辻本実希のブログの最近のブログ記事

こんにちは、京都の管理栄養士の辻本です。
ハロウィンですね♪先日仮装している親子をたくさん目にして、微笑ましかったです★


さてさて、先日のクリニックでの栄養指導でのこと。
椅子に座るなり、実は母が亡くなったんです…、とN様。
1か月前の栄養指導時には、母の面倒を見るために病院と家の行き来が多く、仕事もしながらで大変な状況なんです、と言われていたところです。

いつも明るく元気を下さるN様ですが、すごく落ち込まれ、しばらくは食事がなかなか喉を通らない日もあったようです。
今回栄養指導に来られる2週間ほど前からは、このままではいけない!と、いつものようにバランスの調った食事内容に戻すようにされました。

お父様が糖尿病だったN様。
甘い物は小さい時から食べることを控え、お父様の療養の様子を見ていたため、食事にも気を付けてきたとのことでした。

普段から食事には十分気をつけているんです。ほらっ、痩せてきてるでしょ?昔の服が入るようにもなってきてね。主人も一緒に体重が減ってきていているの、と。
だしも良い昆布・鰹を使っているの、そうすることで味付けは薄味でもおいしいでしょ?と。
肉や魚の量は少なくても良い物を食べたいの、と。
料理がとてもお好きで、いつもこんな食事してるのよ、と嬉しそうにお話しして下さいます。
N様が料理教室をされたら参加しますよ~、何ていうお話も交えながらの栄養指導でした。

N様は私の母と同い年。親孝行の大切さについても実感しました。
1つ1つの出会いが運命です☆
15分少々の少ない栄養指導時間ですが、私もN様のように相手に元気を与える立場になれるように。
まずは!やっぱり日々の笑顔を忘れないことからですかねっ♪



先日の休みに友達と淡路島へ♪花と動物と!自然と接した旅行でした!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都の管理栄養士の辻本です。
雨が降る度に、どんどんと寒い季節が近づいてきましたね。
私の中では、この季節は同窓会の季節です♪先日1年振りに懐かしい顔と集まってきました!


さてさて、先日糖尿病のU様の自宅へ訪問してきました。
電話で受け付けたカスタマーセンターからの受付表には、「久々に眼科に行くと、眼底で3ヶ所出血しているため、コントロールが必要と言われた」と記入されていました。
受付表を見て、あぁ…糖尿病の合併症で網膜症になられているんだなぁ、と感じました。
生年月日を確認すると66歳。まだまだお若い!これ以上合併症を進行させないためにも、ぜひサポートさせていただきたいと訪問しました。

訪問すると、U様も奥様も、食事療養に意欲的!
今までは朝・夕のほとんどは奥様が調理した食事で、昼はお総菜屋さんのお弁当を食べておられます。お昼は、金額が変わらないからとご飯は大盛りにされていました。
医師からは、ご飯は250gまでと言われていて、1年半前までは計量されていたようですが、今では目安量で食べておられます。

そういえば、昼は自宅のご飯と比べると少し多いかなぁとU様。きっと300gほどは食べておられると思われますよ、と話すと少しビックリしたように、そうかもしれない!っと。
おかずは油物やお肉類を選ぶことが多く、野菜不足にも気づかれています。
ご飯だけで約480kcal食べていると考えられるので、おかずも含めると800~1,000kcalは食べておられるようです。
他にも夕食後の菓子類など、控えた方が良いだろうということも、気づかれています。

私が訪問させていただく1週間ほど前から、食事に気を付けないとなかなか血糖値が下がらないんだなぁと実感され、少しずつ実行に移そうとされている所での、配食ご利用です!

まずは、5分程度で食べ終えてしまわれる食事を、『野菜からゆっくり噛んで食べるようにされ、夕食後のおやつをやめること』『お昼のご飯の大盛りはやめ、自宅でもご飯量の定期的な計量すること』を勧めました。

意識から行動へ移す!気づいた時がスタートです★
そして、それを継続していきましょう!!まずは1ヶ月から。
具体的な目標設定を設けて、目標クリアの喜びを一緒に分かち合えるように、サポートさせていただきます☆


この仕事をしていると、自分の反省点・課題が日々たくさん出てくることを実感しています。
利用者様や関係機関の皆様から教えていただくこと・気づかされることも多々あります。
私も気づいた時がスタートです★がんばっていきますっ!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、京都の管理栄養士の辻本です。
こんなに急に風が冷たくなるなんてっ。体調管理が重要ですね!
暑かった夏が少し恋しいです。


さて、10月ですね。今年度も折り返し地点、また新たなスタートです!!

振り返ると、9月は『働く女性との出会い』が多かった1ヶ月だったように思います。
はーとの仕事はとても出会いの多い仕事で、いつも刺激をもらっていますが、何だか頑張っておられる女性を見ると、ステキだなぁと感じます☆

少し前になりますが、台風で雨風が激しい日がありましたよね。
そんな中、集金やご新規の利用者様の自宅を訪ねてきました。
その際、タクシーや電車・バスを使って移動をしていて、何だか世間のサラリーマンの気分になっていました。
1番最初に、タクシーで向日市へ向かいました。バイクでは1時間弱かかってしまう場所、車では45分ほどで到着。やっぱり早いです!
タクシー運転手さんとの会話に少し花が開き、楽しい移動時間だったので、短く感じたのかもしれませんが♪

