辻本実希のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
新緑の季節ですね♪
今日は初の試み!健康バランス食で、にぎり寿司を提供しました。
皆様喜んでくださったかなぁ・・・♪
100513_215537_ed.jpg


さて、先日健康バランス食をご利用いただいているU様のご自宅へ訪問してきました。
U様はお一人暮らしの男性。奥様がご逝去されるまで、食事準備なんてしたこともありません。
そんな中、食事の欠食・脱水により入院され、病院で当社を知っていただきました。
1日1食だけでも、バランスの良いものを食べた方が良いだろうと、いろんな配食会社がある中、当社を選んで下さいました。
本当にありがとうございます!!

しかし、U様。当社に不満をお持ちのようです。
やはり毎日の夕食のご利用となると、飽きてこられた様子です。
つい先日は「毎日が同じような料理で、今日は特に安い材料ばかりを使ってっ!」と少しお怒りの様子でお電話がありました。
「とにかく金額が高いっ!!高いなら高いで、もっとおいしいものを提供してほしい!」と言われ、何とかならないのか、と訴えられました。
もちろんお食事提供面において、当社も日々努力・改善を凝らしています。
しかし、普通のお弁当屋さんとは違うのです、とお話しましたが、上手く伝わりません。
ご納得されないまま、電話をガシャンと切られてしまいました。

当日に訪問して、直接話そうかと考えましたが、U様も私も、1日経つと少し気持ちの整理もできるだろうかと考え、翌日に訪問しました。


直接お会いすると、案外すんなり気持ちよく迎えていただき、ゆっくりお話を聞くことに。
食事内容に不満はあるようですが、当社の特徴的な部分を知りたいわけではなく、U様が必要としていた言葉は、「嘘でも良いから、今後改善すると言ってくれたら納得したのに・・・」と。
電話でもお伝えしたはずなのですが、何分興奮されていたことと、確かに料金のことを気にされていたため、U様が必要とされていた言葉とは違うことを伝えていたのかもしれません。
私も、U様の気持ちを十分に察知できていなかったと反省しました。
U様にはご意見を参考にさせていただくことはもちろん、今後の食事提供の工夫点にさせていただく旨をお伝えしました。
やっぱり直接会うことで、お互いの気持ちを理解しあえるのだなぁと改めて思う出来事でした。

また、久々にお会いしたU様はとても元気なご様子で、退院直後にお食事ご利用前の面談でお会いした時よりもとてもイキイキしておられたように思います。


電話口で話すだけでなく、直接会って、面と向かって話すことで、伝わること伝えたいと感じておられることが理解できるのだろうと思いました。
心と心が繋がった瞬間★まさに、『はーと&はあと』でしょうか☆★
今日のにぎり寿司もお口に合っていますように。


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
何だかゴールデンウィークから急に暑くなりましたね。皆様楽しい期間を過ごせましたか?
外を歩くと周りの方の服装から季節を感じます。紫外線に注意の時期ですねっ!


さて、毎週土曜日に医院さんで栄養指導を担当させていただいているのですが、娘や孫のようにお話して下さる方や、友達のように「聞いて、聞いて」とお話して下さる方など様々で、毎週いろんな方から元気をいただいています。
中には、私のことを『先生』なんて言って下さる方もいて、この呼ばれ方は何だか少し恥ずかしく、背中も気分もシャキっとする気がします。

『先生』って教えるイメージですけど、違うんです。私が逆に患者様から教わっている側なんです。
性別はもちろん、最近は10代の若い人の糖尿病患者様も増えてきました。自分よりも年下の方から、おじいちゃん・おばあちゃん世代の80代くらいの方まで、性格はもちろん病状や生活背景も異なりますから、話し方や内容だけでなく、話すスピードなども、その時々で異なります。

そこが難しい所でもあるのですが、栄養指導は知識を提供するだけの場ではありません。
もちろん必要なことでもありますが、私は今目の前の『あなた』に食事療養を継続していただけるよう、また普段の生活に少しでも食事療養を取り入れていただけるよう、「意欲→行動」へと導く手助けしていく役目だと思っています。
先月療養が上手くいかなかったのであれば、今月はどのようにするべきかを一緒に考え、『あなた』の将来のためにも、一緒に食事療養を進めていきたいと感じています★

ゴールデンウィークに気が緩んで、検査数値が悪化してしまっている方もいるかもしれませんね。
少しずつで結構なんです。前に進んで行きましょう!!食事療養は「継続は力なり」ですから☆
今後も病状の改善のお手伝いをさせて下さいね!


