食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。

はーと&はあとを4年前から毎日ご利用されている、70歳代、女性、独居(身寄りなし。他府県には甥子様がいらっしゃるよう)性格温厚な利用者様。

いつもお電話くださいます。毎日、近所の医院に三ヶ所程掛け持ちで日課のように通われていて「今、帰宅したので、お食事をお願いしますね。」と電話口でやさしい声が・・・
食事を受け取ったら、次の病院にいきたいから・・・と。
毎日、出掛けられ元気だなと思っていた、矢先のことです。
今日、近所の方からお電話があり、入院されたということ。昨日もいつものようにお電話
頂いていたのに。
さっそく、ご担当のケアマネージャーさんにカスタマーセンターの廣瀬さんから、入院の件を連絡してました。
ケアマネージャーさんも突然の入院でびっくりされていた様子で、詳しくわからないので見に行ってみるとのことでした。私達も心配です。
カスタマーセンターでは、日頃の利用者様の様子を配送員を通してだったり、もちろん、
直接利用者様とのお電話のやり取りで「生活状況」をかなり把握しています。
利用者様本人というよりは(本人様は自分では、常に自分はしっかりしていると思ってられる方は少なくない)ご家族やケアマネージャーさんに安心して頂いています。
在宅で、安心して暮らしていただけるようお役に立ちたいといつも思ってます。
今日、入院になってしまわれた女性が、回復され1日も早く、在宅に戻ってこられ、また、
いつものように、お電話をいただきたいものです。
本日(6/9)の健康食の方の夕食はご希望でお寿司に変更してました。
この女性にも、配送員が手配し、お寿司に変更となっていて、楽しみにされていたので、
残念です。

いつもの「お食事まってますね!できるだけ、早く頂きたいの(笑)」の言葉が聞こえてきそうです。
この女性にも、「生きるための1食」をお届けしています。

6-9.jpg
写真は6/9昼食、健康バランス食です。
特に食事制限のない方向けのお食事です。

メニュー:えびフライ、冷麺、筑前煮、ブロコッリーおかか和え、漬物、
     軟飯(普通のご飯よりやわらかいご飯)
     
エネルギー:673Kcal
たんぱく質:19.3g
塩分相当量:3.1g


                  はーと&はあと 管理栄養士  山村 豊美

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

あつ~くなってきましたね。
でも、来週には梅雨入り予報だそうで温暖な季節を楽しむ日々もあと少しですね。

今回はそんな温暖な季節を満喫しているのでしょう
外出好きのおじいちゃんの話です。

茨木市にお住まいのTさま。
奥さんをなくされてからはお一人で生活されていて
他県にお住まいのご家族も様子を見にはこられているのですが
自立しておられます。

趣味は近所にある碁会所にいって碁をうたれることだそうで
毎日のように外出されています。

訪問した日も、訪問時間をお約束していた3時には家におられず
ケアマネジャーさんに連絡したところ
「すいません、また外出しているのだと思います。
 こちらから一度連絡をとってみるので
 時間をずらして訪問していただけないでしょうか」
といわれ、5時に時間をずらして訪問することになったぐらい
外出の多いおじいちゃんです。

訪問でお話ししたときも、外出も多いし、昼は麺類ぐらいで軽めの
食事しかしていないといわれたため
「お昼にもう少ししっかり食べませんか。
 麺類はよいので、一緒にうちのおかずを召し上がってください」
とお伝えし、
「まあ、とりあえず一週間ぐらい食べてみるわ」とお約束でき
昼に健康バランス食のおかずだけお持ちすることに。

制約されることがお嫌いな方のようで、昼にお持ちしても不在が多く
なかなか配送員ともご挨拶ができない方でしたが
やっと会えた配食スタートから六日目には
「今日で終わりやな。集金はいつでも来て」と切られ
「いえいえ、明日もお食事ご用意していますよ。
 とりあえず一週間とのお話しでしたけど、どうですか?」とお尋ねしたのですが
「食事は食べているけどな。う~ん。とりあえず一週間だけでいいわ」と
最初からよくても悪くても一週間で止めようと決められていた感じ。

ケアマネジャーさんやご家族は少しでもバランスのよい食事をと
望んでいたのですが、訪問時に食事の大切を充分にお伝えできなかったかと
反省です。

でも、このまま関係がなくなってしまっては残念。
ケアマネジャーさんとも相談して、何かよい案がないか考えてみたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。
日曜日あたりから梅雨入りするらしいですね・・・
でも今年は春も雨が多かったので、そんなに気にならないかもしれませんね~

さて、私事で恐縮なのですが、この度、糖尿病療養指導士に合格しました~!
去年から少しずつ準備をし、今年の3月に受験しました。
予定より早く、合格通知が届き、ペラペラだったのでかなりドキドキしたのですが合格でした。
良かった~とほっとしました。

そもそも糖尿病療養指導士とは、糖尿病患者の療養指導に従事するコメディカルスタッフ(看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、准看護師、理学療養士、栄養士ら)に与えられる資格です。
糖尿病患者への生活指導の専門家です。
日本では2001年から認定試験が開始され、今年で10回目になり、比較的新しい資格です。
この認定試験が開始された背景には、日本の糖尿病や糖尿病と疑われる人が急増しているということと、また糖尿病が急増することに伴い、その合併症を持つ患者が増えていることがあります。
専門医だけでは対応できない療養指導を専門職種の参加によって、療養指導の向上を目指します。

一人一人の患者様の生活を理解し、評価して、それぞれにあった目標を立て療養指導を行い、良好な血糖コントロールを維持し、合併症を予防し、進行を遅らせなければばなりません。
糖尿病療養指導士の認定試験を受験するためには、2年以上継続して、通算1000時間以上糖尿病患者の療養指導を行わなければなりません。
私は、はーとに入社して2年目から糖尿病専門医のクリニックでの栄養指導をさせてもらい、この受験資格を得ました。
なかなか簡単には経験させてもらえないことだと感謝しています。
だからこそ、この資格を必ず取りたいと思っていました。

また、私はこのクリニックで栄養指導をするにあたり、はーとでの利用者様との栄養相談でのコミュニケーションがとても役に立っています。
利用者様の生活背景が目にとるように分かるんです。
「なるほど、あんな感じで生活されているんだろうな」と。
普段から色々な利用者様の自宅に訪問して、その方々の生活環境の中で栄養相談をさせてもらっていることがクリニックでの栄養指導に結びついています。

療養指導に必要なことは、患者様の生活全体のカウンセリングと心のケアだと思っています。
そして、患者様自身が自己管理をできるように導くことだと思っています。
だからこそ、患者様をよく理解し、その方にあった解決方法を導き出せる療養指導をしたいと思っています。
今まで以上に専門家であることの自覚を持ち、少しでも皆様のお役に立てるように頑張っていきます。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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9人の管理栄養士プロフィール

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