腎臓病・透析の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

夏本番になってきました。
ヘルメットの中も、汗と太陽光線で蒸れ蒸れで
大事なヘアーをケアするのが大変です。

さて、以前iフォーンを使って栄養相談してみました的な
ブログを作成しましたが
今回はそのアプリで朝食のモデル献立を提案して
たんぱく質制限に取り組んでいるかたの予後のお話です。

すごく几帳面に計算されて朝・昼・夕で30gの蛋白制限を
実践されている箕面市のMさま。
配食当初は若干の食べにくさから続けていけるか心配だった
ようですが、
先日お電話でご様子を聞くと
「先日の検査でクレアチニンが0.9になっていたの!
 前は1.3もあって先生からは透析にならないよう注意されたけど
 自分でもびっくりするぐらい下がっていたのでうれしかった。
 お食事も最近はしっかり食べられていて
 腎臓とは関係ないのかもしれないけど、腸の調子もよくて
 すごく体調もいいのを実感しています。
 いまでは、食事を持ってきてもらうのが待ち遠しくて」
と、検査結果がよかったのと、体調がよいのが相乗効果で
非常に明るく喜びの声を聞かせていただきました。

先日検査されたのか簡易検査だったようで
今週精密検査を受けに受診されるとのこと。
さっそく、その検査を見せ今後の食事療養のご相談に
週明けお伺いさせていただくことをお約束しました。

腎臓が弱ってこられると食欲不振におちいりやすいですが
回復され、このような喜びの声をお聞きすると
改めて食事管理の必要性や食事のもつ浄化作用のすごさに驚きます。

Mさまを見習って、体調よくこれからの夏本番を乗り越えて
いきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。
7月になり、毎日暑いですね。
利用者様の中には、すでに熱中症になったという方がおられました。
皆様もお気をつけください。

さて、ある利用者様のお話です。
80歳代女性、慢性腎不全、要支援Ⅰ、家族様と同居のI様。
キーパーソンはお嫁様で、腎臓の病状などについて、いつもお話させてもらっています。
先日も、検査結果が届き、お電話しました。
この方の検査結果の封筒を開けるときは、いつも心臓がバクバクです。
「数値が維持できていますように!」と。
先日の結果も維持できていて安心しました。

I様は、退院時に病院からのご紹介で利用開始になった方です。
入院時は、クレアチニンが7まで上昇。透析を覚悟しての入院でした。
しかし、病院での治療も上手くいき、その後、食事療養を継続され、クレアチニンは5台を維持し、透析をなんとか回避できています。

本人様の「透析は、絶対嫌だ」という思いは強いです。
お嫁様もその分、かなり気を使われ、食事の支度をされています。
お嫁様のいろんな意味での負担軽減のためにも使っていただいてます。
そんなお嫁様とお話ししていると、お嫁様が
「あれから一年ですね~」と
そうなんです。はーとの配食サービスをご利用されるようになり、一年になりました。
透析をせずに退院されたものの油断をすると、すぐに透析をしないをいけないと先生からも言われているとおっしゃっていたのを思い出します。

お嫁様も、色々な事を思い出されたのかな~と。
でも、私にとっては、「まだ一年」です。
しかし、本人様、ご家族様にとっては、やっと1年なのかなとも思います。
そうですよね、数値が上がらないようにと一生懸命取り組んでおられるのですから。

はーとの利用者様の中には、10年近くも食事療養を継続され、透析を回避されている方がおられます。
私は、それを目指したい。
だから、次はもう一年!そして、また一年と一緒にI様と進んでいきたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
今日はすっごく暑かったです・・・
去年の夏、こんなだったな~と一人思いながらバイクを走らせていました。
梅雨明けしたら、毎日こんな気温と湿度ですよね。
しっかり食べて、しっかり水分補給しないと!!

さて、先日、私の手元に届いた利用者様の血液検査の結果。
透析をされている女性なのですが、結果を見ていて少し気になる点が・・・
あれ、カリウムの値が低い!?

腎機能が低下している方は、カリウムの値が高くなる方が多いです。
通常、腎臓でカリウムやナトリウムといった電解質を調節しているのですが、
機能が低下してくると、カリウムを上手く排泄できず、体内に溜まってしまうのです。
カリウム値が高くなりすぎると、不整脈や心停止に繋がるので、要チェックな値です。

ただ、今回はこのカリウムが低いのです。
これまでにあまり出会ったことのないケースでした。
(ちなみに、低カリウム血症の場合は、軽症であれば脱力感や筋力低下など骨格筋の症状、悪心(おしん)、嘔吐、便秘など消化管の症状などが現れます。)
カリウム値が低いのも問題やんな~と不安になり、隣の席の宮川さんにちょっと相談してみることに。
すると、斜め向かいの寺田さんも、「私の利用者さんでも同じなんですよ~」とのこと。
2人で宮川さんに相談してみました。

宮川さんからのアドバイスは・・・
腎臓病の方には、生の野菜や果物は控えるようにお伝えするのですが、
野菜は茹でこぼす、果物は生はやめて食べるなら缶詰を、としっかり守りすぎているのでは?
それか、食事量自体が少なくなっていて栄養状態が悪くなっているとか?

なるほど!!
さっそく利用者様の娘様へお電話してみました。
すると、ちょうど病院の栄養士さんからも、少し果物を食べた方がいいと言われたところだったよう。
加えて、いつも茹でこぼしている野菜を生で食べてもらうことも提案しました。
ちなみに、食事量は減っていないですか?と娘様に聞いてみると、
いつもと同じでしっかり食べてます、とのこと。
ただ、ここ最近体調を崩され、あまり食べられないこともあるとか。
食べられない時は無理してはだめですが、食べないとエネルギー不足になるので、
ゼリーなど食べられるもので補っていただくようにお伝えしました。
次回の検査までしばらく果物や生野菜をとっていただいて、次の結果を見ながらまたアドバイスさせていただきますね!

