食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
今週は寒かったり、暖かかったり。
気温差が激しいので体調を崩さないよう気をつけなきゃですね!

さて、先日ある利用者様のところへお伺いしました。
昨年10月くらいに「血糖があがって」と配送員さんから情報が入り、お電話でお話しさせていただいていたT様。
半年ほど経ちますし、いかがされているかと訪問しました。

実は昨年担当が東川さんから変わってからお会いするのが初めてのT様。
ちょっとドキドキ…
お会いしてみると、明るくて気さくな方でした。

最近の検査結果を見せていただくと、HbA1cは6.9。
3月の結果より前のものがなかったので、変化があるのか聞いてみると、
ちょっと下がって、今回は先生にも誉めてもらいました、とのこと。
それはよかったですね!とお伝えしようとしたところ、
「でも、最近よく食べてるんです」と…。
結果がよかったことに安堵されたのか、
バナナ、りんご、サンドイッチ、ちょっと食べ過ぎてます、とT様。
目の前にあるとつい…。一人やしねぇ…。

せっかく先生にも誉めてもらえたのに、これではまた逆戻りです!!
10月にお電話したときもバナナがお好きだとおっしゃっていたT様。
バナナの量を聞いてみると、多ければ3~4本は食べちゃいます、と。
ダメです~!!バナナは果物の中でも特に血糖あがっちゃいますよ!!
とにかく、間食に気をつけていただくことをお伝えしました。

また、朝食では野菜も少しプラスしていただいて、
食べ方としては野菜から食べていただくようにお伝え。
糖の吸収が緩やかになるので血糖値が急上昇しません。
「そうなんですね!キャベツとか茹でるくらいはできるかな」と言ってくださりました。
時間がなければ、トマトなどの簡単に食べられるものでもいいですからね☆

また、色々教えてください、とT様。
こちらこそ、末永くよろしくお願いします♪

寺田さんも辻本さんも書かれていましたが、
聴く力、伝える力、私も鍛えていかなくっちゃです。
もちろん、知識も蓄えていかなくっちゃです。
皆様にいろんなことをお伝えし、「食事って大切」ということを実感・実践していただけるようにサポートしていきます!!


会社の近く、裁判所周辺に咲いていた桜です。
曇りの日に撮ったので少し暗いですが…。

さぁ、もうすぐGW☆計画立てなくっちゃです♪

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは めでぃ京都の寺田です!
きれいに咲いていた桜もちりはじめ、また季節の移ろいを感じる今日この頃です。
最近は雨がちらついていますが、
今が一番暑すぎず寒すぎずの過ごしやすい気候だなと感じています。
バイクに乗るのも今は楽しみの一つです☆

さて、先日糖尿病をお持ちのS様の旦那様からお電話をいただきました。
「血液検査の結果が悪化してしまって…。
担当の医者から、配食の頻度を減らしたら?と言われたんです。
相談に乗ってもらえませんか?」と。

S様は、栄養コントロール食を毎日昼食、夕食とご利用していただいております。
それでもご病状が悪化しているということは、いろいろな可能性が考えられます。

今お届けしているお食事がS様に適していないのか?
朝食でバランスが崩れていたり食べ過ぎていないか?
三度の食事以外に何か食べているのか?
食べる時間が乱れていたり、早食いになっていたり…など食べ方に問題はないのか?

原因を探るために、S様宅をご訪問させていただきました。


最近、食生活に変化するようなことはあったのですか?
とお伺いすると、
年明けからお餅入りのお雑煮を食べておられたとのこと…。

「出汁をたっぷりとった汁にほんの少しお醤油を加えてお野菜をたくさん入れるんです。お餅は一つだけですよ。」

はーとの食事に加えてお餅を食べているのなら
血糖上昇に影響する炭水化物を食べ過ぎているのかもしれない?
そう思い、続けて話をお伺いしてみました。

ところが…

S様は、糖尿病の食事療養をきちんと理解されておりました!

