食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
先日夕方遅くの訪問時、帰社中に見上げた夜空には、大きなまん丸の満月がありました♪
実は1ヶ月ほど前にバイクで転倒しているので、見上げながらの運転に注意でしたがっ。


さて、先日ご訪問させていただいたのはT様の娘様宅。
T様ご夫婦にお食事ご利用の旨は伝えたものの、お父様はまだまだ自分で調理や準備したりできると、配食をあまり好んではおられないようです。

しかしお母様は糖尿病をお持ちで、先日病院へ行かれた際、血糖値があまりにも高かったため、緊急入院されました。
10日間ほどの入院だったようですが、インスリンをしっかり打つことができていなかったということ、間食が多いということが原因だったようです。
今まで食事療養なんて取り組んだことなんてなかったようですが、今回の入院を機に、娘様の気持ちの中に『食事療養の大切さ』を感じられる点があったようです!

T様があまり乗り気ではないため、まずは3日間の夕食をお届けさせていただくことに★
その際、お届けするお食事以外のアドバイスや、食事療養を導入していく上で少しでも意識を付けていただけるように、お手紙をお渡ししています。
また、手紙をお渡しするだけでなく、配送員さんからの声かけや、電話をいただいた時に気の利いた応答をすることなどの、ほんの些細なことがT様の食事療養への意欲に繋がることを願っています☆

お食事をお届けすることで、T様ご夫婦の食事療養への意識へ、そして行動へと移っていくきっかけづくりの1つとしていただき、病状への維持・改善へと導くことができるように、管理栄養士・配送員さん共々お役立ていただきたいと感じた訪問でした。


実は、T様の娘様はケアマネージャー様。私の担当地域の方です。
T様は娘様と別地域にお住まいですが、偶然にも私の担当地域でした。
娘様より「それを聞いて安心した」というお言葉をいただき、またいろんな配食会社がある中、はーと&はあとを選んで下さったのは、「いつも事業所によく足を運んでくれていて、どんな食事なのか実際食べてみたことはないけど、お願いするならはーとさんにしようと思っていたの」と!
とっても、と~っても嬉しいお言葉でした!!

そして、ご自身のご両親を安心してお任せ下さった娘様からのご紹介となったことが、大変嬉しい思いでした◎
ご紹介いただいたからには、少しでもお役に立てるよう、まずは3日間のお届け後に継続してご利用いただけるように、娘様と一緒に食事療養の大切さを伝えたいと思います。
今後も、どなたからでも安心して任せていただける、そんな立場になれるようがんばります☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
先日のバレンタインデーは、女子からチョコをたくさんもらいました。
欧米では、バレンタインデーには、チョコに限らず、男女関係なく親しい人に贈り物をする日のようです。
チョコを渡すのは、日本だけの習慣のよう。でもプレゼントってうれしいものです。
食べ過ぎで健康診断の結果が心配ですが・・・

さて、今回は、カリウムの数値が安定しない利用者様の話です。
70代の男性の方。
配食は週に3回で2年ほど前から利用していただいています。
慢性腎不全で、奥様と二人三脚で食事療養をされています。

以前から、カリウムが上がったり下がったりと安定しませんでした。
去年も5.6まで上がったり、2.8まで下がったりと、かなり不安定。
お2人ともかなり敏感になっておられます。
クレアチニンは安定していますので、いつもカリウムの相談が主です。

そして今年、1月に4.8mg/dl。
2月に3.2mg/dl。カリウムの正常範囲は3.5~5.0mg/dlです。

また下がりすぎておられました。
栄養不足や下痢の症状もなし。
カリウムの摂取不足が原因かと考えられます。

配送員から検査表を受取り、奥様にお電話をしました。
「気をつけていたのに、また下がったわ。
以前も下がりすぎて・・・でも食事に気をつけたら、その後上がってしまって・・・もう怖いわ、
どうしたらいいかしら・・?」
主治医の先生から、心臓に負担がかかると言われています。

一般に腎疾患のある方でカリウムの高い方は、カリウムは1500mgに制限するように指示が出されています。この方の場合は、当初制限の指示があったので、野菜はしっかりゆでこぼし、果物は缶詰を守っておられました。

