食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆北摂管理栄養士の大都です(^^)ノ

いや~暑いですね・・

外に出る時は暑さ対策と紫外線(日焼け)対策が必須です。
足元の日焼け対策を怠ったため、すっかりパンプス焼けが(涙)
今から日焼け止め塗っても遅いかなぁ・・と思っている今日この頃です。


先日、吹田市のⅠさま宅へケアマネージャーさんに同行して訪問させて頂きました。
私が吹田市の担当に戻ってきた時に、ご挨拶には伺ったのですが
面会できなかったので、初めての面会になりました。

高齢の奥さまが昼食を用意し、夕食にご利用頂いています。

ご入院前は塩分調整食に慣れず、食事がなかなか進まなかったⅠさま。
先月、水がたまって入院になり、今月退院されてきたのです。

退院後の食欲を確認すると、体調が良くなったせいもあってか
食欲は以前より増したようですが、それでも全量摂取はできていません。

糖尿性腎症のⅠさまは高齢で今から透析はできません。
少しでも腎臓に負担がかからないようにすることが大切です。

『塩分を控えて血圧管理、蛋白質をセーブし、必要なエネルギーを確保すること。』

退院時に奥さまが栄養指導を受けて来られたのですが
必要なエネルギー確保のために揚げ物をするようにと言われたようですが
80歳を超えた奥さまには長時間台所に立つことは負担が大きいのです。
その点はケアマネージャーさんも心配なところ。

配食のお弁当の全量摂取ができれば、少しでもエネルギー確保に繋がります。

当初、塩分制限だけで良いと言われ、塩分調整食をお届けしていたのですが
よくよく聞いてみれば、今回の退院時にカリウム制限が必要と言われたことがわかりました。

そこで、私の提案☆
揚げ物も入り、1食のエネルギーも高い「塩分・蛋白質制限食」への変更です。

揚げ物などが入るこの食事は、塩分が低くても食べやすいという声をよく聞きます。
揚げてから煮る「揚げ煮」などは衣が煮汁を吸うこともあり、また油を使うことで香ばしさや
旨味が出るため薄味でも食べやすくなります。

これで、全量摂取して貰えればエネルギー確保にはなるはず♪

食種変更後の喫食状況を確認させてもらうと
『気に入って、全量摂取できていますよ。』と奥様。

ケアマネージャーさんに報告すると
『一緒に来てもらって良かったわ~』とこちらもお喜び。

私の方こそ、確認もいい提案もできたし♪

ケアマネージャーさんや訪問看護など、利用者様の在宅を
支えるチームの一員として
想いや目標を共有していきたいものです。

というわけで、今日もケアマネージャーさんの訪問に同行を
提案してきます☆

はーと&はあと 管理栄養士 大都宏子

こんにちは。北摂管理栄養士の山村です。
毎日とにかく暑いですね~水分補給はしっかりと行ってください。

月に2回、クリニックの栄養指導にもいってます。
糖尿病の専門外来の日でした。

50歳代、男性、夫婦同居、糖尿病、飲食店経営、性格、少しせっかち。
初めて栄養指導を受けるということでした。ヘモグロビンA1Cが10%、
血糖値233mg/dlと高値。病識低い。
今までの食生活をお聞きするも、全く食事を考えて摂ったことがないとの事です。
飲食店(中華料理店)を経営されているので、食事は店の料理と同様の味付けで
摂取。朝から、餃子という日もあります。
まず、いつものように合併症のお話しや病気の怖さに触れます。本人様自身に
食事療養をやろう!と思ってもらわないと何も始りませんし、意味がないので・・・
伝える方も必死です。

1ヶ月後に再度、栄養指導にきていただきました。
233mg/dlあった血糖値が116mg/dlに下がってました。
毎食キャベツを食べ、おかずも野菜を多く摂取したとの事です。
その結果、食事量も減ったのかもしれないと本人様。この調子です。

今まで、食事を意識された事がなかったこの男性でしたが、何より、血糖値が下がり
結果がでたので、食事療養のきっかけ作りとなったと思います。
にやッとされたのは私は見逃しません(笑)

今後、課題はいっぱいあるので、アドバイス⇒意識変容⇒行動変容のお手伝いを
してきます。

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは、北摂管理栄養士の島田です。

暑い夏にバイク運転中は意識が朦朧とする時があります
紫外線は目に直接ダメージを与えるから危険!との情報を聞き
最近運転用にサングラスを活用するようになりました
日光の乱反射で見えづらいこともなくなり運転が楽です
(もっと早くに活用しておけばよかったと後悔)

さて、そのサングラスをかけて運転して
先日Yさま宅にケアマネジャーさんと一緒に相談訪問に
行ってきました。
最近は相談訪問をケアマネジャーさんとご一緒させていただくよう
お願いして、一人ではなく同行訪問で伺っています。
(利用者様の要望や希望を一緒に聞けるので
 よりよい提案ができたり、問題点を共有しやすいです)
Yさまは長らく配食サービスをご利用いただいている方ですが
歯がなく入れ歯も何回作っても合わないといわれ
これまでは軟菜食の刻み食をずっと食べられていました。

少しでも刻みが粗かったり、野菜の硬い部分があると食べられないと
不満をこぼされ、肉の刻みは硬いから肉はのせてほしくないといわれ
肉の献立日は魚や卵などの代用品をご用意してお食事をされています。

そんな状態でもなんとか、これまでは召し上がってこられたのですが
最近は刻みも食べづらさ度が増してきて
このままでは満足に食事をとることもできないのではと思い
嚥下・咀嚼商品のご利用を提案しに訪問してきました。

「デイサービスの食事は軟らかくしてくれているので
 食べられているので同じ軟らかさのものであれば大丈夫
 実は娘様が非常用に冷凍弁当(やわらか食)を週3~4品ぐらい
 頼んでくれているが冷凍庫がいっぱいになるので
 そればかりで食事を用意するのは難しい」など
ご要望をお聞きしながら
常温保管ができるレトルトやパック包装の嚥下・咀嚼商品を
使いながら食べられるお食事の時は配食を利用していくよう
調整することになりました。

すでに数種類サンプルを試食してもらっていたので
その中から食べやすかったものと同じレベルの軟らかさの商品を
追加で試食してもらい、どの商品を購入されるか
決めることになりました。

Yさまの希望に沿う商品がセレクトできるか。
嚥下・咀嚼食と配食を併用しながら欠食なく食生活が整えられるか?は
まだわかりませんが、少しでも食事への満足度があげられればと
思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

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