食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
最近は雪がチラホラ降ることもありましたね。
京都市内はなかなか雪が降るのは少ないので、少しウキウキした気分になります。
寒いのは苦手なんですけど、雨より雪が嬉しいです★


さてさて、先日退院後に食事を利用したい、とケアマネージャー様よりご依頼があり、退院直後に行われた担当者会議に参加してきました。
本人様や家族様はもちろんですが、ご担当のケアマネージャー様を始め、本人様の健康をサポートする仲間が集まるのです。

配食担当としてはーとの管理栄養士も参加させていただくことが多いのですが、そこで今回「よくお会いしますね」とお互い言葉を揃えたのが、ヘルパーさんとの会話でのこと。
そのヘルパーさんとは、以前にS様がお食事を必要とされているとのため、参加させていただいた担当者会議で初めてお会いしました。
次にお会いしたのが、事業所様でのヘルパーさんの勉強会。
勉強会の教材として、はーと&はあとの治療食(糖尿病食・腎臓病食)をお届けし、食事の工夫点や違いなどをお話した勉強会に参加して下さっていました。
そして今回、I様の担当者会議でまたお会いしました。

ヘルパーさんは、本人様と1番身近に接する機会も多く、また食事準備や食材料の買い物など、食に関するサポートをされることも多いです。
そんな中、特にご病状をお持ちであれば、どんなものを買えば良いのか、どんな料理を作れば良いのか、悩むことも多いようです。
いつもは相談員としての役割が大きい仕事ですが、やはりココは管理栄養士としての大きな役割を発揮できる部分だと感じています。
今後も栄養面からのアドバイスや、配送員さんからの配送時などの状況についての情報を元に、本人様の健康をサポートさせていただきたいと思います。

また、「よくお会いしますね」と言っていただける方や、少しでも私の顔を覚えていただける方が増えるよう、たくさんの方との接する機会を今後も大切にしていきたいです☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは☆
北摂の大都です(^^)ノ

またまた、寒波がやってきました。
冬はこれからが本番。
皆様も体調崩されないようお過ごし下さい。

さて、先日あるケアマネージャーさんから
『慢性腎不全で退院してきたが、奥様も解っているようで解っていないので栄養指導も含めて利用を考えているんだけど・・』
と相談がありました。
『いるんだけど・・・ちょっと金銭的に継続が難しいので1週間ほどは無理かしら?』

とりあえず、試食分を持って訪問することに。

高齢世帯のNさま。
ご主人の主治医からの指示は1800kcal 蛋白質30g 塩分6g以下
という少々蛋白質制限の厳しいものでした。

病院の栄養指導を受けてこられた奥様はもらった資料を並べながら
『一昨日、退院してきたんですが、病院の食事が少なかったのか反動でものすごく食べるんです。』

あらら~(^^;
蛋白質制限30g
余裕で超えているよう。

普段からお料理はこまめになさっている奥様なので・・

『ここに(病院の資料)には1食あたりの肉・魚は40gって書いてありますよねぇ。お肉や魚の切り身を買ってこられたら、まず計量して40g程度に小分けして冷凍しておきましょう。』

『だしもその都度、作るのは面倒でしょうから、多めに作って製氷器に流して冷凍しておきましょう。』

『お届けする食事が入っている容器(赤いトレーにおかずが入っています。)を洗っておいて、作ったおかずを一旦、この容器に詰めてもらえますか。量の目安になりますからね。』

『カリウム制限がありますから、お野菜は一旦茹でてから煮物や炒め物にして下さいね。』

『エネルギー不足も腎臓には負担がかかるので、油を使った料理をなさって下さいね。炒め物や油の入ったドレッシングやマヨネーズもたっぷり使ってくださいね。』

他、朝食や間食のアドバイスなどなど・・

結局、1週間べったり(配食を)使って終了するのではなく、週2回を継続してもらうことになりました。

『ご主人さまには週2回届くお弁当で食べずぎを自覚してもらい、奥様には用意されるおかずの量の目安にして下さいね。また分からないことがあったらいつでもお電話下さい。』

とNさま宅を後にしました。

そのままケアマネージャーさんの事務所へ立ち寄り
1週間の利用を週2回のご利用で継続してもらうことになったことをご報告。

『良かったわぁ♪私が食事のことを言っても専門じゃないでしょう?なかなか言うこと聞いてくれなくて。解っているようで、奥様もすぐ忘れるのよ。』

そうです。人間、忘れるんです。
退院してしばらくは覚えている(覚えていると言うのか自覚していると言うのか・・)のですが
1ヶ月もすれば
ついつい、まぁいいか。となったり、
知らず知らずのうちに食べる量や増えたり、味が濃くなったり・・

1週間使って終了・・となるより
少しでも永く継続して頂けると、その間は
私達の介入ができます。
その間に、食事や栄養士をうまく利用して
食事療養を身につけて頂きたいと思います。

せっかく、ご退院されてきたのですから
少しでも永く在宅で過ごして頂けるよう
お手伝いできれば幸いです(^^)ノ

さてさて今日も寒いですが、いってきま~す

はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

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今年も茨木神社へ
十日えびすの最終日『残り福』を授かりに☆

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
最近、本当に寒いですね。靴下二重履きが基本です。
寒風の中、お正月気分もすっかり抜け、バイクで走る毎日です。
新年のご挨拶を兼ねて、事業所や利用者様の所へ伺っています★


さて、先日新年初の新規訪問にお伺いしました。
K様、80歳台の女性の方です。
物静かな方ですが、お話しすると明るい顔をされます。
息子様夫婦と二世帯でお住まいです。
お食事は別々にされていますが、お嫁様が買い物やお食事の準備を手伝っておられます。

しかし、そのお嫁様が、病気でご入院されてしまいました。

そこで困った息子様が、はーとにご相談してくださったのです。
デイサービスの日のご相談もかねたいとのことだったので、ケアマネージャー様も同席です。

K様を囲んで、お話がはじまります。
最近のお食事の様子をお聞きすると、最近、食欲がなく、食事量も少なくなっているようでした。
朝が、葛湯だけの日も!
息子様も、そんなに食べてへんかったんか、といったご様子です。

お腹すかへんしなぁ、とご本人。
ご高齢なので、低栄養がこわい。
皆が本人に言葉をかけます。
体重は1年で、8kgほどおちておられます。

食べるようにせなぁ、と息子様。
体力つける為にも、1食でもバランスの良いもの、食べてくださいね、とケアマネージャー様。
朝も、主食のパン(朝はパン食のようだったので)、食べるようにしてくださいね、と私。

息子様も心配そうです。

周りの心配をよそに、ご本人は、無頓着なご様子。
まずは、デイサービスの日以外の、夕食に1食、配食をお持ちすることになりました。
がんばって食べてみて下さいね。

そして配食がスタートしました。
さっそく配送員から、こんな報告がありました。
「食事の量が多いようで、残してしまわれるみたいですね。」
やっぱり・・

息子様とお電話でお話しすると、
「そうなんですわぁ、でも味は問題ないみたいやし、配食は1食あたりの必要な量やし。
ここで慣れれるように、ちょっと声かけして、頑張ろうと思っています」との返事。

配送員からも声かけさせていただきます。

もう少し様子みましょう。
また、食欲や食事の様子お聞きするつもりです。

低栄養予防の為に、応援させていただきます。

配食を含め食生活の全体のご相談にのります!
寒くても皆様の心をあったかくできるように、
本年もお食事の困りごとの解決のお手伝いをさせていただきます!

はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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