宮川さんに相談してから電話してよかったです。
さすが先輩です☆頼りにしっぱなしで申し訳ないですが、これからもよろしくお願いします!!
今回は寺田さんも同じような悩みをもっておられたようですし、
自分じゃ解決できないようなことができたら、こうやって栄養士のみんなで共有していくことで、
まだ出会っていないケースに出会えたり、アドバイスの幅が広がったりするんだな~と実感しました。
まだまだ未熟者。
自分でも勉強して、時には先輩から教えていただきながら、これからも成長していかなくっちゃ☆です。


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは!めでぃ京都の寺田です。

今週は雨が続くようですね。
まさに、梅雨!!といった感じの天気ですね。
雨だと道路が滑りやすいし、視界も悪くなるので
バイクの運転には十分気を付けて行きたいと思います。


さて、今日は糖尿病性腎症のKさんのお話しです。

前回の血液検査で数値が悪化していたのですが、
今回は前の良い状態の数値に戻った!と
報告のご連絡をくださいました。

Kさんはもともと甘いものがお好きなのですが、
減塩と蛋白質制限はきちんと頑張っておられたようでした。

体調が落ち着いたKさん。
少し心に余裕がでてきたのでしょうか、
今回の電話で次のようなことを語ってくださいました。

『元気に自分の足で歩けるうちに、いろんなところに旅行に行きたいんです!』

と。

Kさんはもうすぐ90歳。

歩行は少し杖を使わず、ご自身の足で立っておられます。

ご高齢であるけれども、自分の人生を最後まで前向きに、楽しく生きたい!という
気持ちの現れでした。

是非ともこんな前向きなKさんの力になりたい!

そう思い、旅行時のお食事の仕方についてお話しさせていただきました。

といっても、どこでどんなお食事をされるかまでは分からないので、
自分なりに和風の旅館で出されるお食事をイメージをしながらお話しさせていただきました。

旅館で出てくるお料理といえば、小鉢に少量ずつ、種類豊富なおかずがでてきますよね。
お刺身、肉料理、卵料理にお野菜料理・・・
和食であれば、おそらくお漬物と汁物は必ずといっていいほどついてきます。

このような和食御膳は、塩分が多いですし、たんぱく質も多くなりがち!
つまり腎疾患を患っている方にとって
御膳の全部食べることはおすすめはできません!

ですから、できるだけお体への負担を少なくするために、
お野菜はしっかり食べていただくこと、
そして肉、魚、お豆腐、卵、大豆製品系のお料理は、一口ずつにし、
一口味わったら残すこと
また、
漬物、汁物を食べない、飲まない事
をお伝えしました。
あくまで、はーとのお食事の量とバランスを思い出してくださいねとお伝えし、
Kさんと一緒に、以上のことを復唱しながら確認させていただきました。

私のアドバイスが最善かどうかはわかりませんが、
K様のお食事のコントロールがうまくいき、
万全な体調でご旅行を楽しんでくださること、
そしてご帰宅後にもご体調を崩されずに過ごしてくださることを願っています!


在宅で過ごされる場合は、
時に外食されたり、ご旅行に行かれたり、ご家族様やご友人とお食事されたり…
と、いろんなシーンがあるはずです。
『こんな時、どうしたらいいの?』にどんどんお答えさせていただき、
ご利用者様の時間がより楽しく、有意義に過ごしていただけるお手伝いができればと思っています!!


はーと&はあと 管理栄養士 寺田 満里子

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
雨の日にも紫外線はたっぷり降り注がれているそうですね。油断大敵の季節です。
主に外へ出るため、紫外線予防と水分補給をしっかりしていきたいと思います!


さて、先日ご自宅へ栄養相談のため訪問させていただいたA様。
2年ほど前からお食事をご利用していただいています。
A様は糖尿病性腎症の78歳・女性。介護認定では自立と判断される、お元気な方です。
ご自身では「もうダメだ…」とよく言われていますが、A様のペースでしっかりと療養されています。

A様は元々毎日の昼食+夕食をお届けしていました。
たまに、毎日の昼食のみにしてみたり、または週3回の夕食のみにしてみたり、または毎日の昼食+1日置きの夕食にしてみたり、一旦ご利用を停止されることもあります。
いつもA様は「勝手なことばっかりしてごめんねぇ。」と言われますが、良いんです!
A様のペースで食事療養が進められているのであれば、全く問題ありません!!
目安になる教材が定期的に手元に届く(定期的にお食事のお届けがある)ことでA様の安心に繋がっているのでしょうね◎
ご利用の頻度の変更はお気になさらずに、といつもお話しています★

A様は食事の利用を停止されることがあっても、食事療養は必ず継続して下さる方なので、安心です。
ただ、いつも「自分でやってみようと思うんだけど、やっぱりはーとさんの食事を食べていないと検査結果が悪くなるのよ」と食事の利用を再開して下さいます。

この間は、息子様に1人にさせておくのは不安だと言われ、東京で同居されることになるかもしれないと知らせが入りました。
A様の食事療養のお手伝いも最後になるんだなぁ…と何だか寂しく感じながらも、お電話してみました。
すると…「違うのよ、私は自宅へ帰って、ちゃんと食事療養したいの!やっぱりはーとさんじゃないとダメだわ!」と。
ありがとうございます☆


A様とお話していてふと感じさせられること…、何気ない『やっぱり』という言葉が嬉しいんです☆
栄養相談をさせていただいても「あぁ~、やっぱり!」ってよく言って下さるんです。
A様のように『やっぱり』とご納得いただけるようなサポートを今後も努めて行きたいと思います!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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