辻本実希のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
最近、社内のレイアウトを変更しました。
社長・部長の目の前の席となり、少し緊張しながら仕事に取り組むことになりましたが、以前と場所が変わると景色が違って、少し新鮮な気分です★


さて、今回は『プロジェクト』の話を少し。
社長のブログにもありますが、はーとの管理栄養士は様々なプロジェクトに携わっています。
私は先日まで『腎臓病プロジェクト』にも携わっていて、日本食糧・栄養学会の発表を終え、卒業しました。
少しの期間かけもちしていましたが、今は『嚥下プロジェクト』1本です!
以前に大都さんのブログでもありました【嚥下・咀嚼サポートサービス】の中心機関となっています。

この『嚥下』ですが、なかなか奥が深いんですよね。
勉強しても勉強しても、今1つ…。難しく感じてしまいます。
きっと未知な世界だからでしょうか。取り扱い商品の試食などをしても、嚥下・咀嚼がしっかりしている中で食べても実感が涌きにくい部分もあります。
でも、自分にとって新しいことを知ること、知識が浅いものを深めることは大変楽しいと感じています♪


先日、プロジェクトメンバーの藤本さんと一緒に、嚥下食ピラミッドに区分される嚥下レベルが3と言われる「ペースト状」や「ミキサー状」のもの、レベルが4と言われる「食材の形はあるが、歯ぐきや舌で潰せるくらいの軟らかさ」のものを中心に1週間の献立を立ててみました。
形があるのとないのとで、見た目の美味しさは違うものだなぁ…と。
やっぱり、食事は楽しむものですから、見た目の美味しさも大事です!

そしてもちろん、利用者様によってニーズは異なると考えられるため、食事準備される際に1品プラスされる商品が必要なのか、または食卓全てを揃える必要があるのか、の見極め・アドバイスも必要です。
それらも含めて商品の選定アドバイスをさせていただくため、調理ができない方が食卓全てを揃える場合を推定して献立作成しました。

嚥下の状態は日々変化していくため、お届け希望の商品の注文があったタイミングで嚥下レベルの見直しなども行います。
嚥下のレベルに変化はないか?
いつもと発注の単位が違うのは生活背景に変化があるのではないか?
なども含めて確認し、その方に応じたアドバイスをさせていただきます!

まだまだ始まったばかりの【嚥下・咀嚼サポートサービス】
私の担当者様では事前面談はさせていただいたものの、まだサービスの利用が開始されていません。
配食と同様で、担当の管理栄養士が利用者様の食生活に少しでも介入させていただく機会を持つことで、食生活を豊かにし、QOLの向上に繋がるお手伝いができれば、と思っています☆
今後も日々勉強です!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
先日は父の日でしたね。皆様は何かされましたか?
なかなか日々の感謝を伝えるって難しいものですよね。


さてさて先日、要介護Ⅲで認知症のほぼ寝たきりに近いT様の自宅を訪問しました。
奥様も要介護Ⅰではありますが、旦那様に比べて足腰はしっかりとされています。

そんな中、まずは旦那様のお食事をお届けすることになりました。
奥様が立ちっぱなしの作業が困難となってこられ、旦那様の食事準備の軽減に利用したいとのことでした。

訪問した時に挨拶させていただく際、「お父さん、栄養士さん来てくれたよ」と。
いつも名刺をお渡ししているのですが、「私でなく、お父さんへ渡して」と。
「お父さん、食事を気に入ってくれるかなぁ、この食事なら大丈夫かしら・・・?」と。
奥様の頭の中にはいつも旦那様がいるんだなぁ・・・と感じたひと時でした★

きっと奥様にとっては、ご自身の食事準備の負担軽減は二の次で、旦那様がどれだけおいしく食事を楽しんでくれるかを考えておられるのだと思います。
健康バランス食のお届けになるため、月に1回の行事食などもお楽しみいただけることと思います♪

10年以上前に、他社様で配食を利用されたことがあるようでしたが、口に合わずにやめてしまわれたこともあったようです。
お届けするお食事を気に入っていただくことも大事ですが、奥様の負担軽減にも繋がるよう、飽きない工夫の1つとしてケアマネージャー様と提案したのが、週2回の夕食のご利用でした。
奥様も「毎日となると嫌になるだろうから、週2回くらいが良いかもしれない」と言って下さり、もうすぐ利用が始まる所です。


T様のように、適した食事提供の頻度はお1人お1人それぞれだと思います。
それだけに、私たち相談員の提案力も求められるので、難しい所です!!

T様とは利用目的は異なりますが、最初の訪問時には食事療養にとても意欲的で、毎日の昼・夕の利用が開始しても、すぐに食事利用の停止に繋がってしまう方もおられます。
停止される理由も様々ですが、もしかしたら食事の頻度や内容が変われば、食事療養への意欲が継続していただけるかもしれないと思います。

だから、そんな時には担当の相談員(管理栄養士)に一度ご相談下さい!
その方にあった食事利用の頻度や食事内容を提案させていただきます!!
頻度が少なくても、食事が療養食でなく普通食へ変更したとしても、私たちが介入する機会があれば、意識から行動に移せる可能性があります。
全てをやめてしまうのではなく、ご自身でがんばろうと思われた気持ち、はーとを利用しようと思われた気持ちを大事にしたいなぁと思います☆

今後もお食事の利用頻度に関係なく、はーとの食事を利用することで、何か少しでもお役に立てれたら嬉しいです★


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
雨の日にも紫外線はたっぷり降り注がれているそうですね。油断大敵の季節です。
主に外へ出るため、紫外線予防と水分補給をしっかりしていきたいと思います!


