日々の活動報告の最近のブログ記事

こんにちは。
管理栄養士の宮川です。
先日、先輩である東川さんの結婚式に出席させてもらいました。
とてもきれいで幸せそうで、私もとても嬉しくなりました。
仕事ではいつも大変お世話になっています。
本当に本当におめでとうございます!!

さて、栄養指導で、とっても数値が改善した方がいました。
60歳代の女性の方で、脂質異常症、高尿酸血症。
高齢のお母様と2人暮らしで、今はお仕事を引退しておられます。

2ヶ月前の初回栄養指導時の悪玉コレステロールは160mg/dl。
尿酸値もかなり高値。血圧も上昇していました。

先生にこのままでは危ないと言われ、初めての栄養指導でした。

とにかくよくしゃべる方でした。

身の上話から始まり、事故をして運動ができないこと、今のご自分の生活、お母様のこと、友達のこと。
ビールは1日3缶くらい飲んでいること、朝が弱く起きれず1日2食になっていること、こだわりの調味料をお取り寄せしていること。
薬はまだ飲みたくないこと、まずは食事でなんとかしたいこと等々。

ずっと真面目に働いてきておられ、仕事後のおつきあいで、お酒や外食が多かった生活の延長で、引退後も家でも毎日飲んでいて、家事や調理はお母様にまかせていたので、あまりしていないようでした。

わーっと話された為、聞かなくてもすぐに大体の食生活のことは把握できました。

このままの数値だと脳梗塞とか心筋梗塞がいつ起きてもおかしくないですね、と伝えると、「そうですよね!!私ダメな事ばっかりしてたんです・・!!」と。

ビールをやめてご飯を食べるようにし、1日2食でも野菜をつける事を約束して、初回は終りました。

あれを言いたいこれを言いたいと思っている間に、あまり話せず時間が終ってしまいました。

大丈夫だったかな~と思いながら、2回目の栄養指導の日になりました。

なんと、気になる悪玉コレステロールは120mg/dlになり、尿酸値も基準内になっていました。血圧も下がっています。体重はもともと標準で、維持。

すごい!と驚きました。
2ヶ月でこんなにも下がるものとは。

今回も、わーっと話し始められました。
ビールはね、お正月にちょっとだけしか飲んでないんですよ、何年かぶりにご飯を食べました、野菜もねいろんな色を揃えてるんです、何品か作ってるんです、と。

調理をするストレスもなく楽しんでおられ、数値も下がり、とても嬉しそうです。
努力された結果です。

よかった!すごいです、この調子、このまま続けてください、特別な時くらいは少し飲んでいいですよ、と時々合いの手をいれ、油断しないように、と2回目を終えました。
2回目も私が話している時間は短かったように思います。

相談にのる時、話を聞かなきゃと思う反面、話が長くなってくると、
そろそろ伝えないと、そこ!注意してあげないと、あれもこれも言いたい、と焦ってしまう事があります。

焦って話を中断してしまうと守れない目標を設定してしまうことになったりします。
うまく誘導して自身で目標まで設定してもらえればこっちのものなんですが・・。

今回のケースではほとんど聞き手に徹していて、伝えるべきことが伝わったのか、少し不安だったのですが、改善していて驚きました。

管理栄養士は栄養の知識が豊富なだけでなくうまい聞き手であることも大事だとあらためて感じました。うまく聞きながら、その人のやる気をひきだしていけるように誘導する、これがポイントかなと思います。

もっともっとうまい聞き手になって、やる気を引き出せる管理栄養士になりたいです★


近所の狸谷山不動院、この裏がちょっと山になっています。
時々登っています♪たまには運動しないと・・


はーと&はあと 管理栄養士 宮川 曜子

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
突然ですが、皆さん手と足で握手できますか?痛みを感じた方は血行が悪くなっているようです。
寒さ続く中、油断するとまだまだしもやけの恐れもありますよっ。


さて、先日3名の利用者様の元へ、インタビューをお願いしに行ってきました。
インタビューは油脂会社のインタビュアーの方から行われ、普段はーと&はあとの食事を利用しながら感じることや、好きなメニューや苦手なメニュー、サービスを利用しはじめた理由などなど…。
改めて利用者様の生の声をお聞きできました。

