食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃ京都東川です。
急に暑くなりましたね!!
ゴールデンウィークは皆様いかがでしたか?
私は、実家に帰ってのんびりさせてもらいました。奈良は平城遷都祭で盛り上がっていましたよ。
私は京都も好きですが、実家のある奈良も好きです。なかなかですよ。


さて、最近特に思うことです。
やっぱり、腎臓病の方多いです。
糖尿病からの合併症で腎臓を悪くされている方、尿管や膀胱に病気があったことがきっかけで腎臓が悪くなった方、高血圧から腎臓が悪くなった方、人工透析を受けておられる方などさまざまですが、多いです。
そして、皆様口を揃えておっしゃるのが、「食事が大切ということは分かるができない・・・・」と。
ある家族様のお言葉、「難しいわね~」と。

先日訪問した利用者様、80歳代、男性です。
独居ですが、退院後すぐはお一人での生活に心配がある(得に食事面)とのことで、しばらく娘様宅におられました。
しかし、そろそろ自宅に戻るとのことで、当社の配食のことを知っていただき、ご連絡いただきました。
膀胱に病気があり、人工膀胱をつけておられます。
しかし、今までは腎臓の方まで機能が低下していることは知らなかったと。
今回、皮膚に病気があり、ステロイド治療を行ったことがきっかけで、ステロイド性糖尿病になり、そこで初めて腎臓の機能も極端に低下していることが分かったとのことでした。

一人暮らしということもあり、入院されるまでは、昼はカップラーメンが多かったそうです。
食事の制限なんて気にかけたことはなかったとのこと。
しかし、退院前には栄養指導をキャンセルして受けて帰ってこなかったそうです。
近々栄養指導を受けられる予定です。
病院の管理栄養士様とも相談し、お食事内容を決定しました。
自宅に帰られてからの食事をサポートしていきます。
娘様のお家とも少し離れていることと、娘様もお仕事をされているため、心配でもすぐには行くことができないとのことでした。

そんな時こそ、私達の出番だなぁと思いました。
今まで家族様がサポートされていたことを代わりにサポートし、お手伝いする。
そして、どうしたらいいのかなと思っておられたり、何をどう取り組んでよいのか分からない食事療養のお手伝いをする。
色々な面でサポートしていきたいです。ずっと食事療養を継続できるように・・・

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
何だかゴールデンウィークから急に暑くなりましたね。皆様楽しい期間を過ごせましたか?
外を歩くと周りの方の服装から季節を感じます。紫外線に注意の時期ですねっ!


さて、毎週土曜日に医院さんで栄養指導を担当させていただいているのですが、娘や孫のようにお話して下さる方や、友達のように「聞いて、聞いて」とお話して下さる方など様々で、毎週いろんな方から元気をいただいています。
中には、私のことを『先生』なんて言って下さる方もいて、この呼ばれ方は何だか少し恥ずかしく、背中も気分もシャキっとする気がします。

『先生』って教えるイメージですけど、違うんです。私が逆に患者様から教わっている側なんです。
性別はもちろん、最近は10代の若い人の糖尿病患者様も増えてきました。自分よりも年下の方から、おじいちゃん・おばあちゃん世代の80代くらいの方まで、性格はもちろん病状や生活背景も異なりますから、話し方や内容だけでなく、話すスピードなども、その時々で異なります。

そこが難しい所でもあるのですが、栄養指導は知識を提供するだけの場ではありません。
もちろん必要なことでもありますが、私は今目の前の『あなた』に食事療養を継続していただけるよう、また普段の生活に少しでも食事療養を取り入れていただけるよう、「意欲→行動」へと導く手助けしていく役目だと思っています。
先月療養が上手くいかなかったのであれば、今月はどのようにするべきかを一緒に考え、『あなた』の将来のためにも、一緒に食事療養を進めていきたいと感じています★

ゴールデンウィークに気が緩んで、検査数値が悪化してしまっている方もいるかもしれませんね。
少しずつで結構なんです。前に進んで行きましょう!!食事療養は「継続は力なり」ですから☆
今後も病状の改善のお手伝いをさせて下さいね!


今年はめずらしく遠出をしました。なんとグアムっ♪2日間のハードスケジュールでした。
もっと良い写真を載せられたらよかったのですが・・・。
リフレッシュした分、今日からもがんばります!!

   


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。

今週は、栄養コントロール食をご利用希望の方のお宅によく訪問させていただきました。普段は健康食ご利用希望の方と半々くらいの割合で新規訪問はあるのですが、こんな時もあるんだなぁと思います。お食事の制限のあるご病気の方(生活習慣病、例えば糖尿病や腎臓病)が増えているのだと実感します。

さて、M様、80歳台の女性の方、もその中のお1人でした。

市内ですが、遠方に住んでおられ、お仕事で忙しくなかなか来られない娘様からのご相談でした。ご訪問時はM様と私の1対1での面談でした。

M様は、良く話される、気のよい女性の方です。
娘様からは、塩分控えめに、と、お聞きしていました。

退院されたばかりです。
骨髄のご病気をもっておられ、今回はその為の治療入院で、そのことを中心に話されました。
??塩分の制限はなんで??と思いながら、よくよくお話をお聞きすると、心不全をお持ちでした。水分の制限もあります。
塩分を摂りすぎると、濃くなった血液を薄めようと、血流量が増えます。
その結果、血圧が上がり、心臓にも負担がかかります。心疾患では塩分は厳禁です。

塩分控えめで頑張って作っているんけどねぇ、娘とケアマネージャーさんが配食をとったら、ってねぇ、とにこやかにM様。

本人の意識と別に、周りの方が危機感をもって、食事療養をすすめているようです。

ふと、食卓を見ると、梅干、のり。味噌汁も大好き。
病院の食事より家で作る食事の方がおいしいわぁ、とのM様の言葉。
ちなみに入院前の体重は、現体重+5kg。むくみがひどかったようです。

M様のお部屋の中は、居心地の良いいい感じに整頓されており、退院できたことにほっとしておられる様子。話し方からもこの場所、ご自分の部屋が、お好きなんだと感じられます。

また、むくみがひどくなって入院してほしくない!!と思います。

塩分制限絶対!!

ひとまず、お昼に塩分調整食をお持ちさせていただくことになりました。
朝の梅干はやめてくださいね。

訪問を終えた帰り際、よろしくお願いしますねぇ、と外まで出てこられ、最後まで見送ってくださったM様の笑顔忘れません。

その後、配食が始まり、塩分控えめがストレスになっていないか、食べれらず残したりしていないか、とても心配だったのですが、“大丈夫食べられます、続けてください”と、お手紙をいただきました。

よかった~~、でも、在宅でのお食事は、配食以外のところが多くあります。
油断してはいけません。

配送員さんとも連携し、むくみがないか、塩分のこと・食事のことで困っていないか、しっかり目をひからせ(?)応援していきますから!


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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