食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
土曜・日曜には、京都市内でも少し雪が積もりましたね。
なかなか雪が積もることってないので、寒がりな私も何だかウキウキしました♪


さて、先日パソコンで検索していた時のこと。
当社以外にも様々な配食会社様があり、どのような食事内容であるだとか、ホームページはどんな感じなのだろうと、ふと検索していました。
まずは『治療食 京都』で検索。聞いたことのある配食会社さんの名前がチラホラ。
でも当社の名前が出てこない!あれっ??
『治療食 宅配』なら出てくるだろうか、と検索。
ん?やっぱり出てこない。

『療養食 宅配』で検索してみると、やっとヒット!!一安心☆
さらに『療養食 配食』なら1番に出てくるほど!

このように、ご病状をお持ちで、自宅まで食事を届けてくれる配食会社を探して、ホームページを見てお電話を下さる方もおられます。
また、ご紹介いただいた事業所様より当社を知って、ホームページを見て下さる方。
また中には、以前にご利用されており、以前ご両親が利用していた配食はどんなだったかなぁ、もう一度考えてみようかな、と検索して下さることもありました。その方が、また当社を選んで下さった。そのことが嬉しかったという覚えがあります★


今回少しお客様の気持ちになって検索してみましたが、当社を知らずに自宅での食事療養に励んでおられる方も多いのだろうなぁと感じた瞬間でした。
『糖尿病食』や『腎臓病食』など具体的に検索される方の方が多いかもしれませんが、検索の言葉1つで、出てくる答えも違うのですね。
少し話はズレますが・・・、となると、やっぱり質問力ってかなり重要ですよね。
聞き出したい答えを得るためにはどういった質問の仕方をするのがもっとも効率的か、というところまで繋がる気がしました。


さてさて話は戻って、もちろん今ご利用されている宅配食で十分な栄養管理をされておられるようであれば、安心です◎
が、様々な配食があることを知って今の配食に至られたのではなく、ココしかないから仕方ない、と我慢しておられる方がおられたら、それは悲しいことです。
当社しか知らず、当社のお食事を苦痛に感じている方にとってもそうでしょう。
自宅での食事療養はそんなに安易ではない、と言ってしまうとそれまでなんですが・・・。
その中でも満足の行く配食を選んでいただきたいものです。

ふとした検索から、今以上に満足して選んでいただけるような配食に、お客様のことを第一に考えた食事提供・栄養サポートが徹底した配食に、いつも前を向いて一歩前進!!と感じる出来事となりました。
それは、きっと今までも、そしてこれからも、永遠のテーマになることでしょう☆

一度でも何らかの方法で、皆様の目に触れる機会があり、名前だけでも知っていただける機会などがあれば嬉しく思います。
そんな機会が増えるよう、関係機関の訪問やこのようにブログに記すことで、蒔いた小さな種が、いつか実る日がくるのだと信じています☆


最初に検索し始めた目的とは少し異なってしまいましたが・・・、ちょっとした発見でした。
いろんな配食会社を検討し、当社を選んで下さった皆様のお役に少しでも立てるよう、努力が必要なところはまだまだたくさん★
そんな時こそ、初心を忘れずがんばりますっ!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
立春がすぎましたが、寒い日が続いています。
春が待ち遠しいなと思う今日この頃です。

さて。
毎日関係機関をまわって、いろいろな方にお会いしていますが、
病院やクリニックの管理栄養士さんとお話しすることがあります。

どの管理栄養士さんも熱い気持ちを持っておられ、話していると、私も管理栄養士として刺激を受けます。

先日、糖尿専門のクリニックの管理栄養士さんと、腎臓病の“在宅での食事療養”についてお話しすることがありました。

時々、ご挨拶に伺っています。
最近どうですか、慢性腎臓病の方、増えているようですね、実際に感じますか、と私の質問に、
実際に感覚として増えている、と言われました。

糖尿専門なので、腎臓の食事指導になると、糖尿病性腎症の方がほとんどのようです。
微量アルブミン尿が出始めた段階で、すぐに栄養指導になります。

その管理栄養士さんが栄養指導時に難しいと思っておられるのは、
糖尿病のみの時と、腎症を発症してきた時の食事療養では、
エネルギーの摂り方が違ってくるのを、患者さんに分かってもらうこと。

糖尿病の食事療養の基本は、適正なエネルギー量と栄養バランスのとれた食事を規則正しく摂取し、血糖コントロールをし、合併症の発症を防ぐこと。
腎臓病の食事療養の基本は、塩分と蛋白質を控え、腎機能にあわせた十分なエネルギーを確保し、腎不全の進行を遅らせること。