1件目はY様。女性、90歳。
配食開始後、約4ヶ月が経とうとしています。
糖尿病の数値は改善され、体重も10㎏ほど減少されました。
治療食ではありますが、毎日の昼・夕、今日の食事は何だろうと楽しみにして下さっているようです。
趣味でコーラスを習っておられたり、日々楽しんでおられます。

2件目はI様。本人様は女性、82歳。脳出血の後遺症で失語症があるため、娘様へのインタビュー。
退院後の介護負担軽減のため利用開始となりました。
退院時は在宅で診ていくことは困難だと言われておられ、退院直後はなかなか食事量も増えなかったのですが、現在では完食。
担当者会議などで何度かお目にかかっていますが、以前より体重も増え、顔も少しふっくらと。
自分自身で食べることも少しずつできてこられていて、配食だけでなく、介護サービスによるサポートにも感謝されていました。

3件目はK様。女性、92歳。
骨粗鬆症で食事準備が困難になり、夕食だけでもバランス良く食べたいため、利用開始。
口内の疾患を持っておられるため、食事の味が感じにくいため、味が薄い食事は好まれない傾向にありました。
たまに目利き商品の果物も購入されており、配食は助かっているとのお声もいただきました。


皆さん快くご協力いただき、ありがとうございました!
いつもは電話でお話しすることの多い利用者様。久々にお会いして、お元気なご様子で笑顔がステキでした♪
良いと感じていただいている点・不満に感じている点など…、感じる点は利用者様によって様々だと思います。
今回の3名の利用者様は比較的良い印象を持って下さっており、こちらも嬉しい想いになりました。
「利用してよかった」と感じていただける方々が、少しでも増えますよう、笑顔で心を通わせたいと思います!
今後ともよろしくお願いいたします☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、カスタマーセンターの小山です。
先日、藤本さんの地元の雪自慢(?)ではないのですが、
私も実家へ帰省したときに、滋賀県の彦根あたりからの雪のすごさに圧倒されました。
テレビでは、積雪60cmと報道されており、用心はしていたのですが
想像以上の雪と、路面の凍結!!
道路の温度計は-7℃。
琵琶湖沿いの道路を走っていたのですが、本当に危険な雪道でした・・・。
みなさんも、気をつけてくださいませ。

さて、先日より「便秘でどうにかなりませんか?」という相談を何件かお聞きしました。
確かに冬になると、そういった悩み事が増えてきます。
今回は、便秘対策について書いていこうと思います。

便秘で悩んでいる人には、特に高齢者の方が多くいらっしゃいます。
私も以前老人ホームに勤務していたころは、下剤を使用している方も多くいらっしゃり、
それでも出ない人は浣腸などもし、一苦労・・・。といった感じでした。
では、なぜ高齢になると便秘の方が多くなるのかというと、
①全体的な筋力の低下
②水分の摂取不足
③加齢の腸内環境の悪化
④薬の副作用

以上が主な原因と考えられます。

お問い合わせの中で、食事でなんとかできないかと相談を受けます。
冬になり運動量も低下、水分摂取量も少なくなります。
お食事でなんとかできるとすれば、
③の腸内環境の改善です。
加齢や喫食量の低下により、悪玉菌の割合が増殖し、腸内環境が悪化、たちまち便秘となってしまいます。
腸内環境を改善するには、善玉菌を増やす必要があります。
善玉菌は、乳酸菌がエサとなり増殖しますので、乳酸菌を務めて摂取すると効果が表れることもあります。
乳酸菌はヨーグルトや乳酸菌飲料の他、発酵食品に多く含まれます。

あとは、食物繊維を含む野菜や果物、海藻の摂取量を増やすのも有効です。
また、身体が冷えているとでにくくなります。
トイレでは、おしりがむきだしとなり、長居すると身体が冷えて余計にでなくなりますので、
便意を感じてからトイレに行くようにすると効果的だと言われています。

みなさんの、ハテナ?に少しでも多く答えられるように私も勉強中です☆
ちょっとした疑問などありましたら、お問い合わせくださいませ(^-^)


はーと&はあと 管理栄養士 小山祐子

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
年が明けてもう1ヶ月が経つんですね、日が経つのは早いものです。
早くこの寒さから抜け出たい気持ちではありますがっ。
日々の流れについていけるよう、しっかりしがみついて走っていきます!


