食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
毎日、寒くて寒くてたまりませんね~
早く、春になって欲しいです。まだまだですね・・・

先日、私の担当エリア内にある、女性専用のフィットネスクラブで
定員10名で健康講座を開催しました。
お題は管理栄養士による健康講座「しっかり食べてやせるには」というテーマで
1時間お話ししてきました。
昨年の夏にも開催させて頂き、是非『冬編』をお願いしたいと依頼を受けました。
冬ならではの身体の代謝のしくみや、やせやすくなる食事の摂取法などをお話
させて頂きました。
私の実生活を交えたり、参加者の実生活を想像し、笑いを交えながらお話しています。

20歳代~50歳代の女性10名の参加でした。
今回集まって頂いた女性は日頃、運動は実施されており、モチベーションも高く
パワフルでした。
定期的に運動をされているので、食事面も少し気をつけて頂けるとより効果が出ます。
運動と適正な食事を摂取する事で生活習慣病も防げる事やいかに食事が大切かと
いう事を伝えました。
「やせたいから食事を抜く」なんて事をするとやせにくい体作りをしている事も
よくわかっていただけました。日々何気なくたべている食品のエネルギーが高い
商品もお伝えするとびっくりされていました。
普段は、高齢な方や生活習慣病と診断された方と接する事がほとんどですが、
今回のような、元気な中年女性達と接し、いつもとは違う角度で栄養のお話しができ、よかったです。
様々な年齢層の方に「食育」をし、お役に立ちたいと思ってます。


地域で活躍できる管理栄養士を目指しています。
伝える力をもっと磨いてがんばります☆

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

新年スタートし早20日以上過ぎ皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は今年もバタバタした大変な年になること確定のスタートをきりました。

さて、今年の1月から池田市の開業医の先生のところで
月に1度だけ栄養指導をすることになりました。
今回はそちらでのお話です。

そちらの先生は内科がメインですが
すでにクリニックで生活習慣病の指導を行っておられていて
非常に食事療養に積極的な先生です。
看護師の皆さんも生活指導に力を入れておられます。
また、往診もされていて在宅医療にも明るい先生です。
そんな先生に指導業務を任せていただくことになり
しっかりよい指導ができるよう取り組んでいきたいと思います。

しかも、先生の患者さんには、てんかん、パーキンソン病の方が
多数抱えられていて初日のオーダーも
病名:てんかん、糖尿病、肥満などの指示がありました。

てんかんとパーキンソン病・・・恥ずかしながら勉強不足です。
そういう方への食事療養のアプローチはどうしたらよいものか。

そこで、はーと&はあとデイサービスの所長:島田三鈴さんに
レクチャーしてもらいました。

まず、てんかんとパーキンソン病の基本的なレクチャーを受け
内服薬の特徴と注意点を教えてもらい
指導時のポイントまとめていただきました。
【ポイント1】病名をしっかりと確認する
理由:てんかんには脳梗塞、脳出血、脳腫瘍に伴うものもあるため。
   パーキンソン症候群にも多々種類があるため。
【ポイント2】服用薬をチェックし副作用・相互作用もチェックする
理由:抗けいれん剤は薬品によっては高血糖や低血糖を起こすため。
   抗パーキンソン薬を使用する際、各種副作用を抑えるために
   多種多剤な薬を使用されると、これも高血糖・低血糖を起こすことがあるため
【ポイント3】ADL能力のチェック
理由:どちらもADLに影響する薬剤が処方されます。ADL低下は食生活に
影響します。そのところが糖尿病にも影響します
(例)パーキンソンは薬効果によってかなりADLが左右されます
服薬時間により効果が現れる時間がまちまちである。ので、服薬時間もチェック要です
なぜなら、ADLが落ちれば食事ができない→糖尿病の薬が定期的に服薬できない
→血糖コントロール不良となるから
抗けいれん剤もADLを低下させるので同様のことが起こります

なるほどです。以前担当していたパーキンソンの方に薬の飲み忘れが多発していた
のを思い出しました。
欠食や軽食になることは多いのか?
食事時間が長くなり、完食できないことはないのか?も気をつけてヒアリング
したい点ですね

教えてもらったことを一夜漬けですが勉強して初日の指導では
テンパラずに行えました。予約は3月までいっぱいです。
しっかりと依頼にお応え出来るよう今年はこの2大病名に注力して
指導スキルを磨いていきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

こんにちは、京都管理栄養士の松政です。
私は、お正月もとっくに過ぎたというのに、食欲旺盛で困っています。
皆さんに、食べ過ぎないでくださいね!と指導している手前、気を付けないといけませんね。

先日訪問した利用者様のお話。
娘様からお母様の食事が必要ということで連絡がありました。
実は以前にお父様にご利用いただいていました。
お父様は一年程前にお亡くなりになりました。
その後お母様のADLの状態が急に落ちていったようです。
認知が進み、最近では、食事の作り方を忘れてしまい、食べることを忘れてしまうとのこと。
そのため、一日の食事が果物やパンだけということがあるようで、これではいけないということで娘様が連絡くださいました。
なぜ、このままではいけないかと思われたかというと、以前お父様が食事が食べれなくなり脱水でご入院されたことがあるからです。
その後、食事をしっかり摂るようになり、体調が回復されたということを目の当たりにされているため、食事をちゃんと摂取することが、いかに大切かを分かっておられます。
そう、食べることってとても大切なんです!

先日、別の利用者様で腎臓用のお食事を利用されている方がいるのですが、最近食べれなくなり食事量が落ちているとご家族様から相談がありました。
味付けが薄い事が食事量が減っている理由と推測されました。
担当医からも制限をゆるくしてよいと許可か゛あったのもあり、摂取量や検査値の推移などを見て、食事内容を変更しました。
すると少しずつ摂取量が上がってきています。
今は摂取量を上げることを優先し、フォローしていく予定です。

食事量が減る理由、または増える理由は様々ですね。
認知や生活環境、味付け、精神的なことなどなど。
なぜ、その方が、この食生活になっているのか、食べる量が減っているのか、増えているのかなど把握してしっかり、指導していきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

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