今年はめずらしく遠出をしました。なんとグアムっ♪2日間のハードスケジュールでした。
もっと良い写真を載せられたらよかったのですが・・・。
リフレッシュした分、今日からもがんばります!!

   


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
気温差の激しい毎日ですね。健康管理が重要な季節です。


さて先日、ある企業さんの健康フェスティバルに参加させていただきました。
実は、昨年も参加させていただき、今回は2度目の参加となりました。

昨年は『①に食事!②に運動!』をテーマに、バランス良く食事を食べて、ちょこまかした運動をすることで、1年で3kg減少させよう!というものでした。
今年は『塩分の取り過ぎにご注意!』をテーマに、高血圧を防ぐと共に、高血圧から導かれる疾病を防ごう!というものです。
企業の社員さんが対象のため、入りたての20代の新人さんから、60代の管理職の方まで様々です。
仕事の合間に検診を受け、その後に栄養の話も聞いてもらえるように、といった流れを作っているため、ほとんどの方が立ち止まって媒体を見て帰って下さったり、答えて下さったクイズの答え合わせなどを一緒にさせていただきました。

少しでも減塩や野菜の摂取を意識づけていただけるようにと、一緒に参加した管理栄養士さんと2人で、70人近くの方に1人ずつ、栄養のお話をさせていただきました。
ほんの数分で伝えたいことはたくさんありますが、話を聞くことも大切で、なかなか難しいものがありました。
しかし、それが勉強になる大きな要素であって、これだけは伝えようというポイントを見極めることが大変重要になってきます!
2度目となっても、なかなか難しかったですっ。

中には、「今度結婚するんです。旦那さんは腎臓病で、同じ食事を食べていたらあなたまで別の病気を発症しますよ、ってお医者さんから言われて。今はまだ一緒に住んでいないため、週末のみの食事準備だけど、これからは毎日になるし、どうしたら良いですか?」や「塩分摂取には十分気を付けてるんです。実は腎臓病を患ってるからなんです。蛋白質やカリウムにも気を付けないといけないし…。」という方もおられ、腎臓病の方が増えてきておられるなぁという実感もありました。
少し当社の説明もさせていただき、あなたの、あなたのご家族の、食事療養にお役立て下さいとお話をしました。

この新婚の方のように、1人で全てを抱え込んでは、奥様の負担が大変大きいものとなり、なかなか食事療養を継続することがしんどくなってしまいがちです。
また目安量となるものがないと、いつの間にかご病状が悪化してしまっていた、などもよくお聞きします。

配食があることで、これだけ食べていれば良いんだという安心感と、今後の病状経過への負担や心配を和らげられるのだと思います。いや、絶対そうです!
あなたからのお問い合わせをお待ちしています☆



媒体の1つとして、当社の食事をお届けさせていただきました。
また、コンビニやスーパーでよく目にしたり、よく食べたりする商品を集め、塩分量が実際どのくらいなのか実感していただけるようにと準備しました。
やっぱりカップラーメンやカップ焼きそばの塩分ってスゴイですね。
『塩分摂取は1日男性で9g未満・女性で7.5g未満にしましょう』といわれているのですが、今回用意した物は、カップラーメンの塩分6.4g・カップ焼きそばの塩分4.8gでした。
塩分の取り過ぎにご注意です!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
今年は気温差が激しかったり、天気もコロコロ変わることが多い気がしますね。
さくらの絨毯の上を走りまわりながら、薄着で会社を出発してしまったことに後悔することが多い、今日この頃です。


さてさて、先日透析クリニックさんで勉強会を行ってきました。
この透析クリニックさんは、入院・外来の方へ当社のお食事をお届けさせていただいています。

担当させていただいて、1年半ほどが経ちますが、初めての勉強会★
今までも、勉強会をしてほしいと様々なところでお声をかけていただくこともあるのですが、やはり人前で話すことってなかなか慣れないですね。今回も緊張でしたっ。

テーマは「透析導入に伴う食事のポイント~できることから始めてみましょう~」
今までよりも、もう少し食事療養に意識を向けていただける機会となるように、とお話させていただきました。

今回は外来の方を対象ということで、外来患者様・ご家族様、全員で25名ほどでした。
食事準備をする方が参加して下さったこともあり、様々な質問が飛び交いました。


透析を行うにあたって、なぜ食事療養が必要であるのか…、から始まり、食事の留意点などをお話しました。
中でも、体重の増加を指摘される方が多く、体重増加を防ぐために食事を十分に食べない方も多いようで、体重は適正範囲内ではあっても、貧血傾向にある方が多いようです。
エネルギー不足では逆に腎臓に負担をかけてしまいます。身体を作っているたんぱく質を分解し、エネルギーを作り出そうとしてしまうのです。
また、カリウムという数値を上げてしまう原因にもなります。
しっかり食事を食べた上で体重管理をしていけるように、看護師様と一緒にお伝えし、塩分・水分の管理の話を中心にお伝えしました。
簡単なクイズなどを用いて、どっちの方が塩分や水分が多いのかなど、一緒に考え答えていただくことで、参加者様全員が一体となった気がしました。