お餅一つ食べたらその分ご飯を半分に減らしているそうです。
さつま芋やじゃが芋は血糖を上げるご飯と同じ仲間であることも理解しておられ、
食べないように心がけておりました。

さらに、
問題は時々食べるお煎餅かもしれない…と
ご自身で 問題点に気づいておられました。

しっかり勉強されているんですね!
感心です☆

といえども 検査結果や体重が悪化しているのが現実…
本当はお煎餅以外にも、実は食べている“何か”があるのかもしれません。
私の力不足か、これ以上の話を聞き出すことができませんでした。

S様は、主治医から提案があったように
はーとの食事の頻度を減らし自分で用意したいと思っておられるようでした。

S様はご高齢ですので、
配食の頻度を減らし血糖コントロールが悪化しないか不安ではありますが…
自分でやってみたいというS様の気持ちを大切にし
夕食はご自身でご用意していただいて1か月後の血液検査まで様子を見ていただくことに
しました。

もちろん夕食をご用意していただく際のアドバイスもさせていただきましたし、
利用頻度が減っても、引き続きサポートさせていただきますのでご安心ください☆


食事療養は、はーと&はあとの食事がすべてではありません。
配食以外のお食事のアドバイス、ご提案をさせていただくために
担当管理栄養士がいるのです!

まだまだ自分の力不足を実感する毎日ではありますが
一人でも多くの利用者様のお役に立てるよう
聞き出す力、伝える力をもっともっと磨いてきたいと思っています!

はーと&はあと 管理栄養士 寺田 満里子

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
昼間は暖かい日が増えてきましたね。この動きやすい日がもう少し続いてほしい♪
ゴールデンウィークも近付きつつあり、みなさんも楽しい予定がたくさんでしょうか??


さて、クリニックの栄養指導でも、次回来ていただく1ヵ月後はゴールデンウィーク明けです。
そのため規則正しい生活をしたり、外出先での食事内容に気をつけていただくように、お話しする機会が多くなりました。

糖尿病の方は季節に影響される方が多いように感じています。
ゴールデンウィークやお盆、年末年始などの長期休みには、不規則な生活になってぐうたらしてしまうA様。いつも働いていると食べないおやつを、休日には食べ過ぎてしまうK様。
「目の前にあるとついつい…」や、「奥さんが食べていると一緒になって…」よくお聞きします。
またクリスマスや誕生日などの記念日に「実はケーキをたくさん食べてしまって…」とN様。
わかっているけどやめられない!が多いようです。

また、季節というと果物!果物好きの方、結構おられます。
果物にしか含まれない果糖は、血糖値を上げやすい原因の1つです。その季節季節で好きな果物を食べすぎる傾向にあるE様。
1番よく耳にするのは、年末年始のみかんでしょうか。最近はいちごをよく耳にします。
糖尿病だからといって食べてはいけないものはありませんが、分量や頻度、食べる時間をしっかり守って食べるようにし、好きな食べ物とも長く良いお付き合いをしていっていただきたいものです。


毎週土曜日にクリニックでの栄養指導を担当させていただくようになり、いつの間にやら2年近く経ちます。ビックリですっ!
土曜日がお休みの方も多いため、新患の方とお話することも多いですが、基本はいつも1ヶ月や2ヶ月ごとにお話させていただく患者様です。
信頼関係を築けている方、まだまだ心を開けてもらえていないのかなぁと感じる方、様々ではあるものの…、
せっかく栄養指導室まで足を運んでいただいているのなら、何か少しでも伝えたい!感じてほしい!そうすることで、少しでも意識して行動に移せるようになってほしい!と思ってお話しています。
しかし間違ってはいけないのが、伝えるだけではダメなんですよね。
患者様は今何に困っているのか、なぜ今月は食事療養が上手くいかなかったのか、原因を一緒に見つけだしたり、改善されていれば一緒に喜ぶことも大変重要な役割だなぁと感じます★


先日、糖尿病と長くお付き合いされているM様よりこんな一言をいただきました。
「いつも注意しないといけないことはもう十分にわかってるし、やってるつもりなんやけど、やっぱり誰かに言われるのと言われないのとでは違うなぁ…。栄養指導は2ヶ月に1回くらいにしたいけど、今は1ヶ月に1回先生と話すことでがんばらなアカンなって思えます!次は改善されてるよう、がんばってきます!」
M様ありがとうございます。他の患者様にもM様と同じようにもっと感じていただけるよう、伝える力・聴く力、もっと養っていきたいと思います!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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