食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

秋の夜長、先日ブログに載せたバランスボールを使い
日々体幹を鍛えています。と、いっても毎日はできていませんが。

皆さん、知ってました?凝り固まった筋肉をほぐすにはストレッチより
ムービングを行なって筋肉の稼動域を広げないと意味がないそうです。

硬い筋肉をストレッチで伸ばすだけではあまり効果がなく
伸ばす前に軽い運動(ムービング)で筋肉全体を動かしてから
ストレッチをすると筋肉の伸びがよく凝りもほぐれるんですって。
皆さんも試してみてください。


さて、今回は退院と同時に食事療養がスタートしたHさんのお話です。
心臓の病気をお持ち(その他にもたくさん病気をお持ちらしい)なのに
塩分を控えることができず、なんども不整脈等で入退院を繰り返されていました。
さすがに先生から
『厳密に塩分を管理しなさい!』と厳命され
現在は、昼夕とも塩分調整食の一番塩分量の少ないお食事を召し上がりながら
療養しています。

お食事をお持ちして数日後にご本人様(お母様)と息子様にご面談させていただきました。
(事前にケアマネジャーさまからは、90歳のご高齢で病院では全粥食の一口大だったこと
 かなりきつく先生からいわれたことを聞き、
 何がなんでも続けてもらわないと困ると念押しをうけたものの
 食事自体の味が薄いのに加え、咀嚼も弱られているため、一層味を感じにくく
 もう食べたくないと言い出しかねないなあ)との不安を抱えての面談だったのですが 
ご本人から
「薄味でも、しっかり食べられているし大丈夫」「問題ないよ」と
「病院ではお粥だったけど、お宅のご飯は食べやすいからご飯でいいし、いい。いい」と
拍子抜けするくらい、お食事を気に入っていただいていて
息子様からも
「母も、そういっているので今のまま継続でよろしくお願いします」と
とても丁寧にお願いされてしまいました。

(え!なに?結構うまくいきそうやん)と思って面談後に
ケアマネジャーさんに報告に行くと
「え~そんなんいってた~それは多分本心じゃないかも。
 あの人な、なんでも自己判断ですぐ勝手する人やねん。
 サービスとかも気分でストップするし、薬も自己判断でやめたりするしな」
「息子さんも、性格が引っ込み思案で、お母さんがいいっていったら
 そのまま受け止めてしまうから、なかなか協力が得られにく~て」
と、びっくりの新情報。
(え~、てことは、見かけの素直さにだまされた)
「じゃあ、こちらの話しをはい、はいいうて聞かれていたのも
 『いややったら直ぐ止めてしまえばいいわ』ぐらいに取られてしまわれてたんですかね。
 その状況はやばいですね。いや~見抜けずにすいません。
 ちょっとこれからは気をつけてみときます。
 お届けのときも、少しでもそんな兆候があれば、すぐ連絡させていただきます。」
「お願いしますね、私も気をつけとくので」と面談で感じた印象とは違う現実を知り
改めてHさんが療養をやめないよう、密約を交わさせていただきました。

即、配送さんにも、ご本人と息子様の性格やこれまでの背景を伝え
あぶない兆候がないか、アンテナをはっといていただくようお願いしました。


はい、はい、といい返事をする人ほど人の話を聞いていないという
単純なトラップに嵌まってしまいました。情けない・・・

皆さんもお気をつけください。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。
私も三連休は実家に帰っていました。
姪っ子が参加する市民体育祭に行ってきました。
姪っ子はアンパンマンマーチを踊っていました。
一生懸命練習したんでしょうね、頑張って踊っていてかわいかった♪
体育祭なんて何年振りでしょうか!?
みんな必死になって走っているのを見て、私も体を動かしたくなりました。
実は最近ちょっとだけジョギングしています。気候の良い時期なので散歩ついでに・・・
走るってなかなかいいものですよ。
みなさんも運動の秋ですよ~何か始めてみませんか?