実は、乗ったタクシーの運転手さんが女性の方で、「珍しいですねぇ」という話から始まり、同じ働く女性としても興味があり、いろいろ質問すると気さくに答えて下さいました。いつもお客様から質問されるそうです。
推測するに、私より少し年齢が上だと思われる運転手さん。
以前は販売の仕事をされていて、元々人と接することが好きとのことでした。
他にも理由はあるようですが、1番は結婚しても、歳をとってもできる仕事をしようと考えていた時に、友人からお誘いがあり、転職されたようでした。
自分以外は全て男性社員。外に出ている時間がほとんどとは言え、私とは全く異なる環境で、その中で自信を持って働いておられる様子が、何だか輝いて見えました◎

また最近は、嚥下・咀嚼サポートサービス関連で、企業の方との出会いや、嚥下に力を入れている施設の管理栄養士・病院の言語聴覚士との出会いもありました。全て働く女性です!
お偉い方との面談は緊張するものが多いですが、勉強になることも多いものです。
コミュニケーション能力だけでなく、プレゼン能力も磨く必要があると感じた出会いでもあり、働く女性の輝いている姿を目にすることの多かった出会いでもありました。


私が感じたように、「ステキだなぁ」の矢印が、今度は自分の方向へ向かうように、1つ1つの出会いを大切に、1つ1つ学んで行きたいと思います!
皆さんとの出会いで、少しずつ磨いていきます★


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
このブログも、9人にメンバーが増えました☆
私自身が入社してまもない時期に書いたブログを読み返すと、恥ずかしくも懐かしいものがありますっ。
たまには読み返して、初心に帰るのも必要ですね。


さて先日、土曜日のクリニックへ栄養指導に来られたのは『食事療養って何?』と言いたげな男性・35歳のT様。
こういった患者様は少なくありません。

昨年に健康診断で血糖値が高いと指摘があったにも関わらず、1年間ほったらかしにされており、HbA1cは6.8%でした。
今は、すごく高い数値というわけではありませんが、この数値がドンドン上がっていくと、合併症になる恐れもあります。
目が見えなくなるのも、足を切断しないといけなくなるのも、透析をしないといけなくなるのも嫌ですよね?とお話すると、露骨にも嫌そうな顔です。

なら、今ここで!嫌なクリニックに、やっと足を運んだ今だからこそ!
食事療養をしっかりとして、糖尿病と良いお付き合いをしていくことをお話しました。

まだまだ意識は低いT様ではありますが、最近タニタ食堂の本を買って夕食で実践されているようです。
分量は守れていないようですが、2週間で体重が3kg減少され、91kg。
肥満は生活習慣病を引き起こす、1番の原因です。
偶然にも、宮川さんの担当患者様にも3kg減少されたようですね。
継続は力なりですよ!

また、食生活の違いを聞いてみると、野菜の摂取が増えた実感があるようでした。
やっぱり野菜の威力はスゴイと感じました!
血糖値の急激な上昇・食後の高血糖を抑えるため、野菜からゆっくり噛んで食べるようにお話し、先日の栄養指導は終わりました。

まだお昼のお食事の偏りや、朝食抜きなど、問題点はたくさんあるT様ですが、1つずつクリアしていきましょう★
今回は、クリニックまで足を運んだことが1つ目の課題クリアです◎
次は、今回お話したことを少し実践へ!ただ油断や無理は禁物です。
食事療養を無理なく継続していきましょう!

また次回の受診日をお待ちしております☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
朝夕は少しばかり涼しくなりましたが、昼の暑さはまだまだ続きそうですね。
服装が難しい時期です。ご体調にお気をつけ下さい★


さてさて、いつもは主に糖尿病患者様に栄養指導させていただくことが多いのですが、別の医院さんにて、透析患者様に栄養指導させていただく機会がありました。

腎臓の機能が低下すると、人工透析により腎臓の働きのお手伝いをしてもらうことが必要となります。しかし、人工透析で腎臓の働きを全て行うことはできません。
腎不全の時に比べてお食事制限は緩やかになるものの、薬物療法や食事療法が大変重要となってきます!

今回、栄養指導させていただいた25年間透析しているというA様。
他の方とは異なる方法で療養されており、私もA様を通じて、透析方法には様々あり、その方法によって食事内容に気をつける内容も多少異なることを学びました。

A様の治療方法とは、『オフラインHDF』というもの!
HDFとは、「血液濾過透析」のことを言います。普通の透析(HD)に加え、透析中に点滴を行い、その分の液も濾過します。
そのため、普通の透析に比べて濾過量も多くなるわけです。普通の透析では取りきれない小分子タンパク質などの除去効率が上がり、透析条件が良くなることが期待できるようです。

また、HDFには「オフラインHDF」と「オンラインHDF」とがあります。
透析を長期間続けると、合併症を起こす可能性があり、手の親指から中指にかけて痛みやしびれが出現し、ひどくなると手術される方もおられます。
合併症を予防することができることも、HDFの特徴のようです。

患者様によっては、透析時間も異なりますが、A様は6時間の透析を週3回されています。
そのため、タンパク質の漏出が気になる点であるとA様より意見がありました。
最近はご家族様と同じ食卓内容ではありますが、透析前でもアルブミン値や総タンパク質といった数値が低い状態が続いておられるようです。
塩分・リンが多い食材に注意し、タンパク質の制限に関しては厳しく注意されなくても良いだろうと、同席いただいた看護師様とお話しました。

患者様によって食生活が異なるのはもちろんですが、透析方法の異なりによっても栄養指導の内容にも変化をつける必要があると実感した栄養指導でした。

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先日、ぶどう狩りへ行ってきました♪
写真はまだ未熟なぶどうですが、熟したぶどうはおいしかったです。
水分でお腹がいっぱいになりましたっ。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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