さて、先日藤本さんと一緒に、講習会へ参加してきました。
前回藤本さんが書いていたブログのテーマと似ていますが、今回は『栄養カウンセリング法』を学んできました。
1日勉強でしたが、不思議と眠くならず、実践も踏まえながらで、大変勉強になりました。

学んで、改めてわかったこと!
それは人と話してる中で、『安心できる』と自分から心を開きたいと思える自分がいるということ。

最初は普通に会話をし、相手もあいづちしてくれたりと反応があります。
次に、会話をしていて急に目を逸らしたり、素っ気ない態度をして無反応に。
その瞬間、一気に何を話して良いのかわからなくなり、すごく不安になりました。
真剣に聞いてほしいな、相手の興味のない話だったかな?、もっと上手に話さないと…、
という気持ちが芽生えます。

言葉などの聴覚は7%ほどしか影響を与えませんが、態度などの視覚が与える影響は87%と言われています。
なるほど!と実感・納得。

また、相手が話した言葉を繰り返し、『~なんですよね』と伝えてあげると、私のことをわかってくれてるなぁ!って不思議と感じるんです。
同じ言葉を繰り返すだけなのに、スゴイ★
更に、私みたいに話をまとめるのが苦手な人は、言葉をまとめて返してもらえると、わかってくれてる+伝えたいことが伝わってたんだ!と安心するのかなぁと思いました。

先日クリニックの栄養指導で少し実践してみましたが、まだまだ勉強不足…。難しかったです。
話を掘り下げる所まで上手くできなかったので、少し時間がかかってしまいました。
長い栄養指導は患者さんを疲れさせてしまいます。
10分程度のカウンセリング+確認事項などを合わせて、15分程度の栄養指導が行えるようにならないといけません。
日々試行錯誤しながら、個性も活かしつつ、少しずつ自分のものへとなるよう、身につけていきたいと思います。
そして私も、安心させられる人になりたいと思います!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。北摂管理栄養士の島田です。

寒さが続きますね。スポーツデポで室内用の暖かい部屋着を買ったのに
先月の電気代の請求額がめちゃくちゃ高くてびっくりしました。
月9,000円にも達する額に体が固まってしまいました。
今日から節電に努めようと思います。

さて、先日長らく配食をご利用いただいていたO様から停止の
ご連絡をいただきました。

2010年の夏、大腸癌の手術をされた後に病院で面談させていただき
退院後は栄養コントロール食の軟菜食をご利用され
状態の回復に合わせて、その後は脂質の少ない脂質調整食になり
最近までは、健康食をご利用いただいていました。

状態が回復されるまでは1食を数回に分けて食べたり
ご自宅でもヘルパーさんに調理を気をつけてもらい
姪御さまの助けを借りながら、一人暮らしで療養を続けていました。

持病からくるめまいで受け取りが大変なときやお体がしんどい
時もあるのですが、その都度配送さんからの声掛けや見守りを
させていただき、1年半が経ちました。

最後にご本人様から直接停止のお申し出を受け
「長く使わさせてもらったけど、最近はお宅や周りに
 頼りすぎてしまい、先生からももっと自分でできることは
 自分でしないと気持ちが弱ってしまうよ!と激励を受け
 ちょっと自分で頑張ってみようかなと思うの。
 また、お願いすることがあるかもしれないけど
 これまで、島田さんにも配送さんにも、ほんとに
 よくして頂いて、止めると伝えるのは心苦しいのだけど
 お食事、停止してもらえるかしら」
と、大変うれしい言葉をいただきました。

ご利用中も大変丁寧な方で配送全員、毎日の配送が楽しかったようですが
最後にもほんとに丁寧なご挨拶をいただきました。

気が付けば1年半も経っていますねとO様と少し感慨にふけりながら
「また、大変なときはご相談ください」とお答えしました。

頼りすぎになるのもいけないのですが、頼られるサービスであり続けたいなと
改めて感じる停止連絡でした。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」