さて、先日訪問した利用者様。
80歳代、女性、独居、要介護Ⅲです。
遠方の娘様が退院後は、しばらくお世話に来られていたのですが、そろそろ帰らないといけないとのことであわてて色々なサービスを決めないととのことではーとにもお声がかかりました。

心不全で倒れられ入院されていました。
退院後は塩分制限が必要です。
もともととても濃い味付けだったと娘様。
せっかく病院で薄味に慣れたのに、また元の味付けに戻るのが目に見えて分かると。
薄味の勉強のために是非お母様に利用してもらいたいとのこと。
でも、本人様は自分でも食事を作りたいという思いもあるため、出来る範囲で作っていただくことになりました。
入院でご自身の舌は薄味に慣れられましたが、この何十年と作ってこられた調理方法を変えるのは難しいようです。
減塩にするための調理方法の工夫もお伝えしました。

また、娘様、離れておられるため、無理しないかどうかも心配とのこと。
入院するまでは人に頼らず、自分で何でもされていたようです。
無理されることが目に見えて分かると。
ただ、入院前とは状態も変わっているため、しっかりと見守りもさせてもらう旨お伝えしました。
ご本人様にもそうですが、離れておられるご家族様にも安心してもらうことがとても大切ですよね。
濃い味付けに戻らないよう、無理されないよう、そして、ご本人様にも満足していただけるようお食事をお届けします。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは。めでぃ京都の藤本です。
すっかり秋ですね。
この3連休、私は実家へ帰っていたのですが、
コスモスが咲いていたり、赤とんぼが飛んでいたりと、自然の秋を感じました。
また、食べ物がおいしい季節。
栗ご飯にサンマの塩焼き、と秋づくしの夕飯を食べて、気持ちもお腹も大満足で京都へ帰ってきました。

さて、実家へ帰ったエピソードをもう一つ。
久しぶりにおばあちゃんの家に行ってきました。
実家から近いところに住んでいますが、最近会えていなかったおじいちゃんとおばあちゃん。
変わらない笑顔で迎えてくれました。

話をしていると、おじいちゃんがしばらく前から硬いものが食べにくくなったのでなにかいいレシピはないか、とおばあちゃん。
だんだんと食事の準備も億劫になってきて、買い物も足が痛くて大変な様子。
…利用者様のところでもよく聞く話です。
食事の準備が大変になってきて、配食を利用する方はたくさんいらっしゃいます。
私の祖父母のところまで、はーとの食事を届けられたら一番いいですが、配達エリアからは遠く離れた滋賀に住んでいるので残念。
祖父母の家から実家に帰る途中、食事が大変になってきたら配食サービスを利用することもできるよ、と母に話していると、
でも、自分で出来る間はやってほしい、大変になってきてるけど出来ることまで取り上げてしまってもあかんしなぁ、と。
確かにそうです。
出来ることはやってもらう、出来ないときには少しお手伝いをさせていただく。
利用者様ごとに利用の理由やきっかけがあり、それぞれに思うことがある。
もちろんそれは利用者様の思いだけでなく、家族様の思いもある。
いろんな方の考えを踏まえた上で、ベストな利用の仕方をしていただけるのが一番いいですよね。
利用者様の思い、家族様の思い、ケアマネージャー様の思い。
いろんな方の思いを汲み取れる相談員でありたい、と改めて思いました。

おばあちゃん、おじいちゃん、困ったことがあったらまた相談してね。
そして、お母さん。困ったことがあったら相談してね。
たくさんの利用者様との出会いを大切に、
その経験を私の家族にも活かしていきたいと思いました。

さぁ、3連休も終わり、気づけば10月も半ば。
あっという間に日々が過ぎていってます…。
寒暖の差が激しい季節でもあるので、皆様風邪などひかれないよう、お身体大切になさってくださいね☆

はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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