食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、、めでぃ京都東川です。
暖かくなったり、寒くなったりはっきりしない天候です。
先日訪問した利用者様宅では、「ちょっと冷えるでしょう!?」とコタツを使用されていました。


さて、先日訪問した利用者様宅で継続することの大切さを実感しました。
70歳代、男性、糖尿病性腎症、奥様と娘様と一緒にお暮らしです。
今回、お食事を管理されている奥様が数日留守にされるとのことでご利用になります。
実は数年前にはーとのお食事を利用いただいていました。
その時は、奥様の負担の軽減とのことでご利用でしたが、ご本人様がどうでしてもお弁当形式で届く食事に抵抗があり、継続できずに停止になっていました。

しかし、その間も奥様がバッチリと食事管理をされており、検査数値も安定、その頃とほぼ変化がないとのことです。
「すばらしい!!」と思わずポロリと出てしまいました。
その言葉、病院の管理栄養士様にも言われたとか。
たまに食事のことで分からなくなった時に通院先の病院で栄養指導を受けているそうです。
そして、先日も栄養指導を受けられたそうです。
病院では担当制ではないため、その時々に担当者される管理栄養士様が変更なるそうですが、その時の管理栄養士様は、10年前に初めて受けた時の管理栄養士様だったそうです。
そう、糖尿病から腎臓に合併症が出て、糖尿病性腎症用のお食事に変更してから10年です。
その間、食事療養を継続して今に至ります。
すごいと思いませんか。

ご本人様、「本当は何も気にせず食べたいという思いはある。」とおっしゃいました。
でも、奥様が自分の体のことを思ってがんばってくださることに感謝もされていると思います。
今回、当社のことを思い出してくださりご利用再開になりました。
奥様も少しずつ年を重ねられ、思うように行かないこともあると思います。
実際、少し手を抜きたいと思うことがあるとおっしゃっていました。
そんな時には、もっとはーとに頼ってもらいたいです。
そのためにも、今回のご利用再開でうまく導入してもらい、これからも、利用者様の食事療養のための一つのツールとしてご利用いただければ嬉しいなと思いました。
そして、何よりも食事療養を継続するために少しでもお手伝いをし、その一員として携わっていきたいですね。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
新緑の季節ですね♪
今日は初の試み!健康バランス食で、にぎり寿司を提供しました。
皆様喜んでくださったかなぁ・・・♪
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さて、先日健康バランス食をご利用いただいているU様のご自宅へ訪問してきました。
U様はお一人暮らしの男性。奥様がご逝去されるまで、食事準備なんてしたこともありません。
そんな中、食事の欠食・脱水により入院され、病院で当社を知っていただきました。
1日1食だけでも、バランスの良いものを食べた方が良いだろうと、いろんな配食会社がある中、当社を選んで下さいました。
本当にありがとうございます!!

しかし、U様。当社に不満をお持ちのようです。
やはり毎日の夕食のご利用となると、飽きてこられた様子です。
つい先日は「毎日が同じような料理で、今日は特に安い材料ばかりを使ってっ!」と少しお怒りの様子でお電話がありました。
「とにかく金額が高いっ!!高いなら高いで、もっとおいしいものを提供してほしい!」と言われ、何とかならないのか、と訴えられました。
もちろんお食事提供面において、当社も日々努力・改善を凝らしています。
しかし、普通のお弁当屋さんとは違うのです、とお話しましたが、上手く伝わりません。
ご納得されないまま、電話をガシャンと切られてしまいました。

当日に訪問して、直接話そうかと考えましたが、U様も私も、1日経つと少し気持ちの整理もできるだろうかと考え、翌日に訪問しました。


直接お会いすると、案外すんなり気持ちよく迎えていただき、ゆっくりお話を聞くことに。
食事内容に不満はあるようですが、当社の特徴的な部分を知りたいわけではなく、U様が必要としていた言葉は、「嘘でも良いから、今後改善すると言ってくれたら納得したのに・・・」と。
電話でもお伝えしたはずなのですが、何分興奮されていたことと、確かに料金のことを気にされていたため、U様が必要とされていた言葉とは違うことを伝えていたのかもしれません。
私も、U様の気持ちを十分に察知できていなかったと反省しました。
U様にはご意見を参考にさせていただくことはもちろん、今後の食事提供の工夫点にさせていただく旨をお伝えしました。
やっぱり直接会うことで、お互いの気持ちを理解しあえるのだなぁと改めて思う出来事でした。

また、久々にお会いしたU様はとても元気なご様子で、退院直後にお食事ご利用前の面談でお会いした時よりもとてもイキイキしておられたように思います。


電話口で話すだけでなく、直接会って、面と向かって話すことで、伝わること伝えたいと感じておられることが理解できるのだろうと思いました。
心と心が繋がった瞬間★まさに、『はーと&はあと』でしょうか☆★
今日のにぎり寿司もお口に合っていますように。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。
めでぃ京都の宮川です。

ゴールデンウィークも過ぎ、いっきに暖かくなりましたね!
新緑もきれいな季節です。

さて、3月より、透析施設のあるクリニックで栄養指導をさせていただくことになりました。
透析の方は基本的に月に1回、お話しさせていただいています。

はーとの利用者様の中にも透析の方はたくさんおられます。
しかし、このように透析の方ばかりを続けて指導することはありません。
実際始めて、糖尿病性腎症から透析になっておられる方が本当に多いなあと感じました。

透析医学会のデータでは、糖尿病性腎症からの透析導入は4割以上とでていますが、それ以上の割合です。

糖尿病の段階から、合併症を予防することがとても重要と思いました。
ここは、在宅の食生活でのサポートのできるはーとの腕の見せ所ですね★

さて、クリニックの透析患者様の中には、透析の食事については、初めて時間をとって聞くという方もおられました。

糖尿の栄養指導はうけたけど・・・、生野菜と果物は食べないようにしているけど・・・、
ここでの透析施設での食事はボリュームあるけど家でもこのくらいでいいの・・・?

やはり糖尿の食事指導を受けたままで、それを継続しておられる方が多く、カロリーが不足傾向にありました。

えぇ!カロリーってとってもいいの?!血糖上がるけど!

透析になったら、血糖はある程度はインスリンでコントロールできるので、栄養不足にならないようにしっかり食べてくださいね、とお伝えします。

5月にはいり、2,3回目になる方もおられ、初回は、半信半疑で、食事の話なんて別に・・・といった感じだった方も3回目では食事記録をつけてきてくださったり、また来月もよろしく、と言って下さったり、嬉しく感じます。
中にはよく勉強している方もおられ、教えられることもあります。

まだ知らない栄養の知識がたくさんあると感じます。そして、どうしたらやる気になってもらえるのか、考えながら毎回挑んでいます。
透析の現場にはじめてはいらせていただいたのですが、とても太い針は見ているとつらいです。
ご家族はもっとつらいでしょう。

少しでも、長く、お仕事も続けていただいて、笑って生活できるようお食事の面から、必死になって応援していくのが、私の仕事です!!!はーとの利用者様に対しても、栄養指導先の患者様に対しても、同じ気持ちです。

まだ始まったところですが、頑張ります!!!


先日、貴船神社に行ってきました。鞍馬寺から山を越えてつながっているんですね。
良いハイキングコースでした。今はやりのパワースポットで充電して、今日もいってきます♪


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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