以前カリウムが2.8になった時は、缶ではなくて生果物にしたり、トマトをつけたりされていて改善しています。
ゆでこぼしは習慣になっているので全くやめるとかえって怖いといわれましたので、
今回も、バナナやトマト、野菜ジュースをたしてみて様子を見ていただくことにしました。

バナナ1本や野菜ジュース100mlでカリウムは約360mg。
これで3月の検査結果が改善されていればいいと思います。

また不安なことがあれば配送員にことづけて下さいね。

「そうねしばらく様子を見てみますね」と奥様。

在宅の食事療養は手探りのところもありますが、こうやって、2か月に1回くらいのペースで電話で相談にのりながら、食事療養を続けていただいています。
相談員として、管理栄養士として本当にうれしいことです★

安心して下さい!!
配送員、カスタマーセンター、相談員と連携して、在宅食事療養の応援を続けていきますから!!


ちなみに板チョコ1枚(70g)のカリウムは308mgです。
カロリーも気になりますが。


はーと&はあと
管理栄養士 宮川曜子

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

先日の雪は大変でしたねぇ~(><)
今さらですが、私たちの移動手段は原付です。
車のフロントガラスにはワイパーがついているので問題ないのですが
雪降る中、原付で移動すると
そう、ヘルメットのシェードに雪が積もる・・
雨は流れてくれますが、雪は大変です!
払いながら運転しないといけないのです・・

幸いなことに翌日にはすっかり溶けてくれて良かったです。

もう2月も半ば過ぎ。
梅の花もあちらこちらで咲き始めてきました♪
春が待ち遠しい限りです。

さて、今日ケアマネージャーさん同行の訪問がありました。
利用者さんは茨木市在住のHさん。
北摂でスタートした頃に出会ったHさん(今回のHさんとは別人ね)のご近所で
久しぶりやわ~
帰りにちょっと奥さんの顔でも見に寄ろうかと思っていました。
ところが、Hさんの奥さまは昨年に亡くなったとか。
亡くなったとか・・と言うのも、直接伺ったのではなく
今日訪問したHさんの奥さまから聞いたのです。
どうも、亡くなったHさんの奥さんはHさんに(←今日訪問したHさんね)
はーとを紹介して下さっていたのです。
自営業で電気屋さんをされていたHさんの奥さまはいつも原付で
走り回っていた元気印の大阪のおばちゃん。
亡くなったとは・・
残念です・・

話がすっかり逸れてしまいました(^^;
今日訪問したHさんの話です。

脳梗塞と糖尿性腎症の70歳代の男性です。
食事を済ませた後にでも
一人で外出し、お好み焼きやら焼きそばを食べに行ってしまうようです。
う~ん、これはちょっと困りますね。

奥さまが知らないうちに行かれているのですが
ご近所の方から奥さまの耳に入るようです。
「ご主人、焼肉屋さんにいらっしゃったわよ。」
「回転寿司で見かけたわよ。」
悪いことはできませんね(^^;
一番のあらら~は
スーパーのフードコートで焼きそばを食べていたご主人に
買い物に行かれた奥さまとがばったり鉢合わせしたとか(^^:

奥さまはご主人さまに、「やいやい」言っておられるようですが
ご本人にはその熱心さがうまく伝わらず・・

第三者の専門家に説教をしてもらおうということで
私が呼ばれたのです。

さっそく、血液検査の結果を確認し
尿素窒素とは、クレアチニンとは
カリウムとは・・
奥さまにもしっかり聞いて頂きました。

幸い、血液検査の結果は安定されていたので
これを維持していくことが目標です。

ご本人さまにどれだけ私の声が響いたかはわかりませんが
薬はきちんと飲むこと
勝手に焼肉屋さんには行かないこと
お寿司は月1回にすること
勝手に果物を食べないこと
を約束してもらいました(^^;

平日は他社の配食をご利用されているので
日曜日に使って頂くことになりました。

また、次の血液検査の結果を見に来ますね・・
とHさま宅をあとにしました。

このように週に一回のご利用でも
相談窓口(栄養士)はいくらでもお使いいただけます(^^)ノ

ウチの両親も同じですが
身内の言うことはすんなり素直に聞けないんですよね。

お身内に私のお説教?を聞かせたい方、
一度気軽にご相談くださいませ(^^)ノ

はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

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