食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

いやぁ~、寒くなりましたねぇ・・
しかし、これからが冬本番!
寒さ対策しなくては(^^;

今日は、私の話ではなく、
配送員さんの話をしたいと思います。

私のお客様のNさま。東淀川区在住の80歳代の男性です。
先日、少しむくみがでてきたという連絡があり、ご自宅へ。
顔色もよく、足のむくみ以外がお元気そうでした。

最初にお会いしたのは2009年の4月。
ご入院先の病院での新規訪問でした。
脊椎損傷により下肢はほとんど動きません。
病院内は車椅子での移動ですが、自宅では車椅子ではなく、歩行器を使いながら
廊下などは手すりをもったりしながらほとんど腕力で移動されます。
腎機能低下により、塩分制限、蛋白質制限が必要だったため
塩分・蛋白質制限食をご利用頂くことに。

現役の頃は保健所でお仕事をされていた方ということもあり
第一印象は「かなり細かく、何事においても慎重な方」(ちょっと、とっつきにくい方だわ~)でした。

急性の腎機能低下ということもあり4ヶ月ほどで
腎機能も良くなったということで薬が減り、経過観察を経て
健康バランス食へ食種変更。
現在も健康バランス食をお届けしています。

この間に、ご本人様の入退院もあったのですが
奥様が亡くなるということがありました。

長年連れ添った奥さまが亡くなったのですから、とっても
悲しく、後で伺うと少しうつ状態気味だったようです。

そんな中、配送員さんの声かけと気配りで
「本当に助けてもらったよ。」と。

お身体が不自由な
本人さまを気遣うことは当然ですが
ご体調の優れない奥さまのことも気遣って、声かけをしてくれたことがすごく嬉しかったと。

奥さまが亡くなった後の沈んだ気持ちの時も
奥の部屋まで顔を見に来てくれて嬉しかったと。

ちょっととっつきにくいNさまから
本当にアツイ感謝の気持ちを聞くことができて
すごく嬉しかったです(^^)ノ

日々のちょっとした気配り、声かけがこんに感謝されているんやわぁと
改めて実感しました。

「なかなか、面と向かってお礼が言えないからよく言っといてください。」
ちょっとシャイな一面も見ることができました(^^;

配送員さん共々、ますますご利用者さまに喜んでもらえるよう
努力したいと思います。


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。
寒くなってきましたね~
週1回、クリニックの栄養指導にも行ってます。

50歳代、男性、糖尿病、サラリーマン、性格温厚、家族同居。
栄養指導室に来られるのは3回目でした。
ウオーキングを始められたり、食事量を減らしたり、アドバイスした事はしっかり
実行されており、意識変容・行動変容がみられてました。が、食事のコントロールを
しなければならない方にとって、魔の12月です。
11月中旬から、宴会(忘年会)が立て込んでいて・・・と。12月もまだまだ忘年会があるので・・・。仕事自体も非常に忙しくなり、ウオーキングもできていない。

「でも、工夫してますよ!と。お店選びは自分でして、メインが「お鍋」にして
野菜をたっぷり摂り、高カロリーなものを避けてます。若いものには、不評ですが・・・(笑)。」でも、飲んだお酒の量を聞くと、少し口モゴモゴ・・・
宴会での食事摂取法についてお話しました。

せっかく、ここ2ヵ月ほど頑張って食事療養を取り組んでられるのに、12月という
環境がコントロールを乱してしまう事が多々あります。
この時期は、もっぱら宴会の乗り切り方と年末年始のお話をすることが多いです。

この男性の血液検査結果は順調によくなってきてます。
ヘモグロビンA1C 7.0%→6.6%→6.3%
最初に来られた時に合併症の話をしたり、食事療養のきっかけ作りとして頂くことが
役割です。がここから長期にわたり、重症化させず、病状を安定させる、「コントロールの安定」が必要です。なかなか継続することが難しいので、そこをサポートするのが
管理栄養士の仕事です。
この男性も今がモチベーションも高く、来月も自ら、早めに来るのでみてください。と
意気込んでられます。
できる限り具体的に、更に具体的に、アドバイスを続け、療養のお手伝いをしたいです。
ご相談お待ちしています。
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今日の朝食:フレンチトースト、ポタージュスープ、
豚肉と野菜ソテー、りんごコンポート、コーヒー。作成時間10分。
合変わらず、ざつですが・・・(苦笑)。

