食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
こんなに早く梅雨入りするなんてっ!
暑くなったと思えば、涼しい日が続き…、環境の変化についていくのも大変ですね。
カッパが手放せない季節です。夏も早くにくるのでしょうか??


さて先日、もうすぐ電話の受付時間が終わるというギリギリの時間帯、19時前頃にT様から「食事が早くほしい!今からでも相談に来てほしい!」とたまたま立ち寄ったお店の電話から連絡してこられました。
急いでおられたのか、名前・住所のみ告げられ、すぐに電話を切られたT様。

しかし、当日は時間上お伺いすることが難しく、翌日T様のご自宅へ伺いましたがご不在でした。
詳細不明の中の訪問で不安な部分もありながらも、食事を・はーとを必要とされている方がいるのだと思うと、自然と足が向かっていました。

訪問させていただいた同日に、近くのご利用者様にお食事をお届けしていた配送員さんにも声をかけて下さっていたT様。
やっぱり食事を必要とされていたのだなぁと感じました。

配送員さんよりパンフレットを渡してもらえていたため、メモ書きを残してT様宅を後にしましたが、1週間ほど経っても連絡はない状態です。
連絡がないのであれば、何とかお食事の確保ができておられることなのだろうと思っています。

何をきっかけに、はーとを知って下さったのか、食事が本当に必要なのか、今はどうされているのか、などなど気になる点はたくさんありますが、またお食事が必要なのであれば連絡がくることだろうと思います★
しっかりと詳細が把握できた上で訪問するのが良いだろうと思いますので、T様、ご連絡お待ちしていますね!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
暑くなったと思ったら雨が降って急に寒くなったりと、安定しない天気が続きますね。
片付けた毛布をまた引っ張り出してきてしまいました。
風邪をひいている方も多いので体調には気をつけないといけませんね!

さて、私たちはーとの管理栄養士は、何件かの医院さんで栄養指導をさせていただいています。
患者様のほとんどが糖尿病、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドロームです。

メタボリックシンドロームは、症状がないので栄養指導でやる気になってもらうには、なかなか難しいと感じます。
はーとの栄コン利用者様に対してもそうですが、、、

やる気になっていただく為に、30分ほどのお話しの中で、その方の弱点というか響くポイント、(例えばお孫さんがいる方ならお孫さんのこと、ペットを大事にされている方ならペットのこと等)をいつも必死で探します。

もちろん合併症の恐ろしさや、食事療養の大切さもお話ししますが、そのあとが大切です。
うまくポイント、その方の琴線に触れることができればこっちのものなんですが!

そうすれば、あとは実行していただくのみです。
実行後、数値は下がる方もいれば変わらない方ももちろんいますが、やる気になってもらうまでが難しいと感じます。

その中で、12月から1~2か月に1回のペースで栄養指導に来ていただいている方で半年でかなり順調に血糖を下げてこられている方がおられました。

50代、女性の方です。
検診で昨年秋頃に高血糖を指摘され糖尿病が判明しました。
HbA1cは昨年10月10.9%!!
その後、11月10.3%→12月9.9%→今年1月8.8%→2月8.7%→3月7.9%→4月7.2%!!

平日はお仕事をしながらお一人暮らしのお母様の介護をされています。
なので忙しく、ご自分の食事は簡単にお惣菜、天ぷらうどん。朝食からカップラーメン。

血糖が上がるのは当然。

このままだと合併症がおき、入院、お母様の介護ができず、お母様はお一人になってしまう可能性が。
休みの日にご主人とゆっくり趣味を楽しむ時間もとれなくなってしまう可能性も。

この辺りがおそらくポイントだったのでしょうか。
栄養指導当初より、やる気になられ、お薬の効果もあり、順調に数値を下げられました。

お惣菜は揚げ物は選ばすサラダと煮物に変え、カップラーメンはおにぎりと野菜ジュースに変えられました。

数値が下がり喜んでおられました。
よかったよかった。

でもまだ下げないと危険な数値の域ではあります。
これからも続けてお話しをお聞きしていきたいと思います。


栄養指導の患者様でも、在宅の利用者様への相談でも、まずは話をお聞きすることが大切だと感じます。
私が未熟という点もありますが、話を聞くのにいつも必死です。

ただ聞くだけじゃダメで、その方に伝わるポイントを見つけないといけません。
経験を積んでもっといい相談ができるよう、数値を改善するお手伝いができるよう、
がんばらねばと思います★


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。

カスタマーセンターには、毎日色々なご相談が舞い込みます。

利用者様の奥様からのお電話でした。
「最近、主人が入れ歯が合わず、噛むことがいまいちしっくりこず、
食事が食べずらいのよね~。
治療してまた、食べれるようになったらお願いするので、しばらく休むわ・・・
ごめんね。」とお食事ストップのお電話でした。

が、はーとはあとには「きざみ食(かなり細かい)」が存在します。多くの利用者様はお届けしているお食事が合わなくなったら、「とりあえずストップ」と思われます。
お弁当屋ではないので、食事が届くだけのサービスでは全くありません!

お身体の状況はどんどん変化しますし、調子の悪いこともあります。
特に季節の変わり目は、高齢者や疾患をお持ちの方は対応が難しいです。
そこで、現在の状況にあった食事をご提案するために私達、管理栄養士が存在します。
今回、お電話をくださった利用者様の奥様もきざみ食があるなんてやはり、知って
られませんでした。
そんなのがあるなら、そちらをもってきてもらったら私も助かるわ、と奥様。
翌日から、きざみ食をお届けしました。
困った時こそ、カスタマーセンターにお電話いただきご相談にのらせて頂きたいです。

別の利用者様で、腎臓病食を毎日お届けしている男性から、お電話がありました。
下痢になってしまい体調が悪い、困ったなーと。塩分制限、たんぱく制限がありますが
食べれないのでは大変です。
腎臓食はエネルギーアップのため揚げ物もつくことがあります。
今のご体調にあい、なおかつ塩分制限は外せませんので、そちらをお届けすることになりました。主食もお粥に変更です。
3日ほどたち、随分楽になってきたよと、またお電話をいただくことができました。


今日(5/24)大阪にある会社の嚥下ワークショップに参加してきました。
『ちゃんと座っておいしく食べるために』というテーマです。
車いすやいすに座って食事を食べるときにいかに、姿勢が大切かという事を
学びました。ちょっと、姿勢のアドバイスやいすの角度を変えるだけで、
随分、スムーズに食べられ、本人様は快適!食事時間が短縮でき(すんなり入るようになる)、食事介助のご家族の負担も軽減できるという事です。
4月から本格的に、嚥下、咀嚼困難な方のお役に立ちたいと
取り組んでいます。
奥が深いテーマです。皆で勉強です。

5-24-2.jpg     5-24.jpg
写真は、車いすの角度をかえながら実際、食事介助するという実技でした。
飲み込みやすい角度や飲み込みにくい角度が実際やってみるとよくわかりました☆
宮川管理栄養士&寺田管理栄養士です♪

                 はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

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