籍から趣味を発見したり。
会話がいつの間にはずれてしまっている点に気づいたり。
ご本人がやや話しを聞くのに疲れてしまっているのを嗅ぎ取ったり。
(それはちょっと表現がむずかしすぎるなぁと感じたり・・・と)

もちろん、同行して気がついた点はレビューをしています。

さらに、その影響か、自分の担当の利用者様に面談したときも
いままで気がつかなかった点に目が行ったり
質問したことがなかったことを投げかけてみたり
使ったことのなかったフレーズを相談で使ってみたりなどしてトライして
新たな発見を楽しんでいます。

単独行動の多い相談業務。ついつい唯我独尊的な型にはまってしまって
いたかもしれません。

他人のふり見て・・・ではないですが、これからも新鮮な気持ちで
利用者さまの声に耳を澄ませていこうと感じました。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。
9月になったのに39℃ですって。ビックリですね。
でも、すこし風が吹いてたり、じめっとした感じが無くなってきたのは、9月になったからでしょうか。


私は週に1回糖尿病の専門のクリニックで栄養指導をしているのですが、暑いと生活に変化のある方が多いです。
「分かっているけど、アイス食べちゃった・・・。」
「分かっているけど、ビールの量が・・・・。」
「分かっているけど、そうめんばかりで・・・。」
「分かっているけど、運動ができていない。」などなど。
毎年聞くことでもあるのですが、今年は特にそんな方が多かったような気がします。

その中でも、そういうこともあるのねと思うことがありました。
普段、筋トレとウォーキングをされている患者様なのですが、今年の異常な暑さのため、今までできたことのない汗疹ができたと。
そのため、その汗疹が膿み背中が痛くて運動量が減ったとのことでした。
今はその汗疹も治り、運動を再開されています。

また、暑さのため、いつもはとても優秀におやつをセーブされている方も、ついアイスを食べてしまったという方もおられました。
ただその方は、昼間の暑い時間を避け、朝の5時からしっかり運動をされ、血糖コントロールは優秀です。
乱れたなと思い、それをしっかりと立て直し自己管理されている方もいます。
自己意識が高いですね。
でも、そんな方ばかりではありません。
季節など、その時々で変化があると、様々なことが食事療養や運動療養に影響します。
そのことに上手く対応できる人はいいのですが、なかなか上手くいかない方が多いです。
そのためにも私たちがフォローし、自己管理できるように長期にわたりサポートしないといけないと思っています。

もうすぐそこに食欲の秋がやってきてます。
暑い夏が終わるとすぐですね。
「分かっているのですが・・・」となる前に、「分かっていたので、○○した。」という言葉が聞けるようにフォローしていきたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
9月になりましたね。
まだまだ暑くて夏ですが、ふと空を見ると秋っぽくなってきたかな、と感じます。

さて、今日は8月いっぱいで一旦配食がストップになったY様の話。
私が初めてY様にお会いしたのは7月はじめ。
胃を全摘され、退院されたところでした。
一度にたくさんのものは食べられないので、病院では1日6回に分割して食べておられたそうです。
消化によいお食事で毎日夕食をお持ちすることになり、無理はしないで食べられるだけ食べてください、とお伝えしました。

そのちょうど1ヶ月後に様子を伺いに訪問させていただくと、Y様、素敵な笑顔で迎えてくださいました。
退院時は少し疲れてらっしゃる様子のY様でしたが、だいぶん回復され、顔色もよくお元気になられていました。
1回のお食事量も少しずつ増えてらっしゃるようで、お持ちしている食事も気に入って食べている、とのこと。
私も自然と笑顔になります。
少し動けるようになってきて、自分のことはなるべく自分でしたいから、と8月いっぱいで配食をやめることを決められました。

そして、9月に入り、8月分の集金に伺うと、
小花柄のワンピースを着て、ありがとう、と迎えてくださるY様。
足取りもしっかりしておられ、初めてお会いした時とは見違えるほどの回復ぶり。
お元気そうな様子で私も安心です。
9月からはお仕事(芸妓さんで三味線をひいておられるそうです)も再開されるとのこと。
お仕事の話をするY様はとても輝いてみえて、本当にお仕事がお好きなんだな、と感じました。
生き甲斐、楽しみがあるというのは、本当に人をいきいきさせるものですね。
Y様のこれからの人生、まだまだ活躍されることと思います。
そんなY様を見ていて私もパワーをもらいました。

出会いがあれば別れもありますが、
こんな素敵な別れなら、何度あってもいいかな、と思います。
Y様が笑顔で三味線を弾いてらっしゃる姿を想像しながら、
次の出会いを求めて、今日もバイクで走ります。

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」