今までご飯や甘いものを控えてくださいね、油ものも頻度減らしましょうね、
と言っていたのが、ご飯はしっかりたべて、油料理も食べて下さいね、(内容は人により異なりますが)になります。

患者さんにとってはその切り替えがむずかしいようです。
腎臓はどんな働きをしているのか、なんで食事療養のしかたが変わるのか、その機序を説明するところからです。

ご高齢だったり、調理している人は患者さんでなかったりもします。

その人の人生観や、やる気に合わせて、まず、できそうなことを1つでも提案してみます。

自宅で、自分だけで、腎臓の食事療養を続けてもらうことはとても難しいと思うので、
たとえば配食でも、配食でなくても、実物のメニューを目で見てもらって話せれば、
分かりやすいし、食事の制限など思い出してもらえるかもしれないね、と言っておられました。

糖尿病の療養指導士の資格を持っておられ、経験も深く、とても尊敬できる方ですが、
同じように(レベルはおそらく違うのですが・・)、常に悩んで、考えながら、栄養指導にあたっておられるんだと感じました。
悩んで、考えて、いろんな話を聞いて、行動にしていかねば変われません。

お話しできて、よかった。
栄養指導も、栄養相談も、頑張ろう、と思いました。

今日も誰かに会いに、話しに、力になれるように、いってきます★

吉田神社の節分祭で厄払いしてきました。
皆さん豆まきしましたか?!


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
二月に入り、チンチョウゲの蕾が少し膨らみ
春がちょっと近くまで来たようです。
立春過ぎましたもんね。

あったかい春が待ち遠しいものです。

さて先日、ある高槻在住のO様宅へ伺いました。
息子様から、「透析寸前と言われた。透析だけは避けたい。よくわからないが血液検査の結果も見て欲しい。」という相談があり
新規訪問に伺ったのです。
昨年の9月に資料請求をして頂き、パンフレット等の資料をお送りしていたのですが
利用には至っておりませんでした。

早速出してもらった血液検査の結果を確認すると・・
腎機能のクレアチニン、尿素窒素といった検査数値はもちろん高いのですが
それより何より・・
カリウムの値が・・
なんと6.3!!!
驚きました。あまり見ることのない数値です。

カリウムは通常3.5~5.0ぐらい。
5.5を超えると心臓が止まることもあるくらいです。

「薬は何が出てます?」
「昨日から薬が増えて、ゼリーみたいなのが出ました。」
「カリウムを下げる薬ですね。先生から食事についての説明や注意は?」
「特に何も無いです。塩分を控えるようにとだけやけど。」
前回の血液検査の結果も出して来てもらい、確認すると・・
10月の血液検査でもカリウム値は6.5!
う~ん、これで薬が昨日(2/3)からなの?

疑問に思いつつ・・

クレアチニンとは・・
尿素窒素とは・・
カリウムとは・・と説明。
そして蛋白質、塩分、カリウム制限の必要性とエネルギー確保の必要性を話すこと
1時間弱・・

普段の食事作りはご本人様がされていると言うことだったので
食事作りのアドバイス・・
「朝食のパンは減塩パン(これは息子様が探してきて下さったようです)にジャムをたっぷり。
紅茶には砂糖を入れて下さいね。朝食に食べていた果物は禁止です。果物の缶詰は大丈夫です。
ヨーグルトも半分量を一日おきにして下さい。それから・・
緑茶、これもしばらく止めて、ほうじ茶にしましょう。」

などなど、話すこと更に30分・・

最初は
「(配食を使うことは)初めてのことなので二、三日試してみて・・」
と言っておられたのですが
「とにかく、今は主菜の大きさや1食の量、それから味付けや調理方法を勉強してもらうことと
薬やと思って食べてください。とりあえず、2週間毎日べったり。次の診察までは食べてください!」

1時間半におよぶ腎臓の話から食事の私のアツい話に
圧倒されて(かわかりませんが)翌日からスタートすることになりました。

「また2週間後に来ますね。それから、また相談しましょう。」

「もうちょっと早く、お会いできてたら良かったですねぇ・・」とポツリ。

でも今からでも遅くないはず。

一日も早くカリウム値が下がることを願います。

Oさまのような方に少しでも早く出会えるよう、はーとの存在を知ってもらえるよう
活動していきたいものです。

はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

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