食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは!
FFS事業部の柴田です。
先日、久しぶりに学生時代の友人に会ってきました!
全然変わらないという報告やら、結婚・妊娠報告という嬉しい報告やら・・・
いろんな話で盛りあがり、パワーをもらってきました♪
今日から9月!
新しい気持ちで前に進もうと思います★

さて、嚥下・咀嚼サポートサービスの商品ランキング、
今日は、キューピー優しい献立のお粥シリーズです!
前回は区分2(歯茎でつぶせる)での紹介でしたが
今回は、区分3(舌でつぶせる)の商品です。

エントリー商品はこちら!

●やわらかごはん
●やわらかごはん赤飯風
●やわらかおじや鶏とたまご
●おかゆにかける和風カレー
●おかゆにかけるたまご丼の具
●おかゆに混ぜる五目ちらしの素
●おかゆに混ぜる鮭わかめ


1位
●おかゆにかけるたまご丼の具(38kcal,蛋白質1.8g)
理由…出汁がきいていて良い!そのまま食べてもお粥にかけてもおいしい。

2位
●やわらかおじや 鶏とたまご(93kcal,蛋白質2.9g)
理由…優しい味。やわらかくて食べやすい。

3位
●おかゆにかける和風カレー(54kcal,蛋白質2.7g)
理由…お粥でもカレーが食べられるのは喜ばれると思う。


米飯が食べにくくなり、全粥を召し上がっている方はたくさんいらっしゃいます。
全粥は米飯よりも水分を多く含むので
米飯と同じカロリーを摂取しようと思うと倍量の全粥を食べなければなりません。
(全粥は、米飯の2倍の水分が含まれています!)
水分が多い分、全量食べるのは大変です。
結果、米飯と同程度の重量(つまり、カロリーは半分!)しか摂取されないケースが多いように思います。
デイサービスなどの施設でも、
米飯と同じ大きさの茶碗に全粥が盛り付けられている施設が少なくありません。


全粥にしっかり味がついていれば
喫食量も増え、高齢者の低栄養防止につながります。
具に卵や肉・魚が入っていれば蛋白質摂取にもなり
一石二鳥です。

いつも粥が残ってしまう…
そんな方には、「おかゆにかける具」シリーズを
是非ご活用ください★


㈱キューピーのやさしい献立シリーズ(区分3)の新商品
「味わう海鮮シリーズ」を取り扱うことになりました!

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パッケージにも高級感があり、従来のやさしい献立シリーズとは一味違う印象!
1袋(150g)あたり50~80kcal程度、塩分1g程度、蛋白質2g前後です。

はーと&はあとの嚥下咀嚼サポートサービスの会員様には、
担当管理栄養士が嚥下・咀嚼困難な方向けの商品の選定や
栄養に関するアドバイスをさせていただきます。

詳しいサービス内容に関しては
嚥下・咀嚼サポートサービスをご覧くださいませ☆


はーと&はあと管理栄養士
柴田 満里子

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
まだまだ暑いですが、空の様子や、影の出方が違うものだなぁと感じています。
秋はもう、すぐそこまで来ているのでしょうか??


さて先日から、週1回の昼食利用がスタートした、T様。
配食の利用は初めての、94歳・男性です。
難聴であるためか、コミュニケーションも上手く取れないところがあるようです。
配食は金額がかかるけど、遠くから毎日足を運ぶのは大変なんです。それに、やっぱり父が1人でいる時間が長いのは不安な面もあって…、と少し離れたところにお住まいのお嫁様。
ご新規の訪問時には、そんな相談を受けながら、お届けの頻度や食事内容を決めていきました。
T様・お嫁様の試食も一緒にお届けし、一度試してから考えます、とのお返事。
当日は登録はご遠慮され、申込書は利用を決められてから、後日に送付していただくことになりました。

その後の様子が気になり、1週間後に電話してみると、ちょうど今日他社を試してみるところなんです、と。
利用する予定ですが、頻度を考えていて、なかなか連絡できなくて…、と。

返事は急ぎません、ゆっくり考えて下さいね。と電話を終えて、1週間後。
お嫁様から電話がありました!

