食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
温かい空気が少しずつ流れ始める中、少し風が吹くだけで、一段と寒く感じる季節ですね。


さてさて、ただいま4月からの担当変更に伴い、南区の皆様に、お世話になったご挨拶にお伺いしています。
南区は、1年間担当させていただきました。その間に出会った関係機関の皆様、ご担当させていただいた利用者様とそのご家族様など、たくさんの出会いがあった1年間でした。
皆様、大変ありがとうございました☆

「やめるんですか?」「今後はどうするんですか?」との質問もありましたが、まだ本社にはおります★
担当の地域が変更しただけですので、また電話でお話したり、お会いする機会もあるかと思います。その時にはまたどうぞよろしくお願いいたします。


この1年の間に、講習会で高齢者様15~20名程の方の前でお話する機会もありました。緊張しましたが、人前で話すことは大変勉強になります。
「わかりやすく、簡潔に!」いつも努めようとしているのですが、なかなか上手くいきません・・・。
しかし経験することは大きいことです。この1年間の経験が今後に活かせるよう、1つ1つの仕事に努めていきたいと思っています。

また担当変更に伴い、特に気にかかるのはご担当させていただいていた利用者様です。
糖尿病のため、何度も自宅に訪問し、お話させていただいていたS様。奥様が甘やかしてしまわれるため、なかなか血糖コントロールが上手くいかなかったのですが、最近は体調不良で食欲も半減しています。

こちらも最近血糖コントロールが不良のI様。お食事利用の事前訪問の時、山村さんと一緒に訪問し、1年前に山村さんより、担当を引き継がせてもらい、今に至りました。
1年前に担当変更のあいさつに伺った際には、事前訪問時のことを覚えて下さっていたり、大変嬉しかったのを覚えています。
一時期10%台もあったHbA1cが6%台に減少したI様。甘い物の食べ過ぎは今後も油断大敵ですよ!

お次は、担当ソーシャルワーカー様やデイサービスの職員と連携しながらサポートさせていただいているI様。お一人暮らしで高齢で頑固な一面もお持ちの方。
難聴のため、電話ではなかなか気持ちも通じにくく、何かあればよく足を運んでいました。

お食事のお届け時に、転倒が目立つY様は、最近転倒されていることが少なく、お元気な様子。
最近配食の頻度が減ったため、Y様を見守る人の目が減りました。
ヘルパーさんやご家族様が見にこられることもあるのですが、まだまだ心配な部分も多いです。

また、ご入院などで停止中の方もおられます。ご再開時には担当変更していることと思いますが、私たち管理栄養士はみんな同じ気持ちで皆様と接しています。
変わらず健康のサポートをさせていただきますので、ご安心を★☆


私の気持ちも一緒に、しっかり宮川さんへ引き継ぎさせていただいています。
南区の皆様、大変ありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。

週1回、クリニックに栄養指導に行ってます。

糖尿病家系にも関わらず、10年間、健康診断にいってなかった50歳代女性。
先月、初めてクリニックに来られた時は
血糖223mg/dl、ヘモグロビンA1C9.8%、コレステロール233mg/dl、体重54.5kg。
ヘモグロビンA1C9.8%という数値がどういう状況なのか、全くわからないと。
病識は薄いというか、「ない!」という状態。
とりあえず、難しいことはゆっくりじっくり少しづつお話するので、とにかく週4回
栄養コントロール食をお届けするので、食べてくださいということになりました。
現在の数値の今後の見通し、合併症のお話を少し脅しながら、必死に伝えます。
伝える側が必死なら、きっと伝わります♪

そして、今日、2回目の指導にこられました。
血糖122 mg/dl、ヘモグロビンA1C8.5%、コレステロール118 mg/dl、体重53.5kg。
診察時、先生にすごく褒められました!と。
1ヵ月でかなり数値が改善し、本人、俄然超やる気になってられました。
週4回のお食事だけでなく、間食やあらゆることを気にするようになってられました。
まだまだ、ヘモグロビンA1Cも高いですし、下げなければなりません。

