糖尿病の方へのサポートの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
立秋を迎えましたが、まだまだ夏ですねっ!
モクモクの入道雲が青空に浮かんでいます。


さて1ヶ月前から配食利用が開始となったS様。
糖尿病・脂質異常症があり、土曜日のクリニックで栄養指導させていただいています。
先月の通院時にヘモグロビンA1cが9.8まで上昇!
ついに医師より、「次回の結果を見て服薬にしましょう」との言葉が…。
服薬に抵抗のあるS様は、その言葉が大変ショックだったようです。

医師の診察後に栄養指導室に入っていただいた時、S様から「どうしたら良いのかわからない。今までも食事内容に注意はしていたつもり。確かにつもりの部分は多いけど…」と。
それであれば!と提案したのが、はーとの配食★

「まず、1ヶ月間利用してみませんか?S様はできているつもりでも、もしかすると日々の食事量が少し多いかもしれません。
配食を利用することで、ご自身に適した食事量や味付けを知ってみませんか?
先生も1ヶ月は様子を見ると言って下さっているので、この1ヶ月間が、病状改善へのチャンスかもしれません!」
ということで始まった1ヶ月間。

最初は食べにくいと感じたこともあったようですが、実感したことも多かったようです。
いつもは配食よりも多い分量・味付けも濃いもので食べていたこと。
野菜が思ったほど食べれていなかったこと。
夕食後にちょっとだからとつまみ食いや、間食などの小さな積み重ね。
などなど…、何よりも危機感を感じながら過ごされた1ヶ月間。

でも、S様の努力はしっかり結果に繋がっていました★
先日は医師の診察前に栄養指導室に入っていただくこととなったため、私を目の前にドキドキと結果待ちのS様。実は私もかなりのドキドキでした!
結果は、ヘモグロビンA1cが8.9へと減少!1ヶ月で0.9%減少されました!!
無事服薬なしで、しばらく食事療養を中心に療養を進めることとなりました◎

いつもは意識『つもり』でしかなかったことが、配食を利用することで、しっかり行動『やる』へと移すことができておられたことが、今月の結果に繋がったのだと思います。
配食を利用するだけなのに、意識を行動へと移すきっかけとなるとは、素晴らしい◎

もう少し数値改善されるまで、頻度を落として利用継続いただけることになり、これからも配食を役立てていただけることとなりました。
今後もサポートいたします!



見て下さい!スゴイ瞬間じゃないですか??
ラッキーセブン☆★
どうやら、1ヶ月半ほどで1,000㎞走っているようです。
基準がわからないですが、多いのでしょうか?
まだまだ、走り回らなければ~!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。
京都の管理栄養士の宮川です。
先日うれしいことがありました。
仕事で街を走っている時に、偶然3年ぶりの友人と再会したんです。
ちょっと話をしたんですが、元気にしていました。
仕事もがんばっているみたいでなにより。
私もがんばろう思いました★

さて先週、担当者会議に参加させていただきました。
M様、80歳、糖尿病があります。

以前、食事を利用されてたのですが、受け取りを忘れて外出されたり、うまく続かず、現在停止中です。

気になっていた方です。

今回地域包括支援センターの相談員さんより、
「ADLが下がっているし、区分変更をしました。食事も乱れています。担当者会議でサービスの見直しをしたい」とのことでした。

会議で、食事の事を聞いてみました。
すると、ほとんどインスタント麺か、外食、とのこと。
ご自分では調理ができないし、惣菜で野菜を買おうと思っていてもスーパーに行ったら忘れて帰ってきてしまうとのこと。
全く野菜がとれていません。

血糖値は大丈夫?!でもデータがなく分からない状態です。
上がってるのではないかと思います。
お薬も忘れて飲めていません。

かなり心配・・。

会議の中で、ヘルパーさんの調理の日と、デイサービスで食事をとる日と、配食を食べる日を、決めて、これを守っていくことになりました。

食事のお届けは週に2回です。
お渡しの時に、服薬の声かけもさせていただきます。
受け取りを忘れないように、ヘルパーさんやデイのスタッフさんからも声かけをしてもらいます。ありがとうございます。

M様の希望は、「今より元気になってサービスを減らしていきたい」。
今回、介護度が上がった事が、とてもショックだったよう。

「それならきちんとバランスのよい食事をして、デイでリハビリもして、良くしていきましょうね」、と相談員さんの言葉に、「そやな、任せるわ」と言われました。

また受診の結果を見ながら相談にのらせていただきます。
うまくサービスが流れにのったら、きっと血糖値も改善されるはず。

包括の相談員さん、他サービスのスタッフさんとも連携をとって、応援させていただきますよ!
今より良くするために、あらためて、がんばりましょう★


はーと&はあと 
管理栄養士 宮川曜子

こんにちは、カスタマーセンター小山です。

夏本番!!
連日30度を越える日々。
湿度も高く、体調も崩しやすいので、みなさんも充分に注意してくださいませ。


さて、先日身内(糖尿病と診断あり)より、久しぶりに血液検査の報告メールがきました。
5月
血糖値 159
HbA1c(JDS)6.3
HbA1c(NGSP)6.7

