食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、カスタマーの大都です。

すっかり朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
また少し、冷え込みが緩まるようですが、体調を崩しやすいのでお気をつけ下さいませ。

今日の帰り際にとった電話・・
ご利用頂いているのは90歳代の透析をされている女性。
その娘様からの電話でした。

聞けば、お届けする食事をほとんど食べていないのだと。
お届けしてしている食事は、塩分・蛋白質調整食。
ご利用当初の昨年は、頑張って食べて頂いていたようですが
飽きも来たのか、今ではほとんど食べて貰えていないと言うのです。

ご家族も困惑気味。

一度、健康バランス食に変更してみたいと言う相談でした。

本来ならば、担当の栄養士に替わるところですが、たまたま
担当者は別の電話対応中。

週3日、透析に通っておられ、血液検査でも大きな変動もなく安定されているよう。

食べて貰わないことには、お届けする意味もなく・・
かえって体調不良を引き起こすかも。

市販のお弁当やお惣菜に比べると、もちろん塩分も少ない。
お漬物を残してもらえば、もう少し塩分を控えることができます。

そこで週3回のお届けする食事を全て健康バランス食にするのではなく
週2回は健康バランス食、週1回は今まで通りの塩分・蛋白質調整食を食べてもらうことを提案。
これでしばらく血液検査を確認しながら経過観察することにしてもらいました。

目先が変われば、きっと食べてくれるのでは・・

担当者ではないですが、この際、勝手に食種変更しちゃいました(^^;


特に栄養相談になると担当栄養士宛てにかかってくることが多いので
取り次ぐことが多く、不在時や緊急や土日祝日でないと
私の取り入るスキがない、なんてね(^^;

担当ではないですが、ちゃ~んと栄養士ですから
お気軽に相談してくださいまし(^^)ノ

管理栄養士 大都宏子

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。

すっかり寒くなりましたね。今日、急な気温差で利用者様も体調を崩して
おられるという配送員からの連絡も多かったように思います。

先々週の日曜日、ハーフマラソンに初めて参加してきました。
私は2,3ヶ月に1回、友人達とマラソン大会に参加しているのですが、いつも
10kmどまりでした。なぜなら、時間制限があり、ハーフは時間内に戻ってこられない
と思いこんでいたのですが、友人が「いける、いける、なんとかなるわ。
一緒に参加しよ」と背中を
押され、参加するかぎり完走目的で参加しました。

11km地点で足が痛くなり、あかん、全く進まない!と苦しんだのですが、13km地点で
痛みがどこかへ吹き飛び
14km地点での関門は、ぎりぎりクリアできました。
絶対、走りきろうと心に決めていました。
ゴールできた時はすごく、達成感を得ることができました。
私と友人達は中年女だけど、チャレンジし続ける事を目標にやっています。
この日のハーフマラソンはすごく自信がつきました☆
マラソン大会って高齢者の参加がすごく、多いですよ。
これからも、鍛えて心身ともにタフでいられるようがんばりま~す。
%E6%A0%97.jpg写真は完走賞です。2時間32分55秒もかかってしまいましたが・・・

私は週一回、クリニックの栄養指導にも行っています。
先日の出来事です。

60歳代、男性、糖尿病、ヘモグロビンA1C7%。性格温厚。少年のような
心を持つ楽しい方、大食家、栄養指導には奥様も毎回同席。

いつもご夫婦でこられ、3人で今の病状や生活の反省点、明日からの生活を
じっくり話し合ってます。以前は間食に食パン1斤全部食べたり、和菓子などもたっぷり。
必死で合併症(本人は頭でわかってられる)の話をし、なんとかコントロールできてきたので、毎月来ていただいていたのを3ヵ月に1回としました。
ところが、ヘモグロビンA1Cが8%に上がってしまいました。
本人と奥様から「3ヵ月も会わず、何も言ってもらえないのは、あかんわ。すぐ、自分の都合のいいように戻ってしまう。やっぱり、毎月来たい。ここで怒られたり、話してもらったりして、コントロールしてるので」
と。これからも、毎月来ていただくことになりました。
このご夫婦からは目標として、合併症にならず、このまま夫婦健康でいたいと
言われていますので、その目標に向かって私も一緒に、歩いていきます。
頼られるとますます、なんとかしなくっちゃー精神は成長します♪

はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。北摂の管理栄養士の島田です。

夜の冷えがだんだんと強くなってきました
さすがに窓を開けては寝れなくなってきた10月の夜。

最近栄養指導をお受けしていると同じ質問をお聞きします。
「夜寝れなくて、寝不足なんです」
「なかなか寝付けなくて眠剤飲んでもあまり寝れない」
「眠剤のむと朝起きるのがつらいけど、飲まないと寝れない」などなど
夜に寝られないご高齢者が増えているようです。
 じいちゃん、ばあちゃんは早寝早起き
という通説はすでに過去のものなのかもしれません。
さらに、お話をお聞きすると寝たくても眠れない方もいれば
「遅くまでテレビを見ていて寝るのが遅くなる」
「本を読んだり、書き物をしていて朝方近くまで起きている」
「ご主人の介護で日中自分の時間がなく夜しか自分の好きなことが
 できないので、どうしてもいろいろしていると寝るのが遅い」と
自分の時間を大切にするあまり夜更かしされ
生活リズムを崩している方もおられます。

21世紀の世は夜更かしじいちゃん、ばあちゃんが多発しているようです。

僕らのように仕事にいかないといけないからと、無理してでも朝起きることが
なくなり、昼近くまで寝ている方々も結構おられ、さらに生活が乱れ
そんな方は
血糖やコレステロールの心配よりも熟睡できているかどうかが一番の心配ごとで
「先生、何かよく眠れる食品てありませんか?」「薬飲んでもあんまりなんです」
 う~ん・・・ごめんなさい、専門外です。
「一度、調べてみますね。寝不足は健康の敵ですから」と、いったものの
 さて、どうしよう。
(以前に夜寝られない子供をどうやって寝かしつけるかを特番で放送していた
 番組を思い出し、同じように高齢者がどうやって熟睡できるのかを
 特番で放送してほしいと願ってしまいました。)

一般知識として
よい睡眠のためにはメラトニンが体で作られる必要があります。
一般的にお勧めとされる食品は睡眠物質メラトニンの材料になる
セロトニンをとることが必要で、それにはトリプトファンを
多く含む食品、肉・魚・大豆・牛乳・ご飯などを摂ることが大切といわれています。

でも、皆さんそれって食べてますもんねぇ。
じゃあ、ホントに効果があるものってなんなのでしょうか?まったくわかりません。
一度調査してみて、ベストな睡眠食(食べたら即寝れる的な)を次回指導時には
提案できるよう開発してみたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『食事療養をお届けするのだ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」