本人様が、糖尿病はもう一生付き合っていかないといけないけど、なんとか合併症にならず、元気に糖尿病で過ごしたいんです。子供に迷惑もかけたくないです・・・(半泣き)

もちろんです。絶対、合併症にならないように、がんばりましょう!
厳しいこともいいますが、お互い、この目標は絶対なので!と強く目標を握りあいました。
くじけそうな時、迷った時、私がいます。

普段、在宅での関わりで仕事をさせていただいているので、常に、
管理栄養士というよりまず、ケースワーカー的な関わりから入っていってます。
管理栄養士としての専門的なことは後でよいと思ってます。
まず、生活背景、家族との関わり、仕事、精神的なこと、趣味等、そちらの方が食事療養をするにあたり、すごく重要です。
中高年になるとなにかしら、悩み・不安な事等お持ちです。
なので、栄養指導というようりはまず、生活全般相談にのりますよ!
(栄養の部分は詳しいよ!)というスタンスで取り組んでます。
専門的なことを最初から話しても、本人様はピンとこられないですが、暮らしぶりや、今、困っている事を聴くことからはじめると(話してもらえる雰囲気作りは重要です。)
取り組む方法も見えてくるものです。その方にあったアドバイス、取り組む方法、優先順位を見いだしてあげるのが、腕の見せ所です。

難しい面も多いですが、やりがいのある奥の深いお仕事です。
『在宅ならでは』で楽しく、もっと勉強してがんばります☆

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 3/16朝食です。オープンサンド、野菜としいたけのみそバターホイル焼き、わかめスープ、りんご、コーヒー。作成時間、10分。早く化粧しないと~
もちろん髪、ボッサ、ボサ(苦笑)主婦の朝はありえん忙しさです~
                   はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
3月ももう半ば。本当に時間がたつのって早いですね。
入社して、早2年になります。入社したての時は、訪問時、道の途中で何度も何度も地図を広げていたのに、今は地図を広げる回数も減っているのに気付き、驚きます。
今は、よく話せる事業所の方もでき、利用者様ともお電話や訪問で話す回数も増えている気がします。
そういった方に、私は本当に役に立っているのか、常に考えて動くように、常に意識していようと思います。
まだまだ、成長途中です。

さて、3月は異動の時期です。
事業所訪問していると、時々、入れ替わりがあります。
先日、ある病院の、医療連携室の相談員さんにご挨拶に行きました。
ご試食していただいたり、利用者様のご紹介をいただいたり、いろいろお世話になっているところです。

いつものように、こんにちは、はーと&はあとです、とドアを開けました。
すると、知った顔が。
「いつかは来ると思っていた。」友人でした。
この友人、ソーシャルワーカーとして働いている、とは聞いていたけど、まさかここで会うとは・・

この事業所は相談員さんが2人おられるのですが、1人、H様という方が退職されるようで、代わりに友人が入職した次第のようです。H様とは、いつもいろいろお話したり、仲良くしていただいていました。

1年前、担当区が変わって、初めて挨拶に伺った時から、私の話にうなずいて、ほほえんでよく聞いて下さっていました。
「Hさんにな、ここの会社のコ(はーとのことです!)熱心やねん、て聞いててん~」

必死だっただけなのかもしれないのですが熱心って思って下さっていたんだ、とうれしくなりました。

この相談室からご紹介をいただいた方は、入退院を繰り返しておられ、今は配食を利用されていません。胃を悪くし、食欲がなく食べられず、退院中は補助食品を使っておられるようです。
補助食品のご紹介もさせていただいたり、ご相談を受けたりしていました。
相談できるはーとを利用して、よかったと言って下さいました。

よくしてくださったH様が、退職されるのは寂しいけれど、
また、新しい相談員さんと新しい関係が作れるよう、次に向かっていかないと、と思います★

はーとにも、新しい管理栄養士がきます。
別れは寂しいけれど、新しい出会いが楽しみな季節です。


沈丁花、いい香りです♪
鴨川にもりもり咲いていました。


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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