食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
暗くなるのは早いですが、街中はイルミネーションがキレイですね♪


さて先日、『摂食・嚥下について』がテーマの高齢者様向けの勉強会に参加してきました。
言語聴覚士の方が、ゆっくりとお話を進めていかれます。
対象はお元気な65歳以上の方のため、参加人数はほんのわずかですが、中には意欲的な方もおられました。

食べる時の動作は、『認知期(みる)→口腔準備期(かむ)→咽頭期(のむ)→食道期(おちる)』の順番で行われます。
その中でも私が1番注目した点は、『口腔準備期(かむ)』です。
食べ物を砕いたり、まとめたり、送り込んだり、といういろんな動作が関わってくる時期なのですが、この時期に重要な役割を果たしているのが、実は『舌』なんです!
そのため、嚥下体操の実施や、食べやすい食形態の検討が必要ですが、他にも舌を使う方法が…。

それは、『話す』ことなんです!
会話することが、嚥下障害に陥るリスクを低くさせる効果があるそうです★
つまり、お食事をお届けする際に、配送員さんが普段何気なく行っている利用者様との会話って、とっても大事なのです◎

先日、パーキンソン病のF様のご家族様にお会いした際、最近言葉数も減ってきて、えん下状態も悪くなってきた様子で…。と、心配されているご様子でした。
まさに配送員さんが役立てる場!!…なのですが、
直接のお手渡しは混乱される恐れや、配送直後に食事を食べてしまわれる恐れもあり、今は控えさせていただいています。

また体調の回復具合によっては、当社がお役立ていただけると大変幸いな旨をご家族様ともお話していました。
足にマヒや障害があると走れないのと同じで、嚥下も筋肉の運動の1つなのです。自分に合ったペースで行うことが必要です。
F様もゆっくりと一歩ずつ進んでいきましょう★

101205_203118_ed.jpg  101205_204424.jpg
最近、よく物が当たります♪
神様がこの1年良いことを与えるのを忘れていたため、駆け込みで良いことを与えてくれているのでしょうか??
栄養指導先である医院さんの忘年会のビンゴでは商品券+ルクエが★
友達の結婚式二次会ではワインが★


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
あっというまに冬がきました。
ぽかぽか陽気になったり、嵐になったり、忙しい天気が続いています。こうやってどんどん寒くなっていくんでしょうね…
12月にはいってからは、今年お世話になった関係機関へも年末のご挨拶に伺う毎日です。

さて、先日、私あてにお電話がありました。
1年ほど前にはーとの配食を利用して下さっていた方からでした。

この方、腎機能が低下していて、かかりつけの医院の先生から食事療養をするように言われて、はーとに、ヘルプの連絡を下さった方です。
70歳代の女性で、話し好きな方です。

半年前の新規訪問時、お会いして、初めの一言目は、「管理栄養士さんが来てくれた~!!ありがとうありがとう!!」でした。

先生に言われて食事療養をしたいけれど、どうしていいか分からない。
病院で栄養指導をうけているけれど、家でやっていることがあっているのか、大丈夫か、とても不安をお持ちでした。

その心が初めの一言になっていたのです。

しかし、はーとが、担当の管理栄養士がついて食事療養のサポートをしていることはご存知だったのですが、それが配食を利用しながらのサポートということは、ご存知でありませんでした。

本来、食べること、料理することがとても好きで、自分で食事療養の為の料理もしたい方です。配食は必要なく、在宅での管理栄養士のアドバイスが必要だったんです。
訪問時には、病院で受けられた腎臓病の指導にそって、家で料理するときの注意や、食材の量について、いろいろ相談にのらせていただき、満足されました。

これからも相談にのってほしいといって下さいました。
が、「さよか、食事もとらなあかんのか、、、」。
見本にするつもりで週に1回でもいいので、相談にのれますので・・・と、この方とのお付き合いが始まりました。

お電話や訪問で、相談にのらせていただきました。

しかし3か月程で停止となってしまいました。
理由は自分で作ったものがいいので。
週に1回でも配食はしんどい…

病院の外来でも栄養指導は継続されていて、家でのやり方もわかってきたので、とても助かったありがとうと言ってくださいました。

その後、その方の家の付近を通るたび、食事療養を続けてられるのだろうかと、気になってはいました。

その方から、1年ぶりに、お電話があったのです。
内容は、「宮川さん、また相談にのってくれへんやろか?」。
うれしい言葉です!

外来の栄養指導では、物足りず、やっぱり電話や訪問で相談にのってくれる、はーとがいいとのこと。
お電話で最近の様子を伺い、また配食も併用しながら、栄養相談にのらせていただきたいことをお伝えしました。

結局、食事の再開は少し考えたいと言われ、再開には至っていませんが、また連絡下さると言われました。

私の事を覚えて下さっていたこと、また頼って下さったことを、とてもうれしく感じたお電話でした。
そういう利用者様を増やせるように、日々、相談にのらせていただきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 宮川 曜子

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
いや~、先日の突風
すごかったですね。ダンボールが飛び、信号機が揺れ・・
驚きました。

さて、先日
久しぶりにある利用者さまの奥様から連絡を頂きました。
その利用者さま、Aさまに最初にお会いしたのは
今年の1月。私が車に接触した事件。
Aさま宅に向かう最中の出来事だったのです(^^;

Aさまは4月に亡くなったそうで
今回の訪問はその奥様が利用されるということで
訪問させて頂きました。

ご主人は肝硬変だったのですが
奥様は糖尿病とのこと。

血液検査の結果を広げて
血糖値やHbA1cの説明をし、
普段の食事内容のヒアリング・・
検査結果はそう悪くなく、ご主人が亡くなってから
食べすぎたのでしょうか、少しづつHbA1cが上がり7.1でした。

病院でも栄養指導を受けてこられたようでしたが
『オレンジは食べてはいけないと言われたんやけど、アカンの?』

オレンジがダメ?そんなことは無いけどな・・

『量が多ければ、食べるタイミングが悪ければ問題ですが、ダメでは無いですよ。1日に1ヶまででしたら大丈夫ですよ。』

『そう♪良かったわ~♪好きで毎朝食べてたのよ。1日1ヶまでなら大丈夫よね。』

たぶん、Aさまの勘違いでしょう(^^;

そこから、Aさまの質問ぜめです(^^;

『これは食べていいかしら?』
と冷蔵庫から、佃煮やら、鮭フレーク、作ったおかずやら・・

『これ(佃煮)でご飯やお茶漬けが美味しいのよ♪』

『血圧管理も大事ですし、佃煮はちょっと(^^;なるべく食べないように。』

『バナナは1日1本まで。オレンジ食べたらもう食べられませんよ。気をつけてくださいね。』

肉のまとめ買いをされていましが、小分けにして冷凍。ここは主婦の鑑ですね。
ただ、小分けの分量が多すぎましたが(^^;
『小分けは非常に良いことですが、1ヶが多すぎます。だいたい60g程度にしましょう。』

料理はできる奥様ですし配食の利用回数は、週に2~3回にし、
食べる量の目安にすることを目的にご利用頂くことに。
ただ、最終決定は金庫の管理をされている海外在住の娘様に確認しないとと
また、連絡いただくことになりAさま宅をあとにしました。

が、お土産つきで(^^;

それは、佃煮とバナナ。

置いといても食べてしまうし、持って買えってと(^^;

時々ジュースや果物、お菓子と言った『没収品』と供に帰ることがあります☆


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」