食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。
毎年、12月に入りクリスマスツリーの姿を見ると、非常に気忙しいです。
仕事もプライベートも大忙しです♪
IMG_0472.JPG

週1回、クリニックの栄養指導にもいっています。
40歳代、男性、高血圧、痛風、腎機能低下、家族同居、自営の仕事、
顔は男優さんのよう・・・(笑)
栄養指導室に来られるまでは、麺類の汁は全部飲み干し、間食もたっぷり、
食べたいものを好きなだけ食べるという生活。
いつも、このままの生活を続けているとどうなるか?をお話します。
若年で家族もいらっしゃる(高齢者であっても同様ですが)
折角お会いすることができ、なんとか病状が重症化せず改善に向かって
いただきたいので、かなり厳しく今後の見通しをお話しする事も多々あります。
栄養指導というよりは生活アドバイスであり、本人様に考えていただく時間と
しています。自分自身を見つめていただくきっかけ作りをしています。
そこから、具体的に何をすべきかをお伝えします。実行されるのは本人様なので・・・
この男性も今では、家族で買い物に行ったとき、奥様、娘様、本人様はもちろん栄養表示をにらめっこして食材選びをされてます。
間食もほぼなくなりました。
今回の血液検査で、クレアチニンの数値が下がってました。
血圧も安定です!ほっ!
私達、管理栄養士も検査結果をみるのは、ドキドキしてます。
結果を出せる管理栄養士を常に目指しています。
すごく難しい面も多いのですが、そこがやりがいと取り組んでます。
IMG_0469.JPG   IMG_0470.JPG
先日、友人家族と滋賀県高島市のイベントに参加しました♪そばの早食い競争があり
楽しかったです。私は参加してませんが・・・。野菜が売り出され買って帰りました。
スーパーとは違いすごくおいしかったです。

はーと&はあと管理栄養士 山村 豊美

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

師走になりましたね。紅葉を楽しみながらドライブ・・・には寒い。
てか、すでに年末年始に向けて気持ちを高めて一直線な毎日です。

さて、
今回はカリウムが高くなったことで食欲が低下してしまった方のお話です。
豊中市にお住まいのW様。ご主人のお世話をしながら高齢夫妻お二人で
生活されていたのですが、先日の血液検査でカリウムが高くなり
先生から初めてカリウムを控えるよう指導がありました。

当社には、その担当の先生から腎臓食の相談にのって欲しいとご依頼を受け
ご訪問させていただきました。
カリウムが高いため、もちろん腎臓の働きも弱ってきていたのですが
先生からは心不全の危険の高いカリウムの制限だけしっかり言われていたようで
訪問してお話しを聞くと
「いままで、果物とかたべていたのにカリウムが高いから食べてはダメといわれて
 他にも、あれやこれやとカリウムが高いものがあるのね~。
 いろいろダメといわれてしまって」と急に食べ物に制限がかかってしまったことに
困惑されていました。

「そうですね。体に負担がかかるから先生も食べてはダメといわれたのだと思いますよ。
 いまはどのようなお食事をされています?」とお聞きすると
「何を食べていいか分からなくなって、いまはお粥だけ食べているの。
 最近は食欲もおちてしまってあまり食べたくないし」
と、
「それはいかんですね。カリウムの多い食品は限定されますから、それ以外のお食事は
 しっかり食べるようにしましょう。」
カリウムの多い食品一覧をお渡しし、これだけ気をつけてくださいとお伝えし
食事量がとても少なかったので
「食欲を回復するためにも、梅干やお漬物なども食べてください
 ただ、梅干は塩分が多いので1個を半分ずつ食べるようにしてくださいね。
 塩分を極端に控えすぎるとお体しんどくなりますよ。必要量はしっかりとりましょう
 食欲がないときはスポーツドリンクなども利用してください」とお願いしました。

ご主人と一緒にカリウム表を見ながら、
これは大丈夫・これも大丈夫、これなんかも食べていいのね!とお話ししました。

指導をうけると、全部の食品が悪いと思ってしまって極端に食事量が減ってしまう人が
いますが、W様も典型的なそのパターンに落ちてしまっていました。

どんな療養が必要な方も、それがストレスで食事を食べられなくなっては意味がありません。
そんなときは緊急対応的に栄養を確保しないと。
いつもは塩分控えてという方にも塩分確保に梅干を勧める必要もでてきます。

落ち込んだときには、食べてもいいんだと安心を提供するもの
栄養士の大切な仕事だと思います。

もちろん、そんな状態に陥らないように相談・サポートできれば一番ですが。


P.S
先日、常用漢字に腎臓病の腎が追加されましたね。
腎臓病が増えている世情が反映されていたりして・・・


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

こんにちは、めでぃ京都東川です。
今年も残り1ヶ月になりましたね。早いものです。
いつものごとくバタバタしそうですが、来年に向け、この一年を見直せる1ヶ月にしたいと思います。

さて、先日訪問した利用者様のお話です。
入院中の本人様に代わり、キーパーソンの娘様と面談しました。
80歳、女性、腎不全、心疾患。
夏に腎臓が急に悪くなっていると診断され塩分やタンパク質の取りすぎに注意するように言われたそうです。
ただ、その時は、まだ、そんなに悪いなんて思っていなく、しっかり食事にも注意しないとと思いながらできていなかったと。その時点ではCre2~3台。
それでも娘様なりに色々工夫はしたつもりだったと。
そして、今回、秋に肺炎で入院されたことがきっかけで、さらに腎臓が悪くなっていることが分かったと。
その時点でCre4台になっており、透析の準備の話をされ、ビックリしたと。
なんとか透析は避けたいと。
詳しい栄養指導は受けておられなかったため、腎臓の基本的な働きや、なぜ、塩分、タンパク質の制限が必要なのか、その他の制限などについてなども含め腎臓食の特徴と調理方法などについてお話ししました。
キーパーソンの娘様が、退院後は食事の管理をされます。
娘様ができるところは、していただき、できない部分をサポートしたいと思います。
まだ、しばらく入院予定ですが、先立って、娘様に腎臓食を何回か食べていただきました。
お母さまが退院後、すぐに自宅で食事療養が始められるための準備です。

「本当にもっと早くしっかりと食事療養に取り組んでいればよかった。もっと早くにはーとさんのような会社を知っていれば良かった。色々調べたつもりだったんですが・・・。」と娘様がおっしゃいました。
今回は、病院のご紹介ではーとのことを知っていただきましたが、初めに娘様が探されていた時にはーとがヒットしなかったことが悔しいです。
「もっと早くに知りたかった」と言われると、私達も「もっと早くに出会いたかった」と思います。
でも後悔よりも今、目の前にいる方のサポートをしっかりすることが自分の役目だとも思います。
そして、これからも、もっとはーとのことを知ってもらって食事療養の大切さを伝えることを続けたいです。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」