また、一人暮らしの方や、食事準備がどうしても困難だった時など、外食やスーパー・コンビニに頼らざるを得ないこともあります。
そんな中、どうしても時の一工夫など、ポイントを話していました。

外での食事は、塩分・油分が多くなってしまう点やカリウムを削減させるための茹でこぼしという工程が行われていないという点などがあります。
その中でもどちらかといえば、おにぎりなら梅干や昆布など塩分の多いものよりツナマヨなど、塩分控えめでカロリーも摂りやすいものを選んだり、お惣菜なら青菜の煮浸しよりきんぴらごぼうやマカロニサラダなど、こちらもカロリーを摂取しやすいものを選んでいただきたい、というようなお話をしました。
また、インスタント食品や加工食品・練り製品にはリンを多く含んでいます。塩分の過剰摂取を防ぐためにも注意が必要です。

もっと生活に密着したお話ができればよかったのですが、なにぶん集団栄養指導でもあったため、いただいた質問に十分にお答えできなかったこともあり、いろいろお調べした上で、返答させていただくこととなりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
この勉強会が、少しでも食事療養に意識を持っていただける機会となっていますように☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
2010年度もスタートを切りましたね★
2010年度はどんな方と出会えるのでしょうか??楽しみですっ♪


さて、ここにも出会いが♪
ある地域包括支援センターのケアマネージャーI様より「食事の利用を1日でも早くお願いしたい方がいるんです」と電話がありました。
「管理栄養士がしっかりサポートしてくれる配食をご自身から希望されてて。それで、コレは、はーとさんしかない!って思って紹介したんです」と嬉しいお言葉付き♪

名前や住所など確認していくと、お名前の登録がありました。
実は、5年ほど前にも一度ご利用下さっていたようです。

早速、ご利用者のY様に連絡をとってみると、「やっぱりそうなの?ケアマネージャーさんから、はーとさんの名前を聞いて、前に食事をお願いした所じゃないかと思っていたの」と、5年前のことを薄っすらとですが、覚えて下さっていました。

以前は旦那様のお名前のみの登録で、奥様分とで2食お届けしていました。
奥様が胃の手術をされたため、胃に優しい食事が必要となり、食事にわがままをよく言う旦那様の食事準備の大変さを軽減したいという意味もあってのご利用だったようです。

しかし、今回は旦那様の病状に変化があり、食事がまた必要になられたとのこと。
昨年に腎結石、今年に入ってから胆石が原因で、2週間ほど入院されていました。
油物は控えるようにと医師から注意を受けて帰宅されてきましたが、奥様の食事準備では安心できない点があり、また負担が増えてしまいます。そして何より、旦那様のわがままが大変なようです。

そこで早速訪問し、食事もすぐにお届けさせていただくこととなりました。
先日より、奥様には油物・繊維質・刺激物を控えた食事を。旦那様には奥様と似通った食事ではありますが、油物の制限を重視した食事をお届けしております。

旦那様のわがままのため、食事が継続できるかどうかわからない、と言われていましたが、ご病状の改善のため、病状が安定するまではご利用下さいますようお願いしてきました。


新しくご利用下さる方で「食事の継続ができるかどうか…」という言葉を耳にすることはよくあります。
食事療養は1日や2日、すぐに結果にでてくるわけではありません!根気強く、継続が必要です!!
検査の結果や体調の変化など、まずは病状が安定するまでは続けてみましょう。
ご本人様のがんばりは必ず結果として現れてきますから☆


先日、入退院を繰り返している糖尿病のN様より、食事を停止したいと電話がありました。
N様にも食事療養の大切さや、入退院の繰り返しを防げなくなること、病状が進行すると、更に食事の制限が出てしまい、好きな物も食べられなくなることなどお伝えしましたが、残念ながら想いは伝わりませんでした。
コレを、私たち専門の相談員(管理栄養士)は、ご本人様の病状改善を願い、もっともっと早期から伝えていかなければいけない、と反省・実感した日でした。

『在宅での食事療養の継続』とは、なかなか難しいものではありますが、食事の必要性を伝え、1人でも病状が改善されるよう、お手伝いしたいと思います。
今年度、気持ち新たに自分を見返し、努力の年にしたいと思います★


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」