「週1回ですが、利用を決めました。明日からお願いします!」

よく聞くと、週2回は他社・週1回ははーとに決めて下さったようです。
値段は他社より高いけど、管理栄養士がいる安心感と、娘様の目と耳の代わりになる安否確認・コミュニケーションなどを重視していただけたようです。

週1回でも配食の意味はあるのです。
自分で選んだり調理したりすると偏りがちな食事も、バランス良く、苦手な食材も配食なら、と食べられる方もおられます。
見栄えや味が異なると、普段の食事の飽きを防ぐことに繋がります。
食事をすることに楽しみを感じていただけます。
食事が届くと、食べないといけない!という意識に繋がりやすく、食事量の確保に繋がります。
これらの様々な繋がりがもたらしてくれるのは、QOL(生活の質)の向上!

はーと&はあとならではの方法で、それらを感じていただけたら、大変嬉しいです☆
T様も週1回の配食に慣れていただき、継続いただくことでQOL(生活の質)の向上に繋げていただければ、と思います。


先日、約6年ぶりに学生時代の友達と再会しました♪
久しぶりでしたが、お互い相変わらずでっ。何だかそれが嬉しかったです!
昔に戻った気分で、懐かし話に花が咲きました♪


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ
__0007.jpg 突然ですが、この写真どこかわかりますか?
某軽自動車のCMに登場する「島の醤油屋さん」です☆
私の田舎の島が舞台で、祖母の家のご近所さん。うちの兄の幼馴染の醤油屋さんです。

さて、今日はその島の祖母の話をしようと思います。
昨年の夏前に施設に入所し、暮れに骨折したものの元気だったのですが
先週、尿路感染症から発熱し、食事が摂れなくなり、肺に水が溜まっていたことが原因で呼吸困難、
腎臓、心臓もかなり悪いからと緊急入院しました。

私たちが入院先に面会すると
祖母は認知も少々進んでおり、鼻にしている酸素チューブや、腕にしている点滴の針を抜こうとして困るからということで、両手にミトンをされていました。
もちろん、簡単に取れないよう手首にしっかり縛られ
そして、ベットから落ちないよう(出ないよう)高い柵に囲まれて・・

周囲の患者さんのご家族や看護助手の方に
「これ(ミトン)取って。」と言うようです。
もちろん誰も取ってくれないので
ミトンをされた手で、一生懸命ミトンを取ろうとして
点滴の針がずれ血が滲み、皮下出血の跡も・・

点滴も鼻の酸素チューブに必要性がなかなか本人には理解できないようです。
しかも、筆談でないと会話が成り立たないため、説明もいちいち書かないといけません。

そんな祖母ですが、母親(祖母にとっては娘)の顔はすぐに理解でき
筆談での会話もでき、大きな声で(自分の耳が聞こえないので大きな声になるんですよね)喋ってくれ、元気そうでした。
が、食事の時間になると一気に表情が曇り、
出てきたミキサー食をまったく食べません。
無理やり食べさせ、3口が限界・・・

その後、主治医から
「ミトンは本人にとってはかなりストレスです。ミトンを外すと鼻の酸素チューブを外す、酸素チューブを外すと息ができなくなり・・最期です。肺の水も簡単には抜けません。退院はできないですね。」
と説明があり、「どうするかは家族で決めてください。」と。

ミトンを外して楽にしてあげてください・・とミトンを外すことを薦めらた私たちは
答えを出すことができませんでした。

意識もはっきりしている祖母のミトンを外すということは
死を選択することになります。

95歳、まだまだ家族としては生きてて欲しい。
なんとも難しい選択です。

少しでも肺の水が引いて、点滴も酸素チューブを外せる日が来ることを
祈っています。
95歳、十分長生きですが、家族としてはもう少し生きてて欲しいものです。


はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

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