7月
血糖値 158
HbA1c(JDS)5.9
HbA1c(NGSP)6.3

去年9月は、
血糖値190
HbA1c(JDS)9.1
でしたので、
今回の血糖値は高めで気になるところですが、
HbA1cは低下傾向にあり、順調です。

今の食事で他に気をつけることはないか、と質問ありましたので、
今までお伝えしていた内容をフィードバックしました。
①まずは食事は野菜から食べる。糖質から食べると血糖値が下り難くなります。
 ごはんやパン、イモ類、果物など。
 糖質を食べる場合は、なるべく吸収されにくい状態が望ましい。
 ごはんなら、雑穀米や玄米。パンなら、白パンより雑穀パン
②よくかむ
③食後はゆっくりしたいところですが、動く


以上の注意点をお伝えしました。

現在も内服薬はなし。
このまま薬なしで管理していくのを目標にがんばってくださいね!とお伝えしました。

食事療養は、ポイントをおさえて
たのしく、継続的に!!
食事相談に乗るたびに、自分の身も引き締まる思いです(汗)

はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

こんにちは。管理栄養士の宮川です。
先日の週末に普茶料理を食べに行ってきました。
黄檗の萬福寺です。
担当エリアなので、いつも通るたび気になっていたのですが、ついに!
中国から伝わった精進料理です。
きれいでおいしかったです♪
おいしいものを食べると、また平日がんばれます。


さて、先日、半年ほど利用して、サービスを停止された方がおられます。
O様、80歳代の女性、糖尿病の方です。

利用のきっかけは、娘さん家族のいる京都への引っ越しでした。
今まで、京都から離れた生まれ故郷で高専賃に住んでおられました。
高専賃では、食事は全て準備されたものを食べておられました。

今回の引っ越しでは、娘さん宅が近くですが、お独り暮らしになります。
食事の準備は自分でしなければいけません。

そこで娘さんが、サービス利用を申し込まれ、訪問することになりました。

「もともと自己管理ができないからここまで悪くなったので、しっかり血糖管理をしていきたいんです」と娘さん。数値は手元になく不明でしたが、脳梗塞を以前おこされているので油断できません。

O様本人は口数の少ない温厚な方です。
「そうは言ってもおやつはあまり食べてないよ」と言われましたが、娘さんの前では、しゅん・・・となっておられました。

朝食のヒアリングをし、昼は市の配食またはデイの食事、夕ははーとの栄養コントロール食で、1日の食事を調整し、O様の京都での生活がスタートしました。

その後、定期的に栄養相談をつづけ、ヘモグロビンA1cを教えてもらいました。
自宅に訪問する時は前もって娘さんから、注意点(間食している、とか、運動できていない、とか)を聞いていましたので、とてもスムーズでした。

そんなこんなで、数値の変動は6%前後で安定。
インスリン注射も、当初1日30単位だったのが20単位に、そして12単位に減ってきています。
主治医の先生もこの分ならインスリンをなしにしてもいいかも、と言われているみたいです。

ということで、数値も安定し、娘さんも調理をして、時々O様もそちらでお孫さんもいっしょに皆で食事をされるようになり、キャンセルが増えてきました。

そして先日娘さんから、「いったん停止します、ありがとうございました。数値もよくなって安定しているので、私で作ってあげようかと思うんです」とお電話がありました。

そっか、ちょっとさびしい気もしますが、安定していますし、食事療養のコツも娘さん、本人とも分かってこられましたので、よかったなぁと思います。
食事療養はやっぱり家族等、周囲の人の協力があると心強いです。
いったん卒業ということですね。
また困った時はいつでも戻ってきてくださいね。

こんな関係が、もっと多くの人とできればいいな、と思っています。
そうすれば私も利用者も利用者の家族も、うれしいです。

まだ気付いていない人に、食事療養の大切さに気付いていただけるよう、この夏も語る為に走っていこうと思います!

はーと&はあと
管理栄養士 宮川曜子

こんにちは、京都管理栄養士松政です。
梅雨なのにあまりムシムシしてないのは嬉しいです。
先日なんて、雨が降って寒いくらいでした。
こんな梅雨時期は、雨だからと運動習慣が減り、「あー体重が・・・」「あー血糖が・・・」とおっしゃる方が多いです。

さて、クリニックでのお話。
血糖コントロールがうまくいかないとのことで転院されてきたT様。
40歳代、女性、糖尿病、脂質異常症。専業主婦。
この方の目標は薬を減らすこと。
でもなかなかそれは難しいと言われていたと。
でも先生は「一回薬を減らすので、その代わり食事療養をしっかりしなさい」とのことで栄養指導がスタートしました。
T様は、その「薬が減るかもしれない」いうことが、とても嬉しかったようです。
だから頑張りたいと。
その分、栄養指導にも力が入ります。
料理好きでお菓子作りも大好き。
ロールケーキやホールケーキもよく作り、家族みんなで食べていたと。
本人様にも色々問題はあるのですが、その前にやる気スイッチが入っていなかった。
栄養指導も何回か受けたことがあるけど、頭に入ってこなかったと。
やっぱり、本人様の意識の変容が大切です。

今回、先生がこの方のやる気スイッチをオンにされました。
だからなんとしても結果を出したいんです。
私たち管理栄養士がやる気スイッチをオンにすることも多いです。
そしてなかなかオンにならない人もいます。
やる気スイッチはその方、一人一人によって違います。だからこそ、その方のやる気スイッチを見極め、できるだけ早くオンにしたいと思っています。

体のどこかにスイッチがついていると分かりやすいんですけどね・・・


はーと&はあと管理栄養士 松政千佳子

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