             はーと&はあと管理栄養士  山村 豊美

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

一年で一番忙しい時期になってきました。公私ともども、やることいっぱいの師走。
(バランス的には公のものが多くて私は少ないですけど・・・)
そんな少ない私なことですが、先週天気のいい日に部屋のワックスがけをしました。
最低半年に一度はかけたほうがいいというワックスも
「部屋も狭いし、そんなに汚れていないし・・・」という理由に
さぼってさぼって一年ぶりのワックスがけ。一緒に部屋のレイアウトもかえ
若干小奇麗な感じになりました。着なくなった古着も捨てクローゼットもすっきり
公のものも同じようにサクサク処理してゆっくりと年始をむかえたい。
残すところ僕の2010年ブログもあと数回とカウントダウンをむかえています。


さて、今回お話させていただく方は前回の登場に引き続き
豊中市にお住まいのW様。

腎臓病からカリウム値が高くなっているのを指摘され
食欲不振になってしまったW様(詳細は前回のブログをご覧下さい)
最初のご面談のときに、いろいろ相談を受け
今はしっかり食べることを心がけてくださいとお伝えしていましたが
先日、W様からうれしいお言葉をいただきました。

それも、直接ではなく配送さん経由だったことがとてもうれしかったので紹介します。

いま、北摂では朝礼である取り組みをしています。
(もっと☆めでぃ北摂ブログより先に紹介してしまって貫名マネージャーごめんなさい)

それは、毎日配送員さんがかかれている配送日誌から
「この日のこの方について書かれている日誌の情報はこのように役にたちました」とか
「この日誌の情報があったので、ケアマネジャーさんと話しするきっかけになりました」とか
「ここに書かれたこと以外でも、こんなところにも注意してご利用者さんを見てあげてください」などなど
配送さんからあがってきたご利用者さまの情報がどのように活用されているのか
もっとよい情報を得るためには、どのようなところに注意して声かけや見守りを行なって
いくのがよいのかなどを、毎朝の朝礼で話しています。

(発案者はもちろん貫名マネージャーです。)

そして、先日僕は
【食事の内容がかわって、こちらの方が食べられている様子】
と書かれていた日誌をよい例として
「ご飯から軟飯になるなどしてお食事の形態がかわったり
 食種を変更してお食事の内容がかわったときは
 それがきっかけで喫食量や体調など
 必ずご利用者さまにとって変化があるときなので
 声かけを行なってご利用者さまの直の声を教えてくれると嬉しいです」とのお願いしました。

その数日後、W様担当の配送さんの日誌で
【食事を配達して20日あまり、初めは間食をして食事を食べることができなかったが
 昼からの間食をやめて夕食のこの食事をきれいに食べるようになり
 体の調子がすごく良くなって、トイレもしっかり出るようになった
 本当有難く食事させてもらっている】との情報に出逢いました。

配食スタートし、当初は食欲低下から元気がなかったW様の体調の変化
食事がしっかり食べられるようになってきている喫食量の変化をしっかりを捉えてきていました。

貫名マネージャーとその日誌を読みながら
「お~~~ええ情報やわ。めちゃくちゃ朝礼効果やん、これ!」とガッツポーズ。
Wさまから直接聞くよりも、なんか嬉しく感じてしまいました。

毎日同じ配送さんがお食事をお持ちすることは難しいですが、この朝礼の取り組みで
同じ目線・同じ感性で接客できる仕組みが出来上がっていけばいいなぁと思い
もっともっと朝礼で配送さんにお願い&要求していきたいと感じました。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」