さて、先日ご自宅へ栄養相談のため訪問させていただいたA様。
2年ほど前からお食事をご利用していただいています。
A様は糖尿病性腎症の78歳・女性。介護認定では自立と判断される、お元気な方です。
ご自身では「もうダメだ…」とよく言われていますが、A様のペースでしっかりと療養されています。

A様は元々毎日の昼食+夕食をお届けしていました。
たまに、毎日の昼食のみにしてみたり、または週3回の夕食のみにしてみたり、または毎日の昼食+1日置きの夕食にしてみたり、一旦ご利用を停止されることもあります。
いつもA様は「勝手なことばっかりしてごめんねぇ。」と言われますが、良いんです!
A様のペースで食事療養が進められているのであれば、全く問題ありません!!
目安になる教材が定期的に手元に届く(定期的にお食事のお届けがある)ことでA様の安心に繋がっているのでしょうね◎
ご利用の頻度の変更はお気になさらずに、といつもお話しています★

A様は食事の利用を停止されることがあっても、食事療養は必ず継続して下さる方なので、安心です。
ただ、いつも「自分でやってみようと思うんだけど、やっぱりはーとさんの食事を食べていないと検査結果が悪くなるのよ」と食事の利用を再開して下さいます。

この間は、息子様に1人にさせておくのは不安だと言われ、東京で同居されることになるかもしれないと知らせが入りました。
A様の食事療養のお手伝いも最後になるんだなぁ…と何だか寂しく感じながらも、お電話してみました。
すると…「違うのよ、私は自宅へ帰って、ちゃんと食事療養したいの!やっぱりはーとさんじゃないとダメだわ!」と。
ありがとうございます☆


A様とお話していてふと感じさせられること…、何気ない『やっぱり』という言葉が嬉しいんです☆
栄養相談をさせていただいても「あぁ~、やっぱり!」ってよく言って下さるんです。
A様のように『やっぱり』とご納得いただけるようなサポートを今後も努めて行きたいと思います!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
こんなに早く梅雨入りするなんてっ!
暑くなったと思えば、涼しい日が続き…、環境の変化についていくのも大変ですね。
カッパが手放せない季節です。夏も早くにくるのでしょうか??


さて先日、もうすぐ電話の受付時間が終わるというギリギリの時間帯、19時前頃にT様から「食事が早くほしい!今からでも相談に来てほしい!」とたまたま立ち寄ったお店の電話から連絡してこられました。
急いでおられたのか、名前・住所のみ告げられ、すぐに電話を切られたT様。

しかし、当日は時間上お伺いすることが難しく、翌日T様のご自宅へ伺いましたがご不在でした。
詳細不明の中の訪問で不安な部分もありながらも、食事を・はーとを必要とされている方がいるのだと思うと、自然と足が向かっていました。

訪問させていただいた同日に、近くのご利用者様にお食事をお届けしていた配送員さんにも声をかけて下さっていたT様。
やっぱり食事を必要とされていたのだなぁと感じました。

配送員さんよりパンフレットを渡してもらえていたため、メモ書きを残してT様宅を後にしましたが、1週間ほど経っても連絡はない状態です。
連絡がないのであれば、何とかお食事の確保ができておられることなのだろうと思っています。

何をきっかけに、はーとを知って下さったのか、食事が本当に必要なのか、今はどうされているのか、などなど気になる点はたくさんありますが、またお食事が必要なのであれば連絡がくることだろうと思います★
しっかりと詳細が把握できた上で訪問するのが良いだろうと思いますので、T様、ご連絡お待ちしていますね!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。

宮川さんのブログにもあるように、5月14日・15日と「日本栄養・食糧学会」に参加するため、東京に行ってきました!
島田さん・宮川さんと、腎臓病患者様の症例を発表してきました。
内容は発表者の島田さんがまたブログで書いて下さることかなぁと思いますが…、少しだけ★


腎臓病患者様の症例、2例を発表しましたが、うち1例は私が担当させていただいているY様。
現在もお食事の利用を継続して下さっています。

お食事の利用が始まり8年が経ちます。ご利用2年前から腎機能が低下され、一時は「このままでは透析しないとけない」とまで言われていましたが、今も腎機能は維持されています。
体調を崩したり、食事療養に少し気が緩んだ時期が重なり、最近は少し数値が上がっていますが、いつも検査結果を見せて下さり、電話や訪問にて栄養相談させていただいています。
学会で発表させていただいたことのご報告も兼ね、また近々に訪問させていただく予定です★

昨年になりますが、学会発表するにあたり、Y様に発表の許可をいただきに行った時、Y様から「病状がこんなに長期間維持しているのは本当にありがたい!食事療養の大切さを他の腎臓病の方にも知ってもらいたい。自分のことを発表してもらって、たくさんの人にそれを感じてもらえたら嬉しい!」とのお言葉をいただきました。
そのようにY様に感じていただいていることが、私には大変嬉しかったです☆
これからも、腎機能を少しでも長く維持できるよう、お手伝いさせていただきます!


P1000628.JPG

学会発表前祝いで、六本木ヒルズにて美味しいディナー&キレイな夜景☆
宮崎社長、ありがとうございました!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」